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ニュースリリース

2021年10月4日
 

久喜市内公立小・中学校11校のSTEAM教育モデル授業に理想科学が協力
GIGAスクール構想のインフラを活用
プログラミングとスクリーン印刷体験を実施

理想科学工業株式会社(代表取締役社長:羽山 明 以下、理想科学)は、埼玉県久喜市教育委員会が主導する市内公立小・中学校11校を対象としたSTEAM(スティーム)教育のモデル授業に協力し、プログラミング授業や理想科学製小型スクリーン製版機『MiScreen a4』を使った総合学習授業を2021年度の2学期から3学期にかけて実施します。

STEAM教育とは、 Science(科学)、 Technology(技術)、 Engineering(工学・ものづくり)、Arts(芸術・リベラルアーツ)、Mathematics(数学)の5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた教育理念です。教育現場では、これまでの教科ごとの学習だけではなく、自分たちで課題を解決する力を育てる分野横断的な新たな教材や指導方法が求められています。

久喜市教育委員会は文部科学省が進めるGIGAスクール構想に向けて、効果的なICT教育環境の整備を進めてきました。一人一台のタブレット導入という環境における学びについて、今後の教育シーンを見据えた先進的な研究に取り組んでいます。このたび同委員会はGIGAスクール構想で整備したインフラを活用しSDGs実現に向けたSTEAM教育を推進するため、理想科学の協力による「知る(探求)とつくる(創造)学び」を体験できるモデル授業の実施を決定しました。市内計11校で、小型スクリーン製版機『MiScreen a4』(マイスクリーン エーフォー)を使ったエコバック制作の授業を行います。


久喜市教育委員会 理想科学工業株式会社
小型スクリーン製版機「MiScreen a4」 小型スクリーン製版機「MiScreen a4」

エコバック制作では、まず孔版印刷の一つであるシルクスクリーン印刷の仕組みを学んだ後、『MiScreen a4』を使ってシルクスクリーン印刷を体験します。自由な発想力や想像力を育み、作品を生み出すことで「創造力」を育てます。また、小学校を対象に理想科学がカスタマイズしたプログラミング教育と印刷体験を組み合わせた授業も用意。文部科学省の小学校学習指導要領の第5・第6学年の目標に沿った授業内容とし、プログラミング的思考を養います。



これまで理想科学は長年にわたり学校のプリント印刷業務に役立つデジタル印刷機「リソグラフ」を提供してきました。これからも、次世代を担う子どもたちの教育を支援する取り組みを行ってまいります。


モデル授業参加校について(計11校)

久喜市立の小学校

青毛小学校、太田小学校、栗橋西小学校、栗橋南小学校、小林小学校、桜田小学校、砂原小学校、鷲宮小学校

久喜市立の中学校

久喜中学校、菖蒲南中学校、鷲宮西中学校

3つの授業カリキュラムについて

モデル授業カリキュラム

実施スケジュール(予定)

モデル授業実施スケジュール

※実施校欄の(1)(2)(3)は上表の授業カリキュラムに対応。
※機材は久喜市教育委員会が用意し、実施校へ貸与。
※具体的な日程はお問い合わせください。学校への取材依頼も承ります。

小型スクリーン製版機『MiScreen a4』について

『MiScreen a4』は、最大A4サイズのマスターが製版できる、卓上サイズの小型デジタルスクリーン製版機です。サーマルヘッドでマスターに穿孔するデジタル製版方式を採用。乳剤版とは違い、薬品や水を使わないRISOドライ感熱製版システムを採用しました。

同製品は、プロ・アマチュアを問わず幅広いクリエイターを想定し、使いやすさに配慮しました。枠張りしたマスターを本体にセットし、パソコンからデータを送るだけで簡単にスクリーン印刷用の版を作成できます。重さ約2.9kgで持ち運びも可能です。

>●『MiScreen a4』製品情報はこちら

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