
「RISOGRAPH」や「GOCCOPRO」
「MiScreen a4」の製品を使って
数々のRISO ARTを生み出すアーティストをご紹介。
個性溢れる世界観とアーティスティックな印刷。
作者の想像を超える素敵な仕上がり。
ZINEや絵本、ポストカード、ポスターなど
唯一無二のART作品をご覧ください。

「RISOGRAPH」や「GOCCOPRO」
「MiScreen a4」の製品を使って
数々のRISO ARTを生み出すアーティストご紹介。
個性溢れる世界観とアーティスティックな印刷。
作者の想像を超える素敵な仕上がり。
ZINEや絵本、ポストカード、ポスターなど
唯一無二のART作品をご覧ください。
ZINE
印刷で遊ぶワクワク感を伝える
イベントで制作

HandSawPress
安藤僚子さん
"Hand Saw Press ハンドソウプレス"リソグラフの印刷機と木工工具のあるD.I.Yスペース。建築家の菅野信介(アマラブ)、空間デザイナーの安藤僚子(デザインムジカ)、食堂店主の小田晶房(map/なぎ食堂)という、バックグラウンドも得意分野も異なる3人が、東京と京都の2拠点で活動。本やZINEの出版、ポスターやアートブックの印刷、日曜大工など、場所とツールを町にひらくことで、人、都市、世界のいまとつながるものづくりを続ける。
作品について
子どもから大人まで
みんなでつくったイベント作品。
これらのZINEは、フェスティバル/トーキョーという毎年開催される芸術祭で、「とびだせ!ガリ版印刷発信基地」というプログラムの中で、子どもから大人まで多くの参加者と一緒につくった作品です。2019年と2020年のフェスティバル期間である1ヶ月間、豊島区大塚駅南口の駅前商店街の空き店舗の会場にリソグラフを持ち込み、誰でも参加でき、ZINEづくりができる印刷発信基地を開きました。2020年はコロナ禍での開催だったので、リソグラフを乗せた印刷トラックで公園に出張し、POP-UP印刷所も試みました。




製品を使ってみての感想
簡単に操作でき、すぐ印刷できるので
イベントでもとても活躍しました。

原稿をその場でスキャンして、すぐに印刷できる即興性が、フェスティバルのようなイベントで使う時にとても良い点だと思います。
だれでも簡単に操作でき、発色の良いカラフルなインクの印刷物が早くたくさんできるので、リソグラフがコミュニケーションツールになっている点が面白いです。

RISOGRAPH
2色刷り×色付き用紙
絵本
想像力を掻き立てる仕上がりを
リソグラフで表現

画家・絵本作家
井上 奈奈さん
画家・絵本作家。京都府舞鶴市生まれ、東京都在住。16歳のとき、単身アメリカへ留学、美術を学ぶ。武蔵野美術大学卒業。国内外での個展やアートフェアにて作品発表を続け、近年は絵本作品を発表。2017年には著作の絵本『ウラオモテヤマネコ』『くままでのおさらい』の二作品が舞台化。2018年、絵本『くままでのおさらい』特装版がドイツライプツィヒにて開催された『世界で最も美しい本コンクール』にて銀賞を受賞。
作品について
「世界で最も美しい」と
評価された絵本。
この絵本は、2016年に発表した『くままでのおさらい』という作品です。この本は、私が幼いころから他者との“境目”に興味があり、絵本を通じて考えたいと制作した絵本です。絵本では、主人公の女の子がお皿の上に乗った動物を食べ、その動物に成り代わった姿で恋人に無償の愛を捧げる姿を描きました。その世界観をリソグラフの印刷の味わいを生かしつつ厳選した色数で表現しています。絵本の世界観と装幀が評価され、2017年の「造本創装幀コンクール」の日本印刷産業連合階会長賞、2018年「世界で最も美しい本コンクール(ドイツ)」で銀賞を受賞しました。




製品を使ってみての感想
仕上がりが想像を超えてくるので
とても魅力的です。

リソグラフによる印刷は、一枚一枚を手で刷ったようなインクののり具合、味わいや、予期しない色の重なりなどがすごく魅力的です。
印刷での味わいを生かしつつ、厳選した最小限の色数で表現した絵本は、シンプルで想像力を掻き立てるような仕上がりになりました。

RISOGRAPH × 多色刷り
ポスター
こだわりの印刷技法で
個性的な世界観を表現

イラストレーター
松本 沙希さん
東京農業大学、桑沢デザイン研究所ビジュアルデザイン卒。MJイラストレーション修了。グラフィックデザイナーとして就業後、渡英、のちプラハ工芸美術大学(UMPRUM)イラストレーショングラフィック科修士課程を修了。チェコ親善アンバサダー。
作品について
リソグラフやシルクスクリーンなど
印刷技法にこだわった作品の数々。
モノクロのポスターは、「鏡のうしろ」という作品で、チェコの地下鉄駅Karlovo namesti通路にあるにあるショーウインドウギャラリー nikaでの展示用ポスターです。3色のカラフルなポスターは、「Tokkuri 2」という作品で、リソグラフ印刷とシルクスクリーンを使ってコンビネーション実験したものです。




製品を使ってみての感想
仕上がりのテクスチャーに
独特の味が出てとても面白いですね。

プラハ工芸大学在学中にリソグラフを知り、教授に勧められて使ってみたのですが、仕上がりのテクスチャーが非常に面白く、奥が深いと感じました。学内でもリソグラフ人気は高く、予約しないと使えないほどでした。

RISOGRAPH × シルクスクリーン
ポスター
リソグラフは機械でつくる
現代の版画表現

イラストレーター
タワタリ
ナツキさん
1992年生まれ、神奈川県在住。武蔵野美術大学で銅版画を学ぶ。版画の質感を取り入れた作風で、物語性のあるどこか懐かしいようなイラストを描く。現在、フリーのイラストレーターとして、国内外問わずに活動中。
作品について
水面や影などの色の重なりや
透明感を意識して表現。
この作品は、プールです。水面や影などの色の重なりや透明感を意識して色を選択し5色のインクを使って印刷しました。デジタルで作る版画ですが、全てが同じ仕上がりにはならないところが面白く、いろんな遊びにチャレンジできました。




製品を使ってみての感想
色の重なりをイメージしながら
現代の版画表現ができる所が面白い。

大学では版画専攻だったのでさまざまな版画を経験しましたが、リソグラフは機械で出力する手軽さだけではなく、自分でインクを変えたりデータの濃度を変えてみたりと、まさに現代の版画表現として新しい表現方法ですね。原稿データの作り方次第で、さまざまな表現方法ができるのも魅力だと感じました。濃度ごとの色の出方や重なりが特長的なので、今後はその特長をもっと生かした作品作りをしていきたいと思います。

RISOGRAPH × 多色刷り
ポスター
鉛筆の筆感を活かした
やわらかい仕上がりに

イラストレーター
Chisa Kadowakiさん
宮城県栗原市生まれ、神奈川県在住。アクリルや油絵での作品作りを経て、現在はデジタル作品をメインに活動。2012年、仙台市にて初個展を開催。その後、同時期に仙台市の寿司店にて常設展を10か月間行う。翌2013年、下北沢において2か所同時開催の個展などの活動を経て、現在は書籍の装画や挿絵、個別のオーダー作品なども行っている。
作品について
日常にあるあたたかいシーンを
優しい風合いで表現。
日常にこそドラマがあり、物語があると思ってモチーフを選んでいます。この作品でモチーフにしたのは「猫」です。誰の心にもあるあたたかな良いものを発掘する道しるべになるような作品にできたらと思って創作しました。どこか懐かしさを感じるリソグラフの優しい風合いは、私自身が表現したい世界観に合っていると思いました。鉛筆の筆感を活かした印刷で猫の雰囲気がやわらく仕上がりました。




製品を使ってみての感想
新たな表現方法を
試すきっかけになりました。

作品が紙に印刷される様子を実際に確認しながら進めていけることが新鮮でした。かすれやズレを楽しむ印刷は初体験で、新たな表現方法を試すきっかけになりました。単色での作品の雰囲気も気に入っています。色の優しい発色も、インクしだいでガラッと変わることを楽しめました。

RISOGRAPH × 多色刷り
カレンダー
儚く軽やかな期間限定の作品を制作。

イラストレーター
宮岡瑞樹さん
1992年愛媛県生まれ。2016年愛知県立芸術大学卒業。デザイン事務所勤務を経て、2022年からフリーランスのイラストレーター、グラフィックデザイナーとして活動。作品を見た方に少しでもポジティブで落ち着いた気持ちになっていただけるように、柔らかい色やすっきりとした形を選ぶように心がけている。
作品について
繊細なタッチで描いた期間限定
夏のカレンダー。
リソグラフはズレ、かすれ、インクののり方などの特性から儚く軽やかな印象があります。そのイメージから恒久的なものではなく期間を限定した作品を作りたいと考え、身の回りで見つけた夏を絵にした2022年の夏のカレンダーを作成しました。紙の手触りの違いやインクの相性の検討は悩ましくも楽しむことができました。




製品を使ってみての感想
CMYKの印刷では表現できない
発色と混色が魅力的でした。

作品を印刷する場合、無気質な印象になりがちなのですが、独特で温かみのある風合いや質感を作品に与えてくれました。CMYKの印刷では表現できない力強さがある発色と混色も魅力的です。また、細い線などの作品の細部まで精細に表現できることも発見でした。普段、作品はデジタルで仕上げることが多いので、手に取れる印刷物になることが純粋に嬉しかったです。

RISOGRAPH × 多色刷り
木製パネル
木製パネル × シルク印刷で、
独特な風合いを表現

イラストレーター
デザイナー
髙城 琢郎さん
1989年生まれ。神奈川県在住。広告制作会社でグラフィックデザイナーとして働いた後、‘16年にイラストレーターとして独立。
‘17年3月/‘20年3月にギャラリー・ルモンドにて個展を開催。現在は広告を中心に、雑誌やTVなど幅広い媒体で活動中。
作品について
かすれ感×木の質感が
独特な風合いを生んだイラスト作品。
2020年3月に開催した個展「ロード」に向けて制作した作品達で、「ロードムービー」をテーマに様々なシーンを描き、B4の木製パネルにシルクスクリーンで印刷しました。シルクスクリーンのかすれ感 × 木の質感がこの展示のテーマにピッタリだと考え、自宅でスクリーン印刷ができるMiScreen a4の導入を決めました。




製品を使ってみての感想
製版から印刷まで簡単かつ素早く行えるから、
制作スピードが格段に上がりました。

製版から印刷までの工程がとにかく簡単で、かつ素早く行えるため、制作スピードが格段に上がり、構想段階により多くの時間をかけることができました。また、MiScreen a4はコンパクトで場所を取らないので、シルクスクリーン印刷における全作業が自宅で完結でき、作品やグッズの追加印刷に柔軟に対応できるのもメリットかと思います。
色の重なりはIllustratorの乗算機能でシミュレーションしたのですが、思いがけず違う色になったり、版ズレしたり、いい意味で作品として味のあるものになりました。
また、木製パネルに印刷することで木目は透過したまま、発色は綺麗に仕上がるため、紙とは違う面白い効果が得られました。

MiScreen a4
多色刷り × 木製パネル
トートバック
イラストの世界観にマッチした
風合いある仕上がり

ブランディング会社
ondo inc.
2014年設立。「その想いを、人を動かす熱量に。」をコンセプトに掲げ、小さな企業のブランディングからパッケージデザイン、各種広告デザイン、web、映像まで幅広く手がける少数精鋭のクリエイティブ・プロダクション。近年では、オリジナルのPB商品の開発、販売まで行っている。
作品について
子ども向けお菓子の
キャンペーンプレゼント用に制作。
このトートバッグは、子ども向けお菓子「SUKUSUKU BALL」のキャンペーンプレゼントとして制作したものです。いつもお買い上げいただくお客様に喜ばれるグッズをプレゼントできないかと思い、シルクスクリーンに目をつけました。「SUKUSUKU BALL」のパッケージに用いている動物イラストを生かし、MiScreen a4を使ってトートバッグにシルク印刷をしたことで「SUKUSUKU BALL」らしい可愛い世界観のグッズに仕上がりました。お客様の反響もとてもよかったです。




製品を使ってみての感想
想像以上に簡単で驚きました。
重ね合わせた色のズレに可愛さと温かみを感じます。

SUKUSUKU BALLオリジナルのトートバックや限定商品などにMiScreen a4を活用しています。簡単な操作でデータから製版でき、すぐに印刷作業に取りかかれるところが便利ですね。手作り感のある仕上がりにも満足しています。小ロットで作れるので在庫を抱える必要もなく本当にちょうどいい製品です。今後は、小さなお子様にもシルクスクリーンを体験できる機会を提供できたらと考えております。

MiScreen a4
2色刷り × トートバッグ
小物
ポストカードをはじめ、
色々な素材のRISO ART
作品について
デジタルで描いたイラストが
風合いのポストカードに。
タブレットのアプリで描いたものをポストカードにしました。デジタルでイラスト作成しても手書き感やアナログ感を残したいなと思っていたのでリソグラフで印刷をしました。市松模様などの柄のものは、リソグラフ印刷で出たためし印刷の用紙で作成されたポチ袋です。テスト印刷でも、印刷の色味がきれいなので用紙を切ったりミシン縫いしたりして再利用しています。




製品を使ってみての感想
色の掛け合わせなどで、
イラストが違う表情になるのが面白いですね。

一度使ってみると製版ボタン1つで製版できるところ、色替えもすぐできるところがかなり良かったです。同じ絵柄なのに版画みたいで色の組み合わせや印刷位置で違いが出せたり、インクの重なった時の色の掛け合わせ、鮮やかな発色も魅力的でした。また別のイラストでもやってみたいと思います。

RISOGRAPH
多色刷り×様々な用紙