安全上のご注意

ここでは本機を設置する場所や電源に関する注意など、ご使用前に必ず知っておいていただきたいことを記述しています。ご使用前に必ずお読みください。

警告表示 / 絵表示

本機を正しくお使いいただき、人体への危害や財産への損害を未然に防止するため、以下のような警告表示を使用しています。内容をよく理解してから本文をお読みください。

警告

この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を説明しています。

注意

この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定される内容および物的損害のみの発生が想定される内容を説明しています。

絵表示の例

記号は禁止の行為であることを告げるものです。図の中や近傍に具体的な禁止内容(左図の場合は分解禁止)が描かれています。

記号は行為を強制したり指示する内容を告げるものです。図の中に具体的な指示内容(左図の場合は電源プラグをコンセントから抜け)が描かれています。

電源プラグについて

以下のオプション接続時は、電源プラグが複数になります。

  • スキャナー

  • オフセットステープルトレイ

  • 大容量給紙ユニット

  • 大容量排紙ユニット

  • マルチフィニッシャー

設置場所

注意

傾いたところや不安定な場所には置かないでください。
傾いたり、倒れたりして、けがの原因となることがあります。

スキャナーを専用架台を使用せずに設置する場合は、他の機械の振動が伝わるところなど、振動しがちな場所では使用しないでください。落ちたり、倒れたりして、けがの原因となることがあります。

機械には通気口があります。機械は壁から100mm以上離して設置してください。
通気口をふさぐと内部に熱がこもり火災の原因となるおそれがあります。

湿気やほこりの多い場所に置かないでください。火災、感電の原因となることがあります。

電源の接続

警告

本機の定格電圧値でご使用ください。また、定格電流値より容量の大きい電源コンセントに接続して使用してください。
定格電圧値および定格電流値は、本書巻末の仕様「電源」の項をご確認ください。

分岐コンセントのご使用、タコ足配線はおやめください。火災、感電のおそれがあります。

電源コードを傷つけたり、破損したり、加工したりしないでください。また重いものをのせたり、引っぱったり、無理に曲げたりすると電源コードをいため、火災、感電のおそれがあります。

同梱されている電源コードは本機専用です。他の電気製品には使用しないでください。火災、感電のおそれがあります。

ぬれた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電のおそれがあります。

注意

電源プラグ部の接触不良がないように、プラグはコンセントに確実に接続してください。

電源プラグを抜くときは、電源コードを引っぱらないでください。コードが傷つき、火災、感電の原因となることがあります。必ずプラグを持って抜いてください。

連休などで長期間、本機をご使用にならない場合は、安全のため必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。

電源プラグは年1回以上コンセントから抜いて、プラグの刃の周辺部分を清掃してください。ほこりがたまると、火災の原因となることがあります。

アースの接続

警告

アース線を必ず接続してください。アースの接続は、電源プラグを電源に接続する前に行ってください。また、アース接続を外す場合は、必ず電源プラグをコンセントから抜いてから行ってください。
万一、アースを接続しないで漏電した場合、火災や感電のおそれがあります。
なお、アース接続できない場合は、販売会社(あるいは保守 ・ サービス会社)にご相談ください。

以下のようなところには、絶対にアース線を取り付けないでください。火災、感電のおそれがあります。

  • ガス管

  • 電話専用アース線

  • 避雷針

  • 途中がプラスチックになっている水道管や蛇口

アース線は以下の場所に取り付けてください。

  • 電源コンセントのアース端子

  • 銅片などを75cm 以上地中に埋めたもの

  • 接地工事(A種∼D種)が行われている接地端子

  • 水道局がアースの対象物として承認した水道管

本機の取り扱い

警告

本機の上に水などの入った容器または金属物を置かないでください。こぼれたり、本機の内部に入ったりした場合、火災、感電のおそれがあります。

本機のカバーは、外さないでください。内部には電圧の高い部分があり、感電のおそれがあります。

本機を分解したり改造したり、しないでください。火災、感電のおそれがあります。

本機のすきまなどから内部に金属類や燃えやすいものなど異物を差し込んだり、落としたりしないでください。火災、感電のおそれがあります。

万一、異物が本機の内部に入った場合は、すぐに操作パネルの[電源]キーを長押しして操作用の電源を切ってから、主電源スイッチを切ります。その後、電源プラグをコンセントから抜いて、販売会社(あるいは保守 ・ サービス会社)にご連絡ください。そのまま使用すると火災、感電のおそれがあります。

万一、発熱している、煙が出ている、変なにおいがするなどの異常状態のまま使用すると、火災、感電のおそれがあります。
すぐに操作パネルの[電源]キーを長押しして操作用の電源を切ってから、主電源スイッチを切ります。その後、必ずすべての電源プラグをコンセントから抜き、販売会社(あるいは保守 ・ サービス会社)にご連絡ください。

ICカードリーダー接続時
ICカードリーダーは常に弱い電波を発しています。心臓ペースメーカーをご使用の方は、異常を感じたらすぐに本製品から離れてください。その後ただちに医師にご相談ください。

注意

給紙台(増設トレイ)や排紙台まわりのすきまには、絶対に指などを差し込まないでください。けがの原因となることがあります。

本機の動作している部分には、触らないでください。けがの原因となることがあります。

用紙を取り除く際など本体内部に手を入れる場合は、突起物や板金端面にご注意ください。端や縁に触れるとけがの原因となることがあります。

本機の内部にはインクがついていることがあります。手や衣服などが触れないように注意してください。インクがついた場合は、早めに洗剤で洗い落としてください。

本機を移動する場合は、販売会社(あるいは保守 ・ サービス会社)にご連絡ください。無理に移動させると、本機が横転してけがの原因となることがあります。

オフセットステープルトレイ接続時

指挟み注意!

動作中は指を挟むおそれがあります。オフセットステープル本体と排紙トレイとのすきまに指を入れないようにしてください。

マルチフィニッシャー接続時

指挟み注意!

動作中は指を挟むおそれがあります。マルチフィニッシャー本体とスタックトレイとのすきまに指を入れないようにしてください。

高温注意!

高温注意ラベルのある周辺部品は、高温になる可能性があります。触れると火傷のおそれがあります。直接触れないでください。

インクについて

注意

目や皮膚にインクが接触しないようにしてください。目に入った場合はすみやかに多量の水でよく洗い流してください。また、皮膚についた場合は、せっけんなどでよく洗ってください。

プリント中は充分な換気を行ってください。気分が悪くなった場合は、直ちに空気の新鮮な場所に移動してください。

万一、異常を感じた場合は、直ちに医師の診断を受けてください。

プリント以外の用途には使用しないでください。

使用済みのインクカートリッジを火の中にいれないでください。インクは可燃性のため炎が大きくなり、火傷のおそれがあります。

インクカートリッジは、小さなお子さまの手の届かないところに保管してください。

インクは可燃性の液体です。火災時は、霧状の強化液、泡、粉末、または炭酸ガス消火剤を使用してください。