環境会計
理想科学は環境保全活動を効率的かつ効果的に推進するため、2002年に環境会計を開始しました。それを受け、環境保全のためのコストと、その活動により得られた経済効果を、定量的に認識しています。
2017年度の状況および集計結果
2017年度は2016年度と比較し、地球温暖化防止対策のコスト(投資額+費用額)は、13,112千円減少しました。継続して省エネ効果の高い照明や空調への入れ替えなど積極的な投資を行い、経済効果は1,108千円の増加となりました。
リユース機等の生産量は増加しました。リユースパーツの生産も推進したため、省資源・リサイクルの推進コストが32,146千円増加しました。
- 対象期間:
- 2017年度(2017年4月1日〜2018年3月31)
- 集計範囲:
- 理想科学工業株式会社国内事業所(筑波事業所、霞ヶ浦事業所、宇部事業所、理想開発センター、本社部門および営業拠点)
なお、営業拠点については、「省資源・リサイクル」「EMS構築・運用管理」を集計対象としています。
(単位:千円)
活動の区分 | 分類 | 環境保全コスト | 環境保全効果 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
環境保全活動 | 投資額 | 費用額 | 経済効果 | 内容 | ||
地球温暖化防止対策 |
|
|
48,729 | 1,618 | 1,948 |
|
省資源・リサイクルの推進 |
|
|
0 | 344,356 | 410,695 |
|
環境コミュニケーション |
|
|
0 | 18,140 | 0 |
|
緑地 |
|
|
0 | 3,000 | 0 |
|
法規制遵守 (公害防止対策、環境汚染防止) |
|
|
0 | 29,440 | 0 |
|
グリーン調達 |
|
|
0 | 7,684 | 0 |
|
EMS構築・運用管理活動 |
|
|
0 | 9,732 | 0 |
|
総計 | 48,729 | 413,970 | 412,643 |
集計の方法・考え方
- 環境保全コストや経済効果の把握の仕方は、環境省の「環境会計ガイドライン(2005年版)」を参考にしています。但し、コスト分類については、当社独自の分類に合わせて変えています。また、環境保全コストの費用額に減価償却費は含めていません。効果については、実質的効果(確実な根拠に基づいて算定される)といわれる収益と費用節減を計上しています。実質的効果以外の推定的効果は計上していません。
- 詳細については、環境経営報告書をご参照ください。
環境経営報告書はこちら >>