ご使用の前に

本機を使用するときに、注意していただきたいことを記述しています。

機種別構成表

本体の機種により、装備や機能が異なります。お使いの機種名で機能をご確認ください。

ORPHIS
GL9730/GL9730C/
GL7430/GL7430C

ORPHIS
GL9731

ORPHIS
GL9730PREMIUM

用紙トレイ(1、2および3)

あり

なし*1

あり*2

増設トレイ(オプション)の接続

不可

不可

メーリングフィニッシャー
(オプション)の接続

不可

  • *1コピー機能やプリント機能、ボックス機能の[原稿サイズ混在]、[表紙付け]、[合紙]、[連続給紙]は使用できません。また、プリンタードライバーの[複写プリント]も使用できません。ただし、スキャン機能の[原稿サイズ混在]は読み取りのみのため使用できます。

  • *2用紙トレイ(1、2および3)に加えて、大容量給紙ユニットを標準装備しています。

設置場所と使用環境

以下のことに注意してください。

設置場所につきましては、納入時にお客様とご相談の上、決定させていただきます。

  • 専用室への設置をおすすめします。(設置場所や使用環境により、稼働音が大きいと感じられる場合があります。)

本機を移動される場合は、販売会社(あるいは保守 ・ サービス会社)にご連絡ください。

以下の条件下では使用しないでください。誤動作、故障、事故の原因となる場合があります。

  • 直射日光のあたる場所や、窓際などの明るい場所(やむを得ない場合は、窓にカーテンなどを付けてください。)

  • 温度が急激に変化する場所

  • 高温多湿、低温少湿な場所

  • 火気、熱気のある場所

  • クーラーなどの冷風、ストーブなどの温風、ふく射熱などが直接あたる場所

  • 通気性、換気性の悪い場所

  • ほこりの多い場所

  • 振動の多い場所

本機の水平度が以下の範囲内になる場所が設置の条件です。

設置水平度 : 2度以下

適正環境は以下の通りです。

温度範囲 : 15℃ ~ 30℃

湿度範囲 : 40% ~ 70%(結露しないこと)

電源の接続

以下のことに注意してください。

電源プラグ部の接触不良がないように、プラグはコンセントに確実に接続してください。電源プラグは、オプションの接続により複数ある場合があります。

本機はコンセントの近くに設置してください。

オプションのスキャナーと本機をUSBケーブルで接続すると、スキャナーの電源は本機の電源と連動します。


パソコンとの接続

複数台のパソコンと接続する場合

1台のパソコンと接続する場合

  • LANケーブルは、市販のシールドケーブルを使用してください。本機は、ストレートケーブル、クロスケーブル共に使用できます。
    お使いのネットワーク環境に応じて、以下の各カテゴリーのシールドケーブルを推奨しています。

    • 100BASEの環境で使用する場合は、 CAT5(CAT5E)

    • 1000BASEの環境で使用する場合は、 CAT5E

  • パソコンからプリントする場合は、プリンタードライバーのインストールが必要です。インストールの方法については、「プリンタードライバーのインストールとアンインストール」()を参照してください。

  • オプションのプリントコントローラーに接続する場合は、本機のLAN1ポートに接続してください。

  • 電気通信事業者(移動通信会社、固定通信会社、インターネットプロバイダーなど)の通信回線に、本機を直接接続することはできません。本機をインターネットに接続する場合は、必ずルーターなどを経由して接続してください。

設置に必要なスペース

本体

給紙台や前カバーを開くためのスペースが必要になります。

  • 正面から見た図(給紙台を開いた状態)

  • 横から見た図(前カバーを開いた状態)

単位(mm)

本体+オプション

給紙台や前カバー、原稿カバーを開くためのスペースが必要になります。

  • 正面から見た図

単位(mm)


  • 横から見た図

単位(mm)

オプションの設置状態により、サイズが異なります。

*1
オプションなし 1,220mm
+スキャナー(スキャナー台使用時)1,235mm
+オフセットステープルトレイ1,440mm
+マルチフィニッシャーM+紙折りユニット2,655mm
+マルチフィニッシャーM2,415mm
+マルチフィニッシャーS+紙折りユニット2,615mm
+マルチフィニッシャーS2,375mm
+排紙台(W)1,875mm
+オートフェンス排紙台1,745mm
+フェイスアップ排紙台1,750mm
+オフセットステープルトレイ+排紙台(W)2,100mm
+オフセットステープルトレイ+オートフェンス排紙台1,970mm
+オフセットステープルトレイ+フェイスアップ排紙台1,975mm
+オフセットステープルトレイ+大容量排紙ユニット2,425mm
+増設トレイ1,480mm
+増設トレイ+排紙台(W)2,135mm
+増設トレイ+オートフェンス排紙台2,005mm
+増設トレイ+フェイスアップ排紙台2,010mm
+増設トレイ+大容量排紙ユニット2,470mm
+増設トレイ+マルチフィニッシャーM+紙折りユニット2,915mm
+増設トレイ+マルチフィニッシャーM2,670mm
+増設トレイ+マルチフィニッシャーS+紙折りユニット2,875mm
+増設トレイ+マルチフィニッシャーS2,635mm
+大容量給紙ユニット1,565mm
+大容量排紙ユニット2,210mm
+大容量給紙ユニット+大容量排紙ユニット2,555mm
+大容量給紙ユニット+排紙台(W)2,225mm
+大容量給紙ユニット+オートフェンス排紙台2,095mm
+大容量給紙ユニット+フェイスアップ排紙台2,095mm
+大容量給紙ユニット+マルチフィニッシャーM+紙折りユニット3,000mm
+大容量給紙ユニット+マルチフィニッシャーM2,760mm
+大容量給紙ユニット+マルチフィニッシャーS+紙折りユニット2,960mm
+大容量給紙ユニット+マルチフィニッシャーS2,720mm
*2
高さ
オプションなし(操作パネルを90°立てた状態) 1,160mm
+スキャナー(スキャナー台使用時)1,260mm
+オフセットステープルトレイ1,345mm
+マルチフィニッシャー1,215mm
*3
奥行
オプションなし 1,240mm
+スキャナー(スキャナー台使用時) 1,345mm
+マルチフィニッシャー 1,325mm
+マルチフィニッシャー+紙折りユニット 1,325mm
+スキャナー(スキャナー台使用時)+マルチフィニッシャー+紙折りユニット 1,420mm
+増設トレイ 1,240mm
+大容量給紙ユニット 1,240mm
+大容量排紙ユニット 1,315mm

本機の取り扱い

動作中に主電源スイッチを切ったり、電源プラグをコンセントから抜いたりしないでください。

動作中に、各部のカバーを開けないでください。

本機を移動させないでください。

内部には精密部品や駆動機構部がありますので、取扱説明書に書かれていること以外は行わないでください。

本機の上に重い物を載せたり、本機に強い衝撃を与えたりしないでください。

各部のカバーは、静かに開け閉めしてください。

本機の主電源を切ってから再び主電源を入れるときは、[主電源]LEDが消灯してから操作してください。

長期間使用しない場合または使用しなかった場合は、必ずヘッドクリーニングを行ってください。

本体内部のインク送液経路でインクの劣化や乾燥が起こり、ヘッドが目づまりしてしまいます。これらの障害を防ぐためにも、定期的なご使用をおすすめします。

故障や画像劣化の原因となるので、プリントヘッド部には、絶対に触らないでください。

本機は、常にすべてのインクカートリッジをセットした状態で設置してください。ご使用にならない場合でも、インクカートリッジをはずした状態で放置しないでください。

紙原稿について

オプションのスキャナーが接続されている場合に、原稿を原稿台ガラスやオートフィーダーから読み取って、コピーやスキャンができます。本機に適さない原稿を使うと、紙づまりや汚れ、故障などの原因となることがあります。

原稿の基本仕様

原稿台ガラス

サイズ最大303mm × 432mm
耐荷重200N(A3サイズ)

オートフィーダー

サイズ100mm × 148mm~
297mm × 432mm
重さ52g/m2~128g/m2
種類普通紙
最大積載枚数200枚
(80g/m2の場合)

原稿に関する注意

インクや修正液を使用した原稿は、よく乾かしてからセットしてください。

上記仕様範囲内であっても、以下の原稿は、オートフィーダーを使った読み取りはできません。
原稿台ガラスにセットしてください。

  • 切り貼りしている原稿

  • しわ、カールが激しい原稿

  • 折れ曲がっている原稿

  • のり付けされている原稿

  • 穴があいている原稿

  • 破れていたり、先端がぎざぎざになっている原稿

  • OHP フィルム、トレーシングペーパーなど透明度が高い原稿

  • アート紙、コート紙など、表または裏がコーティングされている原稿

  • ファクシミリやワープロ用の感熱紙

  • 表面の凹凸が大きい原稿

また、原稿をきれいに読み取るために、以下の点にもご注意ください。

  • 写真や印刷物などを読み取るときは、表面が平らな原稿を使用してください。

  • 原稿に使用するフォントサイズは、5pt以上をおすすめします。

最大プリント可能範囲について

プリンタードライバーからプリントする場合と、オプションのスキャナーで読み込んでコピーする場合で、最大プリント可能範囲(サイズ)が異なります。

最大プリントとプリント領域

最大プリント可能範囲

プリント314mm × 548mm
コピー
(オートフィーダー使用時)
295mm × 430mm
  • 原稿台ガラス使用時 : 303mm × 432mm

プリント領域切替(周囲余白)

標準3mm
最大1mm
  • 縁なし印刷はできません。必ず用紙の周囲に余白が付きます。

    原稿のデータサイズにかかわらず、プリントする用紙の周囲にはプリントできない部分があります。用紙の周囲内側が、保証プリント領域です。

  • 原稿の内容によっては、文字や画像の欠け、にじみなどが発生する場合があります。

  • 用紙サイズが最大プリント面積内の場合でも、必ず3mm(または1mm)の余白が付きます。

  • コピーする場合、原稿用紙の周囲1mmは読み取ることができません。

封筒のプリント領域

プリントできる封筒のサイズは以下のとおりです。(フタ部分を除く)
定形サイズ以外の封筒を使用する場合は、事前に「用紙サイズ」の登録を行ってください。(用紙サイズ登録」)

  • 角0 : 287mm × 382mm

  • 角1 : 270mm × 382mm

  • 角2 : 240mm × 332mm

  • 角3 : 216mm × 277mm

  • 長3 : 120mm × 235mm

  • 長4 : 90mm × 205mm(オプションのマルチフィニッシャーが接続されている場合は使用できません。)

封筒にプリントできる領域は、封筒サイズの周囲から10mm内側の範囲です。
画像がプリント領域に収まらない場合、はみ出した部分はプリントされません。

  • 封筒は、オプションの排紙台や、封筒給紙アタッチメントを接続してプリントすることをおすすめします。

  • フタ部分にもプリントするときは、フタ部分を含めたサイズで用紙登録を行う必要があります。詳しくは、お買い上げの販売会社(あるいは保守 ・ サービス会社)にご連絡ください。

  • 封筒には、両面印刷はできません。

用紙について

本機に適さない用紙を使うと、紙づまりや汚れ、故障などの原因となることがあります。
機械の性能やインクの特性を十分にいかすため、理想用紙の使用をおすすめします。

用紙トレイ、給紙台、増設トレイでは、セットできる用紙の仕様が異なります。

用紙の基本仕様

用紙トレイ

サイズ

182mm × 182mm~
297mm × 432mm

重さ

52g/m2~104g/m2
(45kg~90kg 連量 : 四六判)

種類

普通紙、再生紙、軽量紙*1、理想用紙各種

最大積載枚数

各トレイ500枚*2
(積載高さ56mm)

給紙台/大容量給紙ユニット

サイズ

給紙台 :
90mm × 148mm~
340mm × 550mm
大容量給紙ユニット :
90mm × 148mm~
340mm × 465mm

重さ

46g/m2~210g/m2 (40kg~180kg 連量 : 四六判)

種類

普通紙、再生紙、軽量紙*1、封筒、圧着紙、日本郵便株式会社製はがき(普通紙/インクジェット用)、理想用紙各種

最大積載枚数

給紙台 : 1000枚*2
(積載高さ110mm)
大容量給紙ユニット : 4000枚*2
(積載高さ440mm)

  • *152g/m2とし、普通紙に比べ薄くて軽い用紙です。

  • *2理想用紙IJの場合

増設トレイ

サイズ*1

A4横/B5横/Letter-R/十六開横

重さ

52g/m2~104g/m2

種類

普通紙、再生紙、理想用紙各種

最大積載枚数

2000枚*2(積載高さ220mm)

  • *1用紙サイズ(用紙ガイド位置)を変更したい場合は、販売会社(あるいは保守 ・ サービス会社)にご連絡ください。

  • *2理想用紙IJの場合

排紙先によって、使用できる用紙サイズが異なります。

排紙先の用紙サイズ

フェイスダウン排紙トレイ

90mm × 148mm~
340mm × 550mm*1

オフセットステープルトレイ

ノンソート時 :
90mm × 148mm~
340mm × 550mm*1

(オフセット時 :
定形 : 182mm × 257mm~297mm × 431.8mm
不定形 : 131mm × 148mm~305mm × 550mm)

(ステープル時 : A3/B4/A4/
A4横/B5/B5横/Ledger/
Legal/Letter/Letter-R/
Foolscap/八開/十六開/十六開横 定形用紙のみ)

オートフェンス排紙台

90mm × 148mm~
320mm × 432mm
(432mm を超える用紙は、ストッパーを倒して使用)

排紙台(W)

90mm × 148mm~
340mm × 550mm

フェイスアップ排紙台

90mm × 148mm~
320mm × 432mm

大容量排紙ユニット

ノンソート時 :
90mm × 148mm~
340mm × 460mm*2
オフセット時 :
90mm × 182mm ~
340mm × 432mm*3

  • *1封筒を除く

  • *24000枚(積載高さ 440mm)
    理想用紙IJ(85g/m2)使用時
    A5、ハガキ、封筒、不定形サイズなどは積載高さ110mm以下

  • *33650枚(積載高さ 405mm)
    理想用紙IJ(85g/m2)使用時
    A5、ハガキ、封筒、不定形サイズなどは適用外

  • 仕様内の「サイズ」および「重さ」であっても、紙質 ・ 環境 ・ 保管状態等により通紙できない場合があります。
    あらかじめ、ご了承ください。詳しくは、お買い上げの販売会社(あるいは保守 ・ サービス会社)にご相談ください。

以下のような用紙は、紙づまりや故障などの原因となりますので使用しないでください。

  • 基本仕様の条件にあてはまらない用紙

  • 感熱紙やカーボン紙など、表面を加工処理した用紙

  • そり(カール)のある用紙(3mm以上)

  • しわのある用紙

  • 折れ曲がっている用紙

  • 破れている用紙

  • 波打っている用紙

  • アート紙など、コーティングされている用紙

  • 先端がぎざぎざになっている用紙

  • のり付けされている用紙

  • 穴があいている用紙

  • フォト用光沢紙

  • OHPシート

  • ユポ紙

必ず未開封の用紙を使用してください。

プリント終了後、給紙台に残った用紙は包装紙に包んで保管してください。給紙台に載せたままにしておくと、「そり(カール)」が生じて紙づまりの原因となることがあります。(給紙台にセットする場合、必要な枚数だけを包装紙から取り出して使用することをおすすめします)

裁断がよくない紙や表面がざらざらした画用紙などは、よくさばいてから使用してください。

用紙は、高温、多湿、直射日光を避けて、水平な状態で保管してください。

印刷物について

両面プリント時に、原稿によっては用紙の端(縁)が汚れる場合があります。

印刷物は、空気中に含まれるさまざまな成分や光の影響で退色(変色)してきます。
印刷物を十分乾燥させた後、ガラス付き額縁に入れたり、ラミネート加工して保存したりすると、変色しにくくなります。

印刷物をクリアファイルに入れて保管するときは、PET製のものをお使いください。

印刷物は、水ぬれや汗によって脱色します。水滴のかかる場所での保管は避けてください。
また、油性ペンで記入すると、にじむことがあります。

プリント直後と24時間経過後の印刷物では、印字濃度が異なります。
時間の経過と共に印字濃度が低下していきますが、ご了承ください。

印刷物をレーザープリンターやコピー機などのトナーを使用した印刷物と重ねないでください。
トナー印字部分に用紙が貼り付いたり、印刷物にトナーが転写する場合があります。

印刷物を感熱紙や感圧紙と重ねないでください。感熱紙や感圧紙の印字部分が薄くなったり、消えてしまう場合があります。

印刷物には微量の揮発分が含まれます。印刷物を机などに載せたままにしておくと、まれに揮発分が転写してみえる場合がありますが、時間の経過と共に乾燥して消失します。

複写に関する注意

個人が利用する場合でも、自由に何でも複写してよいというわけではありません。特に、単にその印刷物を所有しているだけでも、法律的に罰せられる種類の印刷物がありますので、十分ご注意ください。

次の文書は、法律で印刷を禁止されています。

  • 紙幣、貨幣、政府発行の有価証券、国債証券、地方債証券(たとえ「見本」の印があっても複写することは禁じられています)

  • 外国において流通する紙幣、貨幣、証券類

  • 未使用郵便切手、日本郵便株式会社製はがきの類で、政府の模造許可をとっていない場合

  • 政府発行の印紙、酒税法などで規定されている証紙類

  • 関係法律

    • 通貨及証券模造取締法

    • 外国ニ於イテ流通スル貨幣紙幣銀行券証券偽造変造及ビ模造ニ関スル法律

    • 郵便切手類模造等取締法

    • 印紙等模造取締法

    • 紙幣類似証券取締法

次のような複写はおやめください。

  • 民間発行の有価証券(株券、手形、小切手など)、定期券、回数券などの、事業会社が業務に使用する最低必要部数以外の複写

  • 政府発行のパスポート、公共機関や民間団体発行の免許証、許可証、身分証明書や通行券、食券などの切符類の複写

  • 書籍、音楽、絵画、版画、地図、図面、写真など著作権の対象となっているものの複写(個人的または家庭内、あるいはこれに準ずる限られた範囲内で使用する場合以外、複写することを禁じられています。)

インクカートリッジの保管方法と取り扱いについて

本インクカートリッジの一部は、「紙」でできているため、保管方法 ・ 環境によっては、変形して使えなくなる場合があります。「保管方法」に従って、適切に保管してください。

保管方法

インクカートリッジは、梱包箱に入れた状態で、記載されている「天地マーク」に従い、水平に保管してください。

凍結、直射日光を避け、5℃以上35℃以下の場所で保管してください。
また、温度変化の激しいところでの保管は避けてください。

ビニール袋開封後のインクを保管する場合は、保管方向を守り、なるべく早く本体にセットしてください。

取り扱いについて

使用前に振らないでください。気泡が発生し、印字不良の原因となることがあります。

インクを注ぎ足さないでください。

インクカートリッジは、本体にセットする直前に箱から出し、ビニール袋を開封してください。

本機の適正使用温度は、15℃~30℃です。
適正使用温度範囲外での使用は、印字不良(吐出量低下)の原因となることがあります。
インクジェットプリンターは、インクの粘度で噴射特性が変わります。特に低温では粘性が高くなり、ヘッドが目づまりする原因となります。使用環境および保管温度を守り、製造年月日をご確認の上、24か月を目安にご使用ください。

一度、キャップを外したインクが、長時間使い切らずに残っていると、空気中に含まれるさまざまな成分で劣化することがあります。
劣化 ・ 変質したインクを使用すると、プリントヘッドや、インク流路の故障の原因となることがあります。

インクカートリッジ内に残ったインクは、排水溝に流さないでください。

インクは、可燃性の液体です。
火災時は、霧状の強化液、泡、粉末、または炭酸ガス消火剤を使用してください。

インクカートリッジとクリーニングタンクの回収について

使用済みのインクカートリッジは、お買い上げの販売会社(あるいは保守 ・ サービス会社)にご返送ください。回収対象は、理想科学製のインクカートリッジに限ります。

カートリッジのインク供給口からインクが漏れることがあります。返送時にはキャップを付け、内袋および梱包材に入れてください。

使用済みクリーニングインクタンクは、お買い上げの販売会社(あるいは保守 ・ サービス会社)が交換いたします。理想科学製以外のインクカートリッジをお使いになられた場合、クリーニングインクタンクの廃インクを処理するために成分を調査する必要があります。別途必要な書類と追加の処理費用を請求させていただきます。

使用済み製品について

本製品には、ご使用後に回収し部品の再使用(リユース)や再利用(リサイクル)を行うシステムがあります。再利用 ・ 再使用できない部品は、環境への負荷が少ない方法で処理を行っています。

使用済み製品の回収について

お買い上げの販売会社(あるいは保守 ・ サービス会社)にご連絡ください。
使用済み製品は、回収の前に作業が必要になります。回収日に合わせて作業をさせていただきます。当社の引取りをご希望されない場合は、お客様が廃棄物処理法に基づき処分していただく必要があります。

  • アフターサービスと同様、当社の定める研修を受講し、ORPHISテクニカルスタッフと認定された者が作業いたします。