5章管理者の設定により影響を受ける機能管理者の設定により影響を受ける機能

機能相関図

管理者メニューの各項目は、お客様の環境にあった設定にしてお使いください。

以下の相関図を参考に管理者メニューを設定すると、より便利に本機を使用できます。

管理者設定により、ユーザーが利用できる機能

  • オプションのPostScriptキット利用時


以下の機能を各ユーザーが使用できるようにするには、管理者側で以下の設定を行います。

ユーザーが使用できる機能

管理者側で設定すること

パスワードの変更
(ログインパスワードを変更する)

  • [ログイン設定]を[ON]にする

  • [ユーザー設定]でユーザーを登録

[ホーム1]画面に表示される機能
(全てのユーザーに許可する機能の設定)

  • [ホーム画面カスタマイズ]-[表示設定]で、ユーザーに許可する機能を[ON]に設定する

初期値に登録
初期値をクリア

(よく使う設定を個人の初期値として登録する)

  • [ログイン設定]を[ON]にする

  • [ユーザー設定]でユーザーを登録

お気に入りの登録
お気に入りの編集

(コピー/スキャン/ボックス保存/USB保存でよく使う設定を、個人のお気に入りとして登録する)

  • [ログイン設定]を[ON]にする

  • [ユーザー設定]でユーザーを登録

    • [ログイン設定]が[OFF]の場合、[お気に入り]画面には管理者が登録した内容が表示されます。

保留文書
(パソコンからの印刷データを、ログインしてからプリントする)

  • [ログイン設定]を[ON]にする

  • [ユーザー設定]でユーザーを登録


以下の機能を、ユーザーごとに使用を制限する場合は、管理者側で以下の設定を行います。

[ログイン設定]が[OFF]の場合は、制限される機能はありません。

ユーザーごとに制限される機能

管理者側で設定すること

モード選択
(プリント、コピー、スキャンの各モードの使用を禁止する、または各モード使用時にパスワードの入力を必要にする)

  • [ログイン設定]を[ON]にする

  • [ユーザー設定]でユーザーを登録

  • [使用許可設定]で制限するモードを設定

カラーコピー/カラープリント
(カラーコピー/カラープリントの使用可否を制限する、カラーおよび単色のコピー/プリント枚数を制限する)

  • [ログイン設定]を[ON]にする

  • [ユーザー設定]でユーザーを登録

  • [使用許可設定]で機能制限を設定

ボックス保存(個人フォルダー)
(個人フォルダーを作成し、プリント ・ コピーで読み取ったデータを個人フォルダーに保存する)

  • [ログイン設定]を[ON]にする

  • [ユーザー設定]でユーザーを登録

  • [使用許可設定] : [プリントモード]、[コピーモード]のどちらかを[ON]にする

    • [プリントモード]と[コピーモード]の両方が[OFF]の場合はボックス機能は使えません。

ボックス保存(共有フォルダー)
(プリント ・ コピーで読み取ったデータを共有フォルダーに保存する)

  • [ログイン設定]を[ON]にする

  • [グループ設定]でグループを登録

  • [ユーザー設定]でユーザーを登録

  • [使用許可設定] : [プリントモード]、[コピーモード]のどちらかを[ON]にする

    • [プリントモード]と[コピーモード]の両方が[OFF]の場合はボックス機能は使えません。

  • [共有フォルダー設定]を設定する

ボックス利用

  • [ログイン設定]を[ON]にする

  • [グループ設定]でグループを登録

  • [ユーザー設定]でユーザーを登録

  • [使用許可設定] : [プリントモード]、[コピーモード]のどちらかを[ON]にする

    • [プリントモード]と[コピーモード]の両方が[OFF]の場合はボックス機能は使えません。

  • [共有フォルダー設定]を設定する

USB保存

  • [ログイン設定]を[ON]にする

  • [ユーザー設定]でユーザーを登録

  • [使用許可設定] : [スキャンモード]を[ON]にする

USB利用

  • [ログイン設定]を[ON]にする

  • [ユーザー設定]でユーザーを登録

  • [使用許可設定] : [プリントモード]を[ON]にする

ネットワーク設定により、影響を受ける設定項目とユーザーへの影響

本機をネットワークに接続して使用する場合は、[ネットワーク設定(IPv4)]または[ネットワーク設定(IPv6)]、[ネットワーク設定(詳細)]を先に設定しないと各機能の設定ができません。必ず[ネットワーク設定(IPv4)]または[ネットワーク設定(IPv6)]、[ネットワーク設定(詳細)]を行ってから、各機能の設定をしてください。

  • 利用が制限される機能があります。(参照)

管理者側の設定で、各ユーザーのネットワークを利用する機能は決まります。

以下の機能を、各ユーザーが使用できるようにする場合は、管理者側で以下の設定を行います。

ユーザーが使用できる機能

管理者側で設定すること

ネットワーク環境で、プリントジョブを送信、RISOコンソールを利用する

  • [ネットワーク設定(IPv4)]

  • [ネットワーク設定(IPv6)]

スキャンデータをサーバーに保存する

  • [ネットワーク設定(IPv4)]または[ネットワーク設定(IPv6)]

  • [スキャナー保存先登録]

  • サーバー名で保存先を指定する場合は[ネットワーク設定(詳細)]

スキャンデータをメールで送信する

  • [ネットワーク設定(IPv4)]または[ネットワーク設定(IPv6)]

  • [メール送信設定]

  • [メール宛先登録]

  • [宛先/保存先直接入力切替]

  • サーバー名でメールサーバーのアドレスを指定する場合は[ネットワーク設定(詳細)]

管理者側で以下の機能を設定すると、ネットワークへのアクセス制限が働き、ユーザーへ以下のような影響が出ます。

ユーザーへの影響

管理者側で設定すること

ネットワーク環境で、IPアドレスによるプリントジョブの送信、RISOコンソールの利用を制限する

  • [ネットワーク設定(IPv4)]

  • [IPアドレス制限設定(IPv4)]

  • [ネットワーク設定(IPv6)]

  • [IPアドレス制限設定(IPv6)]

暗号化技術(IPsec)で、プリントジョブを送信する

  • [ネットワーク設定(IPv4)]または[ネットワーク設定(IPv6)]

  • [IPsec設定]

  • [ネットワーク設定(詳細)]

外部サーバー認証を行ってユーザーを制限する

  • [ネットワーク設定(IPv4)]または[ネットワーク設定(IPv6)]

  • [認証サーバー設定]

  • [ネットワーク設定(詳細)]

  • [NTPサーバー同期設定]

管理者設定により、本機の機能が制限されるもの

[認証サーバー設定]や[外部システム連携]を[ON]に設定したり、[省電力設定]の[スリープ時の消費電力]を[少ない]に設定すると、使用できない設定や機能があります。

  • Windows : プリンタードライバーの[環境]タブで設定
    macOS : プリンタードライバーの[ユーティリティ]タブで設定