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スキャン

スキャン操作の概要

スキャンの基本的な操作を説明します。

手順

  1. 原稿をセットする

    セットできる原稿については、「紙原稿について」()を参照してください。

    • 原稿用紙の周囲1mmは読み取れません。
      (周囲1mmに画像がある場合、画像は欠けてしまいます。)

    オートフィーダーの場合

    1. 原稿をオートフィーダーにセットする

      原稿を揃えて、スキャンする面を上に向けてください。

    2. 原稿フェンスをスライドして、原稿に合わせる

    原稿台ガラスの場合

    1. 原稿カバーを開く

    2. 原稿をセットする

      スキャンする面を下に向けて、ガラス面左奥の矢印に原稿の隅を合わせます。

    3. 原稿カバーを閉じる

    • 原稿カバーの開閉は静かに行ってください。

  2. [ホーム1]画面で[スキャン]をタッチする

    [メール]、[PC]、[コンソール]の中からどれか1つを選択します。

  3. 宛先/保存先を選択する

    [メール]や[PC]を選択した場合は、スキャンしたデータの宛先/保存先を設定します。

    • [コンソール]を選択した場合は、保存先を設定する必要はありません。スキャンしたデータは本機の内蔵SSDに保存されます。

    [メール]を選択した場合

    スキャンデータをメールに添付して送ります。

    1. [宛先]をタッチする

      [宛先]画面が表示されます。

    2. [メールアドレス帳]から宛先を選択する

      選択された宛先は、[選択済み]に表示されます。

      • 見出しをタッチすると、アドレス帳に登録された宛先を絞り込むことができます。

      • 認証サーバー設定や外部システム連携が有効の場合、LDAPサーバーや外部プリントサーバーから取得したメールアドレスが[選択済み]に表示されます。

    3. [OK]をタッチする

    • [メールアドレス帳]に表示されていない宛先に送信する場合は、[直接入力]をタッチして新規登録を行います。

    • [選択済み]から宛先を削除するには、[全件クリア]ですべての宛先を削除するか、削除する宛先を選択して[クリア]をタッチします。

    • [送信者]をタッチすると、[送信者]画面が表示され、送信者名を入力できます。

    [PC]を選択した場合

    スキャンデータをネットワーク上のパソコンに保存します。

    1. [保存先]をタッチする

      [保存先]画面が表示されます。

    2. [PCアドレス帳]から保存先を選択する

      選択された保存先は、[選択済み]に表示されます。

      • 見出しをタッチすると、アドレス帳に登録された保存先を絞り込むことができます。

    3. [OK]をタッチする

    • [PCアドレス帳]に表示されていないパソコンに保存する場合は、管理者にお問い合わせください。

    • [選択済み]から保存先を削除するには、[全件クリア]ですべての保存先を削除するか、削除する保存先を選択して[クリア]をタッチします。

    • [直接入力]をタッチすると、新しい保存先を登録できます。保存先サーバーの詳細については、管理者にお問い合わせください。

  4. 設定を変更する

    スキャンの詳細を設定します。

    設定できる機能については、「設定項目一覧」()を参照してください。

  5. プレビュー表示を確認する

    1. [送信プレビュー]をタッチする

      [送信プレビュー]確認画面で[続行]をタッチすると原稿の読み取りを開始し、プレビューが表示されます。

      ページを切り替えるには、[][]をタッチします。

      宛先や保存先を変更するには、[宛先変更]または[保存先変更]をタッチします。

  6. [スタート]キーを押す

    [原稿読み取り中]画面が表示され、原稿のスキャンが始まります。進捗状況が画面に表示されます。

    • [確認]画面が表示されたら[閉じる]をタッチします。

      原稿のスキャンと保存処理が完了します。

スキャンを中止する場合

  1. [ストップ]キーを押す

    スキャンが中止されて、スキャン画面が表示されます。

  • [コンソール]を選択してスキャンしたデータは、本機の内蔵SSDに保存されます。

    保存したデータは、RISOコンソールを使ってユーザーのパソコンにダウンロードできます。

    「RISOコンソール」の「[スキャン]メニュー画面」()を参照してください。

  • スキャンデータの保存期間は、管理者によって設定されています。

  • 本機のご使用により、本機の内蔵SSDのデータが損なわれても、当社では一切の責任を負いかねます。データ保護のために、事前にバックアップを取ることをおすすめします。

設定項目一覧

スキャンモードでの設定項目を、以下に示します。

設定項目

説明

参照ページ

文書名

スキャンしたデータを保存するときの文書名を表示/設定します。

カラーモード

スキャンするデータのカラーモードを設定します。

読み取りサイズ

スキャンする原稿の読み取りサイズを設定します。

ファイル形式

スキャンしたデータの保存形式を設定します。

両面 / 片面

原稿の読み取り面を設定します。

読み取り濃度

原稿を読み取るときの濃度を調整します。

原稿セット方向

原稿をセットする方向を設定します。

解像度

原稿を読み取るときの解像度を設定します。

原稿サイズ混在

原稿に複数の原稿サイズが混在する場合に設定します。

保存サイズ

スキャンしたデータの保存サイズを設定します。

ブック原稿

本などの中央(とじ部分)にできる影を消去します。

ページ分割

本などの見開きページを左右に分割して読み取ります。

暗証番号

スキャンジョブを本機の内蔵SSDに保存するときに、暗証番号をつけます。

原稿種類

適切な画像処理をしてから保存するために、原稿の種類を選択します。

ガンマ補正

原稿を読み取るときのデータの色バランス(CMYK)を補正します。

画像詳細設定

原稿に適した画像処理を設定します。

地色除去

文字が読みにくい場合に、背景色(地色)だけを薄くします。

倍率

スキャンしたデータを拡大または縮小します。

スキャンジョブ結合

異なる設定でスキャンした原稿を1つのジョブにまとめます。

お気に入り

よく使う設定内容を呼び出します。

設定確認

現在の設定値を確認します。

送信プレビュー

送信や保存をする前に原稿をスキャンして表示できます。

カスタムメニュー

お気に入りや初期値の登録、アドレス帳の登録、設定ボタンの並べ替えをします。