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医療機関向け展示会「国際モダンホスピタルショウ2023」出展レポート

理想科学は2023年7月12日(水)から14日(金)に東京ビッグサイトで開催された「国際モダンホスピタルショウ2023」に出展しました。

国際モダンホスピタルショウは一般社団法人日本病院会・一般社団法人日本経営協会が主催する展示会で、病院をはじめ保健・医療・福祉分野における質の向上、充実に役立つ機器、製品、システム、サービスなどを展示しています。

当社ブースでは高速カラープリンターによる健診結果表などの封書のプリントから封入封かんまでの自動化、医療DX化に貢献するシステムとの連携をご紹介。また、健診センターや院内業務の効率化、業務時間の短縮による人手不足問題への解決策をご提案いたしました。

期間中は多くのお客様にお立ち寄りいただき、盛況の内に終了することができました。 誠にありがとうございました。

出展内容

医療現場の課題解決を提案した展示内容を2つのパートに分けてご紹介します。

健診結果表や二次検査案内などの様々な封書の封入封かん作業を自動化し、職員の負担を軽減

高速カラープリンター「オルフィス」ならプリントから封入封かん作業まですべて自動化

健診センターの業務の中で大きな割合を占める健診結果表や二次検査案内などの封書の作成・発送業務。手作業で行う場合はプリント、紙折り作業、封入作業、封かん作業と4つの作業工数がありますが、理想科学の高速カラープリンター「オルフィス」は、オプションのメーリングフィニッシャーを接続すれば、プリントから封入封かん作業まですべて自動化。宛名も封入物も受診者ごとに異なるプリント(バリアブル印刷)が可能で、誤封入の心配や封入物のダブルチェックなどの職員の負担を軽減します。また、処理速度も非常にスムーズで、A4サイズ片面1枚の健診結果表を封入した2,000通の封書を作成する場合には、約53分(*1)で作業が完了し業務時間の短縮に貢献します。紙折りや封入封かんの手作業が不要になることによる業務の効率化により、人手不足の問題も解消できます。

  • *1:オルフィスGL9730にORメーリングフィニッシャーⅡを接続した場合。ストレート給紙台に封筒専用紙ORメーリングフォームAをセットし、フロント給紙トレイ3段に本文用紙[理想用紙IJ(85g/m²)]をセットした場合。

オルフィスならボタンひとつで受診者ごとに異なる健診結果表の印刷が可能
※オルフィス本体にオプションのORメーリングフィニッシャーⅡの接続が必要です。

印刷から封入封かんの作業までひとつの行程ですべて自動化


オルフィスを導入し職員の働き方改革を実現した事例は、動画をご覧ください。
 

封入封かん機でより短時間で、かつ定形外封筒への封入封かんを自動化し業務を効率化

大量の封入封かん作業をより短時間で行いたい、定形外郵便に封入封かんをしたいという方には、当社が取り扱うピツニーボウズ社製封入封かん機「Relay8000」をご提案しました。こちらは封入封かん作業に特化した製品で、お手持ちのプリンターでプリントした封入物と封筒をセットするだけで、一時間に最大5,400通(*1)を自動で処理。オプションを使用すれば印刷物にQRコードを追記し読み取ることで、封入物に誤りがないかログで確認することもできます。使用できる封筒サイズの汎用性にも優れ、角2封筒などの定形外郵便の封入封かんも可能なため、様々な用途での活用も可能です。

また、毎分最速165枚(*2)の印刷が可能なオルフィスと組み合わせることで、プリント時間の削減も実現し、さらなる効率化にも貢献します。

  • *1:封入封かんの処理スピードの条件はお問い合わせください。
  • *2:オルフィスGL9730プレミアム/GL9730/GL9731の場合。A4普通紙片面横送り、標準設定連続プリント、GDフェイスダウン排紙トレイ使用時。

「Relay8000」ではA4サイズの用紙を折らずに角2封筒への封入が可能です。バリアブルな封入もスピーディーに完了します。
※こちらの動画では封入のみ行っています。

定型業務の自動化で医療DX化を加速

ロボフィス株式会社のAI-OCR・RPAといった特定業務自動化システムと、当社プリンター「オルフィス」を組み合わせた業務効率化ソリューションをご提案しました。

AI-OCRは問診票などの手書きの文字をテキストデータ化するシステムです。問診票などに記載された情報をパソコンに手入力する作業を自動化し、作業時間の削減や手入力による入力ミスを防止します。また、RPAは定型業務を自動化するシステムです。AI-OCRで自動で取り込んだ情報を社内システムに保存したり、請求書を作成し印刷指示をしたりすることができ、こちらも手作業の負担を削減し、業務の効率化や請求書の発行ミスなどのリスク防止に繋がります。

このシステムとオルフィスを組み合わせることで、より業務の効率化が可能です。オルフィスはオプションのスキャナーと組み合わせることで片面・両面毎分100枚(*1)の高速スキャンが可能。原稿台にも一度に最大200枚(*2)セットできるため、大量の資料を効率よくデータとして取り込むことができます。また、オルフィスはプリント速度も速いため、自動で作成された請求書もあっという間にプリントが完了します。

オルフィスのスピーディーな読み取りや高速プリントは、システムと連携させることで医療現場のDX化を加速させ、業務の効率化と人的ミスやコストを削減します。その他にもオルフィスは健診システムとの連携も可能です。詳しくはお問い合わせください。

*1:300dpi、PDF設定時。*2:用紙坪量80g/m²紙使用時

RPAによる請求書作成業務の様子。
RPAの導入により請求書への文字入力から出力指示までの定型業務を自動化。高速かつ正確な入力で業務改善を実現します。

 

オルフィスのスキャンはスタートを押すとすぐに始まります
※オルフィス本体にオプションのORスキャナーHS7000の接続が必要です。

 

こちらで紹介した製品について、詳しい情報が知りたい・導入検討のご相談をしたいという方は、下記をご確認ください。

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