販売・物流における取り組み

理想科学は、環境負荷の低い輸送手段への転換(モーダルシフト)の推進や、繰り返し使用ができる梱包資材の採用などを通じて、販売・物流時のCO2排出量や廃棄物の低減に取り組んでいます。

モーダルシフトの推進

当社は、トラックによる幹線貨物輸送を、大量輸送が可能な鉄道や海運など環境負荷の少ない輸送手段に変更するモーダルシフトを推進しています。

*モーダルシフト:
一般に輸送手段を変更することをさしますが、とくに温室効果ガスや窒素酸化物の環境への排出をより少なくするために、トラックや航空機による輸送から鉄道や船舶による輸送に切り替えることをいいます。

共同配送の取り組み

共同配送のしくみ

共同配送のしくみ

当社は、2003年10月より、クリナップ株式会社と、最適配送計画支援・運行管理システム(SLIM)を活用した共同物流を実施しています。
この取り組みによって荷物の運送効率が向上し、貨物輸送量(t・km)当たりの燃料消費の削減につながっています。

*SLIM(Strategic Logistics Information Model):
「SLP(Strategic Logistics Partners) 研究会情報センター」で配送情報などを集約、一元管理し、積載効率、運行効率の向上を図るもので、荷主企業が、支店・営業所、代理店、販売店などへの納品時間、荷量、容積などの情報をインターネットから確認することができる。( カーゴニュース第3071号より引用)

使い捨て梱包材の使用削減

リターナブルラック

リターナブルラック

物流時に発生する廃棄物削減の一環として、リターナブルラックを繰り返し使用することにより、使い捨てとなるダンボールや発泡スチロールなどの梱包材の使用量を削減しています。

ミルクラン(巡回集荷)

巡回集荷の仕組み

巡回集荷の仕組み

納入業者が個々に工場へ材料や部品を納入する方式から、当社が1台のトラックにより複数の仕入先を巡回して集荷・納品するミルクラン方式を、日本と同様に海外の製造工場でも採用しています。これにより、積載効率が高まり輸送コストが低減するだけでなく、輸送トラックが排出するCO2の低減にもつながり、環境負荷の低減に役立ちます。

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