教育機関向け展示会「第14回EDIX（教育総合展）東京」出展レポート

理想科学は2023年5月10日（水）から12日（金）に東京ビッグサイトで開催された、「第14回　EDIX（教育総合展）東京」（*1）に出展しました。期間中は多くのお客様にお立ち寄りいただき、盛況のうちの終了することができました。誠にありがとうございました。

理想科学のブースでは、「“これまでも”“これからも”先生方のコミュニケーションを理想科学がサポートします」をコンセプトに、高速デジタル印刷機（輪転機）「リソグラフ」、高速インクジェットカラープリンター「オルフィス」の最新機種を展示。実際の印刷スピードや仕上がりを体感いただきつつ、教育現場での最適な使い分けについてご提案いたしました。また、印刷機とデジタルツールの連携を活かしたご提案や、シルクスクリーン製版機を活用したSTEAM教育の取り組みなどについても、デモや実際の導入事例とも合わせてご紹介しました。

教育現場の課題解決を提案した展示内容を3つに分けてご紹介いたします。

高速デジタル印刷機（輪転機）「リソグラフ」と高速インクジェットカラープリンター「オルフィス」の得意分野を活かした最適な使い分けをご提案しました。

同一原稿の大量印刷に最適な「リソグラフ」では、お便りやテストの回答用紙などの全校・学年単位で配布するモノクロで十分な印刷物を高速で印刷が可能。もう一方の、フルカラー印刷を経済的なプリントコストで実現できる「オルフィス」では、教材をカラー印刷することによって、教育の質の向上に繋がります。また、オプションを接続することで、印刷からステープル、丁合作業までを自動化し、会議資料や教材の準備にかかる時間を短縮。必要な時に必要な部数をすぐに印刷できます。印刷ニーズに合わせてふたつのプリンターを使い分けることで、印刷業務の効率化や最適な印刷コストでの運用が可能になります。

「リソグラフ」や「オルフィス」と各種デジタルツールを組み合わせることで、アナログ（紙）とデジタルのそれぞれの良さを活かした業務改善をご提案しました。

高速インクジェットカラープリンター「オルフィス」とデジタル採点ツールの組み合わせでは、オルフィスの高速スキャン機能により手書きの答案用紙のスピーディーな読み取りができるので、採点に素早く取りかかることができ、点数の集計や採点結果の高速印刷も可能です。回答用紙や採点結果は紙で児童生徒に渡し、採点や集計はデジタルで効率よく行うことができます。また、デジタル連絡ツール「スクリレ」を用いることで、児童生徒に配布するお便りをデジタル配信できます。保護者へ必ず届けなければならない重要な配布物は「スクリレ」で、手元に残しておきたい配布物は「リソグラフ」または「オルフィス」で印刷して渡すなどの目的・用途に合った使い分けをすることもできます。

実際に小中学校で行われたSTEAM教育の授業例とともに、シルクスクリーン製版機「MiScreen(マイスクリーン) a4」を紹介しました。

「MiScreen a4」は持ち運びに便利なコンパクトサイズで、かつシンプルな操作で製版が可能なため、STEAM教育での活用に取り入れられています。孔版印刷の仕組みを学び、実際に作品作りをすることでアートとして形に残すことができます。また、原稿作成でタブレットやPCを活用することにより、ICT機器の活用にもつながります。

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