理想の約束:大切にしてきたもの

理想科学工業 取締役人事部長 高橋康信

人事部長が語る 理想の約束

1.理想科学が大切にしてきたもの

常に理想を高く掲げ、新しい孔版印刷の技術に挑んできた軌跡

当社の根底に流れる思想は、「理想」科学という社名にすべて込められています。 創業時は戦後の混乱期で、日本の行く末はまったく見えない時代でした。「"理想"という言葉は美しい。だからこそ、人は理想を失ってはいけない、どんなときでも理想を貫いていこう」と、創業者である羽山昇は心に決め、これを社名としたのです。以来、この姿勢は今も会社に脈々と受け継がれています。

当社が、創業以来こだわり続けてきたのが"孔版印刷の技術"です。"孔版印刷"とは、版に孔(あな)をあけてそこからインクを浸透させる印刷方式で、いわゆる謄写版印刷(ガリ版)のこと。多くの大手企業が孔版技術からオフセット印刷へ転換していく中で、理想科学は敢えて孔版技術にこだわりつづけ、まだ誰も知らない「新しい孔版」の誕生へと挑み続けました。その過程で、家庭用簡易印刷機である「プリントゴッコ」を、そして世界中から高い評価を得た全自動孔版印刷機「リソグラフ」を世に送り出したのです。

コミュニケーションを育むために世界の「教育の現場」に製品を提供

私たちはペーパーコミュニケーションを通して社会に貢献していきたいと考えています。そのために研究開発を続け、新しい製品を世に送り出してきました。
当社は、創業以来、学校をはじめとする「教育の場」に積極的に製品を提供してまいりました。人が社会的な意味でのコミュニケーションをスタートさせるのは、教育の場にほかなりません。これは、どの国においてもいえることでしょう。ですから私たちは、教育の場を中心に、国内のみならず世界150ヵ国以上において確かな実績を築いてまいりました。

現在コミュニケーションのスタイルそのものが、パソコンや携帯電話の普及で大きく変わりつつあります。しかし、「紙を使ったわかりやすく確かな情報伝達、温もりのあるコミュニケーション」の役割は、むしろ大きくなっているのではないでしょうか。これからも私たちは、時代が求める技術を開発し製品として実現するために、「より高い理想を掲げ、目の前の問題を一つ一つ解決し、進んでいく」という不変のスタイルを貫いていく考えです。

理想の約束1 いかなるときでも理想へのあくなき希求を忘れず、正々堂々と事業を行うことを誓います。
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