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ニュースリリース

2019年11月27日
 

新学習指導要領に沿った教材をいつでも無償でダウンロード
「よみとき新聞ワークシート」ホームページ開設
朝日小学生新聞に加え、中国新聞や、中学生向けの教材を拡充

理想科学工業株式会社(社長:羽山 明、以下、理想科学)は、2019年11月27日より、『「よみとき新聞ワークシート」ホームページ』を開設します。

2018年4月、理想科学は子どもたちの社会への関心や読解力・表現力の向上を目的とし、「よみとき新聞ワークシート」のメール配信サービスを開始しました。ご登録いただいた先生方に向けて、毎週1回メール配信という形で教材を無償で提供してまいりました。この度の「よみとき新聞ワークシート」ホームページの開設により、先生方が必要なときにいつでも教材をダウンロードいただけるようになります。

コンテンツとして、これまで朝日学生新聞社の「朝日小学生新聞」の記事と専用の学習書式を組み合わせたワークシート教材を提供してきました。今回は地域に根ざした新聞記事を教材にしたいという先生方の声をコンテンツ開発に反映し、中国新聞の記事と組み合わせた教材を追加します。今後、他の地方紙にも展開していく予定です。さらに、教材の対象を小学生だけでなく、中学生にも広げます。

先生方は理想科学製の高速カラープリンター「オルフィス」やデジタル印刷機「リソグラフ」でワークシート教材を印刷し、子どもたちに配付。子どもたちは新聞記事を読み、5W1Hの読み書きと、感想・意見の記述を合わせて15〜20分程度の学習を行います。朝学習や総合学習、国語・社会の授業教材、宿題など、幅広くご活用いただけます。

本サービス提供の背景には、小学校は2020年度から、中学校は2021年度から開始される新学習指導要領の全面実施があります。総則には「主体的・対話的で深い学び」(アクティブラーニング)の実現に向けた授業改善にあたり配慮する事柄として、新聞の活用が記されています。全面実施を控え、先生方からは、知識と技能を活用して子どもたちが自ら考え、判断し、表現する力を向上する学習教材が求められています。同サービスの利用により、教材作成の手間や時間をかけることなく、新学習指導要領に沿った効果的な学習教材を活用できます。

理想科学製プリンター「オルフィス」、「リソグラフ」は、企業やコミュニティーはもとより、多くの学校で使用され、教育現場のプリント業務を支えています。理想科学は、これからも子どもたちの教育を支援する製品・サービスを提供していきます。

中学生用の 「よみとき新聞ワークシート」
中国新聞の記事と組み合わせた 「よみとき新聞ワークシート」

「よみとき新聞ワークシート」活用における先生方の感想

「よみとき新聞ワークシート」無料メール配信サービスは、2018年4月にスタートしました。
「よみとき新聞ワークシート」の効果について昨年度よりご利用いただいている先生方から寄せられた声をいくつかご紹介します。(理想科学取材の活用事例より)

・「よみとき新聞ワークシート」を使った条件作文で子どもたちの読解力が向上。「こう思う」理由が書けるようになりました。 
(石川県 公立小 3年生担任、学期中20〜25回、朝学習で活用)

・4つの記事を全て活用。毎日「5分で105文字」を半年間続けた結果、子どもたちの文章力がアップ。さらに社会的事象に興味を持つようになった。
(東京都 公立小 6年生担任、ほぼ毎日、給食後の掃除後、昼休み前に実施)

・考えて書くことで要点をまとめられるようになり、文章が苦手な子どもも書けるようになりました。文字数制限はテスト用教材としても役立ちます。 
(沖縄県 公立小 5年担任 学年主任、宿題として毎週配付)

・朝勉強に「よみとき新聞ワークシート」を使い始めて半年で、子どもたちの読む力、考える力、書く力が目に見えて成長しています。
(愛知県 公立小 特別活動主任 毎週1回、朝学習で活用)

・「よみとき新聞ワークシート」を生かした学習を通じて多くの児童の読解力や要約力が確実に高まっていることを実感しています。
(神奈川県 公立小 国語の授業・朝学習で活用)
 

(ご参考)理想科学工業株式会社について

理想科学工業株式会社は、終戦翌年の1946年に謄写印刷業として創業しました。現在では、「世界に類のないものを創る」を開発ポリシーとし、ペーパーコミュニケーションの分野で独自の製品・サービスを提供しています。
理想科学の主力製品は、高速カラープリンター「オルフィス」とデジタル印刷機「リソグラフ」です。「オルフィス」は、カラーを安く気軽に使ってもらえる高速プリンターです。企業はもとより、学校でも導入され、カラー教材のプリントなどに活用されています。 
主に学校市場で活躍する「リソグラフ」は、1980年に誕生。それまでは、謄写版印刷機(ガリ版)や輪転機で先生方がインクで手を汚しながら教材を印刷していました。手を汚さず、コピー機のような使い勝手で印刷できる画期的な「リソグラフ」は日本中の学校に広まっていきました。現在、国内では多くの小中学校をはじめ、高校や大学でもご採用いただいています。
「未来を担う子どもたちのために、リソグラフを世界の学校教育現場で役立ててほしい」。創業者・羽山 昇の思いを受け、1986年に本格的な海外展開を開始。現在では190以上の国や地域の教育機関、官公庁、企業、コミュニティーなどでご活用いただいています。

(ご参考)理想科学製プリンターについて

高速カラープリンター「オルフィス」について

オルフィスはインクジェット方式を採用した、世界最速*1のオフィス向け高速カラープリンターです。多枚数のカラードキュメントを高速かつ低ランニングコストでプリントできます。学校では、学校紹介などの広報ツールやグラフや写真が入った教材などのプリントに活用されています。

*1 オルフィスGD9630/GD9631の場合。A4普通紙片面横送り、標準設定連続プリント、GDフェイスダウン排紙トレイ使用時。2019年3月現在販売の枚葉(カット紙)オフィス用カラープリンターにおいて世界最速(当社調べ)。

デジタル印刷機「リソグラフ」について

リソグラフは孔版印刷方式のデジタル印刷機です。同じ原稿を大量に印刷する際に、高速かつ低コストで処理できます。学校では、学級通信などのお知らせ、給食献立表、保健だより、長期休みや修学旅行等のしおり、テストなどの教材、表彰状等の印刷に使用されています。学校のほか、企業、コミュニティーにおいても、会議資料、チラシなどの印刷に、世界190以上の国や地域で幅広く活用されています。

●シンボルマーク、ロゴマーク、オルフィスおよびリソグラフは、理想科学工業株式会社の登録商標または商標です。
●その他の社名、商品名は各社の登録商標または商標です。

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