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メディア・ユニバーサルデザインで誰もが必要な情報を受け取れる社会に
メディア・ユニバーサルデザインとは
私たちは暮らしに必要な情報の80%以上を視覚から得ているといわれています。メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)は、一人ひとりの色の感じ方の違い、年齢などによる見え方の差などに関係なく、できるだけ多くの人に必要な情報が正しく伝わるよう、見やすく、わかりやすいデザインにしていこうという考え方です。2012年には「障碍者差別解消法」も制定され、すべての印刷物においてこのメディア・ユニバーサルデザインを取り入れようという機運が高まっています。
こちらでは、メディア・ユニバーサルデザインについて配慮すべきポイントと、当社の取り組みの一例をご紹介いたします。
メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)5原則
メディア・ユニバーサルデザインには、5つの原則があります。これらの原則を押さえることで、できるだけ多くの人に伝わりやすい印刷物になります。
メディア・ユニバーサルデザインに配慮した書類をつくる3つのポイント
一般の人と、色覚障がい者・高齢者・視覚障がい者との見え方の違い
色覚障がい者や白内障の高齢者・視覚障がい者などは、一般の人と色の感じ方や文字の見やすさなどが違います。誰もが見やすく、使いやすい情報にするためには、「色」「デザイン」「文字」の3つのポイントに配慮や工夫が必要となります。
ここでは、3つのポイントについて、イラストを用いて説明いたします。
下記のサンプルのように、識別しづらい色の組み合わせを避けることでより見やすくなります。
下記の例のように、色だけでなく、白フチや柄を加えることでよりわかりやすくなります。
下記の例のように、見やすいフォントの選定や、文字間と行間を調整することで、より読みやすくなります。
ピクトグラム(マーク)の活用
ピクトグラムを使えば、交通標識のように一目で誰にでも理解させることができ、外国からの観光客・就業者などにも正しく情報が伝えられます。
当社のメディア・ユニバーサルデザインへの取り組み
お客様に例示する印刷サンプルや提案する際に使用するリーフレットの一部をメディア・ユニバーサルデザインに配慮して制作しています。
当社取り組み例:「健診結果表」印刷サンプル
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