マルチフィニッシャー

オプションのマルチフィニッシャーを接続すると、以下のことができます。

種類

できること

オプションを付けるとできること

+紙折りユニット

+パンチユニット

マルチフィニッシャーS

ステープル

内三つ折り

外三つ折り

Z折り

パンチ

マルチフィニッシャーM

ステープル

二つ折り

小冊子製本

このページでは、紙折りユニットおよびパンチユニットが付いたマルチフィニッシャーMを例に説明します。

  • 正面から見た図

  1. トップトレイ

    パンチ機能を使用する場合、印刷物はここに排出されます。

  2. スタックトレイ

    ステープルやオフセット排紙、パンチ機能を使用する場合、印刷物はここに排出されます。

  3. 紙づまり表示LED

    紙づまりの位置が点灯します。

  4. 排出ボタン

    小冊子トレイに排出された印刷物を取り出すときに排出ボタンを押すと、印刷物が取り出しやすい位置まで移動します。

  5. 小冊子トレイ

    小冊子や二つ折りにされた印刷物は、ここに排出されます。

  6. 右カバー

    ステープルカートリッジの交換時や、紙づまりが発生した場合などに、このカバーを開けて処理します。

  7. 三つ折りトレイ

    三つ折りされた印刷物は、ここに排出されます。

  8. 紙折りユニット

    外三つ折り、内三つ折り、Z折りができます。

  9. 三つ折りトレイ引き出しボタン

    三つ折りの印刷物を取り出すときに押します。三つ折りトレイが手前に開きます。

  10. 搬送カバー

    紙づまりが発生した場合に、このカバーを開けてつまった用紙を取り除きます。

  11. 搬送ユニット

    プリンターからマルチフィニッシャーへ用紙を搬送します。

  • 背面からみた図

  1. マルチフィニッシャー用ソケット

    マルチフィニッシャー用の電源コードを接続します。

  2. 紙折りユニット用ソケット

    紙折りユニット用の電源コードを接続します。

  3. マルチフィニッシャー用電源分配ソケット

    マルチフィニッシャー用の電源コードを接続します。

  4. 紙折りユニット用電源分配ソケット

    紙折りユニット用の電源コードを接続します。

  5. 搬送ユニット用ソケット

    搬送ユニット用の電源コードを接続します。

  • マルチフィニッシャーの種類により、装備されていない場合があります。


警告ラベルについて

マルチフィニッシャーには、安全にお使いいただくために以下のような警告ラベルが貼り付けてあります。

マルチフィニッシャーを操作または保守点検するときは、必ず警告ラベルの指示内容をよく読み、安全にお使いください。また、ラベルをはがしたり、汚したりしないでください。もしラベルが貼り付けられていない、はがれかかっている、汚れているなどして判読できない場合は、販売会社(あるいは保守 ・ サービス会社)にご連絡ください。

ラベルの貼り付け位置

警告ラベル(注意)の貼り付け箇所を以下に示します。

  • 高温注意ラベルは、マルチフィニッシャーおよび紙折りユニットの内部にも貼られています。

ラベルの内容

  • *1動作中や印刷物を取り除くときに指を挟まれるおそれがあることを示しています。

  • *2このラベルが貼られている箇所は、高温になっている場合があります。触れると、火傷のおそれがあることを示しています。

設定項目一覧

マルチフィニッシャーを接続すると、以下の項目が設定できます。

プリンタードライバー

設定項目

説明

参照ページ

[仕上げ]タブ

ステープル

ステープルの位置を設定します。

パンチ

パンチの位置を設定します。

紙折り

用紙の折り方を設定します。

小冊子製本

製本方法を設定します。

オフセット排紙

複数部数をプリントする場合に、プリントの単位ごとに排紙位置をずらします。

排紙先

印刷物を排出するトレイを選択します。

連続排紙

使用中の排紙先の用紙がいっぱいになったときに、自動的に他の排紙先に切り替えます。

[応用]タブ

プログラム印刷

必要な部数が異なる多数のグループ(部署やクラス)がある場合に設定します。

プログラムオフセット排紙

印刷物の区切りがわかるように、排紙位置をずらします。

  • [仕上げ]タブの[ステープル]や[パンチ]などがグレーアウトしているときは、[環境]タブで[プリンター構成]が正しく設定されているか確認してください。(プリンター構成」)

コピーモード

設定項目

説明

参照ページ

小冊子

小冊子にするための面付けや紙折りなどを設定します。

製本([小冊子])

用紙を二つ折りにして、ステープルで中とじします。

分冊処理([小冊子])

分冊された束を中とじするのか、平とじするのか設定します。

中とじしろ([小冊子])

折り部分の中央に余白を設定します。

プログラム印刷

必要な部数が異なる多数のグループ(部署やクラス)がある場合に設定します。

オフセット排紙([プログラム印刷])

印刷物の区切りがわかるように、排紙位置をずらします。

仕分け

合紙を入れる位置を設定します。

オフセット排紙([仕分け])

印刷物の区切りがわかるように、排紙位置をずらします。

ステープル/パンチ

ステープルやパンチの位置を設定します。

紙折り

紙の折り方、折り方向などを設定します。

排紙先

印刷物を排出するトレイを選択します。

排紙面

排紙先トレイに対して、フェイスアップで排紙するかフェイスダウンで排紙するかを設定します。

連続排紙

使用中の排紙先の用紙がいっぱいになったときに、自動的に他の排紙先に切り替えます。

  • パンチの設定項目は、オプションのパンチユニットをお使いの場合に表示されます。

プリンタードライバーの設定

ステープル

ステープルする位置を設定します。

  • [ステープル]を設定した場合は、必ず[とじ位置]の設定をしてください。

  • [ステープル]を設定すると、[ソート]は[部ごと]に設定されます。(ソート」)

  • [小冊子]を設定すると、[ステープル]は[OFF]になります。(小冊子」)

  • [小冊子製本]を設定すると、[ステープル]は[OFF]になります。(小冊子製本」)

  • [ステープル]と[ポスター]、[連続排紙]は併用できません。(ポスター」、連続排紙」)

  • 用紙のセット方向は、ステープルのとじ位置により異なります。「ステープル機能と用紙のセット方向について」()を参照してください。

[とじ位置]を[左とじ]または[右とじ]に設定している場合は、以下から選択してください。

[OFF]/[1ヵ所]/[2ヵ所]

[とじ位置]を[上とじ]に設定している場合は、以下から選択してください。

[OFF]/[左1ヵ所]/[右1ヵ所]/[2ヵ所]

<ステープルできる用紙>

  • 用紙サイズ : A3/B4/A4/A4横/B5/B5横/A5横/Ledger/Legal/Letter/Letter-R/Foolscap/不定形

  • 用紙の重さ : 52g/m2~210g/m2

<ステープルできる枚数>

  • 定形用紙の場合
    A4、A4横、B5、B5横、A5横、Letter、Letter-R : 2~100枚

    上記以外の定形用紙(A3、B4、Ledger、Legal、Foolscap) : 2~65枚

  • 不定形用紙の場合
    用紙の高さが297mmを超える場合 : 2~65枚

    用紙の幅と高さが共に216mm を超える場合 :
    2~65枚

    上記以外の不定形用紙 : 2~100枚

  • 理想用紙IJ(85g/m2)の場合
    Z折りが混在した場合、A3用紙Z折りはA4横用紙10枚分、B4用紙Z折りはB5横用紙20枚分に相当

  • 最大ステープル枚数を超えるジョブをプリントすると、ステープルされずに排紙されます。


ステープル機能と用紙のセット方向について

用紙トレイ(給紙台)への用紙セット方向と、ステープルのとじ位置は以下のとおりです。

印刷の向き : 縦

印刷の向き : 横

排紙面 : フェイスアップ

排紙面 : フェイスダウン

とじ位置

ステープルの位置

1カ所

2カ所

1カ所

2カ所

左1カ所

右1カ所

2カ所

用紙搬送

  • 該当する用紙サイズが、トレイにセットされていない場合、メッセージが表示されます。

    画面の指示に従って、用紙をセットしてください。

  • [1ヵ所]とじの場合、用紙サイズやセット方向により、針の角度は上の図や、プリンタードライバー画面の印刷イメージと異なる場合があります。

  • 原稿に複数の原稿サイズが混在する場合は、[とじ位置]の設定に合わせて自動で画像を回転します。

パンチ

パンチ穴の数を設定します。

  • [小冊子]を設定すると、[パンチ]は[OFF]になります。(小冊子」)

  • [小冊子製本]を設定すると、[パンチ]は[OFF]になります。(小冊子製本」)

[OFF]/[2穴]/[4穴]

<パンチできる用紙>

  • 用紙サイズ

    2穴 : A3/B4/A4/A4横/B5横/Ledger/Legal/Letter/Letter-R/Foolscap

    4穴 : A3/A4横/Ledger/Letter-R

  • 用紙の重さ : 52g/m2~210g/m2

紙折り

二つ折りやZ折りなど、紙折りの設定をします。

<紙折りできる用紙>

  • 紙折りできる用紙と折り方向

    二つ折り : A3/B4/A4/B5/Ledger/Legal/Letter/Foolscap/不定形

    内三つ折り、外三つ折り : A4/Letter

    Z折り : A3/B4/Ledger

    • 幅が高さより長い用紙は、二つ折りにできません。

  • 用紙の重さ : 60g/m2~90g/m2

[OFF]

紙折りをしません。

[二つ折り]

用紙を1 枚ずつ二つ折りにします。

[内三つ折り]

用紙を1 枚ずつ内側に三つ折りにします。

[外三つ折り]

用紙を1 枚ずつ外側に三つ折りにします。

[Z折り]

用紙を1 枚ずつZ折りにします。

[原稿サイズ混在]と併用させた場合、Z折りした用紙と Z折りしていない用紙を混在させて排紙します。


紙折りの種類を選択し、[詳細設定]をクリックすると、[紙折り]ダイアログボックスが表示されます。折り方向やとじ位置の設定をしてください。

折り方向

[二つ折り][内三つ折り][外三つ折り]を選択した場合、印刷面を内側にするか外側にするかを設定します。

  • 両面プリント時は1 ページ目が印刷面になります。

[内側に印字]

印刷面を内側にして用紙を折ります。

[外側に印字]

印刷面を外側にして用紙を折ります。

二つ折り

内三つ折り

外三つ折り

とじ位置

[Z折り]を選択した場合、用紙のとじ位置を設定します。

[左とじ/上とじ]

用紙の右半面をZ折りします。

[右とじ/下とじ]

用紙の左半面をZ折りします。

  • [原稿サイズ混在]を設定すると、[紙折り]は[Z折り]のみ設定できます。その場合、混在可能な原稿サイズの組み合わせは、「A4横とA3」「B5 横とB4」「Letter-R とLedger」です。(原稿サイズ混在」)

  • [原稿サイズ混在]と併用した場合、[印刷の向き]は、大きいほうの原稿の向きを選んでください。(A4 原稿が縦でA3 原稿が横の場合は、[横]を選択)(原稿サイズ」、原稿サイズ混在」)

  • [出力用紙サイズ]には、Z折りする用紙のサイズを指定してください。(出力用紙サイズ」)

  • 両面印刷と併用した場合、1 枚の用紙の表裏になる原稿サイズが同じ場合のみ両面印刷になります。(サイズが異なる場合は、裏面が空白ページになります)(両面 / 片面」)

  • [原稿サイズ混在]と併用した場合は、[ステープル]、[パンチ]、[オフセット排紙]を設定できます。(原稿サイズ混在」、ステープル」、パンチ」、オフセット排紙」)

  • [表紙付け]と併用した場合は、Z折り後のサイズの表紙がつけられます。(表紙付け」)

小冊子製本

連続する複数のページを両面印刷し、用紙を二つ折りにした小冊子を作成します。ステープルでの中とじもできます。

<小冊子が作成できる用紙>

  • A3 / B4 / A4 / B5 / Ledger / Legal / Letter /Foolscap/不定形

    • 幅が高さより長い用紙は使用できません。

[OFF]

小冊子製本の設定をしません。

[折り]

印刷用紙を二つ折りにします。

[折り+ステープル]

印刷用紙を二つ折りにして、ステープルで中とじします。

小冊子製本の方法を選択し、[詳細設定]をクリックすると、[小冊子製本]ダイアログボックスが表示されます。

分冊処理、中とじしろ、表紙別プリントの設定をしてください。

分冊処理

[折り]または[折り+ステープル]を選択した場合、1回に折れる枚数に制限があります。

[折り]の場合は5枚(20ページ)、[折り+ステープル]の場合は20枚(80ページ)です。

この枚数を超えるページ数がある場合は、上記枚数ごとに1回折って排出します(分冊されます)。

その場合、分冊された束を中とじするのか、平とじするのかによって、面付け方法が異なるため、[OFF]、[ON]どちらかを選択してください。

  • [分冊処理]と[表紙付け]は併用できません。(表紙付け」)

[OFF]

分冊を開いた状態で重ねてとじる(中とじする)と1冊になるように面付けされます。

OFFを選択すると、[折り+ステープル]を選択した場合でも、ステープルしません。

[ON]

分冊を折ったまま重ねてとじる(平とじする)と1冊になるように面付けされます。

例 : 60ページ 設定が[折り] 分冊処理[OFF]の
場合

例 : 60ページ 設定が[折り] 分冊処理[ON]の
場合

中とじしろ

[とじしろ幅]の数値を入力します。

[自動縮小]にチェックマークをつけると、とじしろ幅を設けたためにプリント面が用紙に入りきらない場合に、用紙に収まるように自動的に縮小します。

表紙別プリント

表紙のページ(原稿の先頭の2ページと最後の2ページ)だけを別にプリントします。表紙と本文を、別の用紙でプリントする場合などに便利です。

  • [表紙別プリント]と[表紙付け]は併用できません。(表紙付け」)

[OFF]

表紙別プリントの設定をしません。

[表紙のみプリント]

表紙ページだけがプリントされます。

[表紙以外をプリント]

表紙以外のページが小冊子としてプリントされます。

[表紙以外を保留にする]

表紙を印刷後、続けて本文を印刷する場合、[表紙以外を保留にする]にチェックを付けておくと、本機の操作パネルから印刷指示ができます。この場合、印刷済みの表紙をセットするトレイを指定してください。

[表紙用トレイ]

[給紙台]/[トレイ1]/[トレイ2]/[トレイ3]

  • オプションの大容量給紙ユニットをお使いの場合は、[給紙台]の代わりに[大容量給紙ユニット]が表示されます。

表紙ページだけを別にプリントして、本文と合わせて小冊子製本する場合を例に説明しています。

  1. [表紙別プリント]で[表紙のみをプリント]をクリックする

  2. [表紙以外を保留にする]にチェックマークをつける

  3. [表紙用トレイ]を選択する

  4. [OK]をクリックする

    表紙だけがプリントされ、表紙以外のデータは保留ジョブになります。

  5. 印刷された表紙を、[表紙用トレイ]で設定した本機のトレイにセットする

    セットする方向は以下のとおりです。

    給紙台の場合

    用紙トレイの場合

  6. [ホーム1]画面で[プリント]をタッチする

  7. ジョブを選択する

  8. [スタート]キーを押す

    本文がプリントされ、表紙と合わせて小冊子製本されます。

オフセット排紙

複数部数をプリントする場合に、プリントの単位ごとに排紙位置をずらします。

  • [プログラム印刷]を設定すると、[オフセット排紙]は[OFF]になります。(プログラム印刷」)

  • スタックトレイに排紙できない用紙サイズでは、設定できません。

  • [原稿サイズ混在]を設定すると、[オフセット排紙]は[OFF]になります。(原稿サイズ混在」)

  • [紙折り]の[二つ折り]、[内三つ折り]、[外三つ折り]を設定すると、[オフセット排紙]は[OFF]になります。(紙折り」)

  • [小冊子製本]を設定すると、[オフセット排紙]は[OFF]になります。(小冊子製本」)

  • 通常は2 段オフセット、ステープルが併用されている場合は3段オフセットになります。

    2 段オフセット

    ステープルなし(マルチフィニッシャー、オフセットステープルトレイ)

    3 段オフセット

    ステープルあり(マルチフィニッシャー)

[OFF]

オフセット排紙を設定しません。

[ソートの区切りごと]

[ソート]で指定した単位ごとに、排紙位置をずらします。

[プリント終了時]

プリント終了時に、排紙位置をずらします。

排紙先

印刷物を排出するトレイを設定します。

[自動]に設定すると、設定した機能に応じて、自動的に適切なトレイに排紙されます。マルチフィニッシャーに印刷物を排出する場合は、[トップトレイ]/[スタックトレイ]を選択してください。

[詳細設定]をクリックすると、[排紙先]ダイアログボックスが表示されます。排紙先トレイに対して、フェイスアップで排紙するかフェイスダウンで排紙するかを設定します。

[フェイスアップ]/[フェイスダウン]

  • [ステープル]、[パンチ]、[紙折り]、[小冊子製本]、[オフセット排紙]を設定している場合に[排紙先]で選択できる排紙トレイは、設定内容により異なります。(ステープル」、パンチ」、紙折り」、小冊子製本」、オフセット排紙」)

連続排紙

排紙先の紙がいっぱいになったときに、自動的に他の排紙先に切り替えます。

  • [連続排紙]を設定すると、[ソート]は[ページごと]に設定されます。(ソート」)

  • [連続排紙]と[表紙付け]、[ステープル]、[紙折り]の[二つ折り]、[内三つ折り]、[外三つ折り]、[小冊子製本]は併用できません。(表紙付け」、ステープル」、紙折り」、小冊子製本」)

プログラムオフセット排紙

プリントの「プログラム印刷」()の機能に加えて、印刷物の区切りがわかるように、排紙位置をずらす設定ができます。

[OFF]

オフセット排紙を設定しません。

[組ごと]

組単位ごとに排紙位置をずらします。

[グループごと]

グループ単位ごとに排紙位置をずらします。

コピーモードの設定

製本([小冊子])

コピーの「小冊子」()の機能に加えて、小冊子に仕上げるときの、折りやステープルが設定できます。

  • [製本]を設定すると、[ソート]は[部ごと]に設定されます。(ソート」)

  • [製本]と[プログラム印刷]、[仕分け]、[排紙先]、[排紙面]、[連続排紙]は併用できません。(プログラム印刷」、仕分け」、排紙先」、排紙面」、連続排紙」)

[OFF]

製本の設定をしません。

[折り+ステープル]

用紙を二つ折りして、ステープル(中とじ)します。

[折りのみ]

用紙を二つ折りにします。

分冊処理([小冊子])

[製本]で[折りのみ]または[折り+ステープル]を選択した場合、1回に折れる枚数に制限があります。

[折りのみ]の場合は5枚(20ページ)、[折り+ステープル]の場合は20枚(80ページ)です。
この枚数を超えるページ数がある場合は、上記枚数ごとに1回折って排出します(分冊されます)。
その場合、分冊された束を中とじするのか、平とじするのかによって、面付け方法が異なるため、[OFF]、[ON]どちらかを選択してください。

[OFF]

分冊を開いた状態で重ねてとじる(中とじする)と1冊になるように面付けされます。

OFF を選択すると、[折り+ステープル]を選択した場合でも、ステープルしません。

[ON]

分冊を折ったまま重ねてとじる(平とじする)と1冊になるように面付けされます。

例 : 60ページ 設定が[折りのみ] 分冊処理[OFF]の場合

例 : 60ページ 設定が[折りのみ] 分冊処理[ON]の場合

中とじしろ([小冊子])

二つ折りにしたときに折り部分が隠れて見えなくなるのを防ぐために、折り部分の中央に中とじしろ(余白)を設定します。

[中とじしろ]を設定すると、[自動縮小]が設定できます。中とじしろを設定したときにプリント面が用紙に入りきらない場合は、自動縮小を[ON]にします。

  • 中とじしろは、コピーの[小冊子]で[ページ配置]を[OFF]以外に設定していて、[製本]で[折り+ステープル]または[折りのみ]を選択しているときに設定できます。

オフセット排紙([プログラム印刷])

コピーの「プログラム印刷」()の機能に加えて、印刷物の区切りがわかるように、排紙位置をずらす設定ができます。

[OFF]

オフセット排紙を設定しません。

[組ごと]

組単位ごとに排紙位置をずらします。

[グループごと]

グループ単位ごとに排紙位置をずらします。

オフセット排紙([仕分け])

コピーの「仕分け」()の機能に加えて、印刷物の区切りがわかるように、排紙位置をずらす設定ができます。

  • [オフセット排紙]と[原稿サイズ混在]、[小冊子]の[製本]、[紙折り]の[二つ折り]、[内三つ折り]、[外三つ折り]は併用できません。(原稿サイズ混在」、製本([小冊子])」、紙折り」 )

[OFF]

オフセット排紙を設定しません。

[ソートの区切りごと]

ソートの区切りごとに、排紙位置をずらします。

[ジョブの後ろ]

印刷するジョブごとに排紙位置をずらします。

<オフセット排紙ができる用紙>

  • A3/B4/A4/A4横/A5横/B5横/Ledger/Legal/Letter/Letter-R/Foolscap/指定サイズ
    (203mm × 148mm~297mm × 488mm)

  1. [仕分け]をタッチする

  2. オフセット排紙の設定を選択する

  3. [OK]をタッチする

ステープル/パンチ

指定した位置にステープルしたり、パンチ穴を開けます。

  • [ステープル / パンチ]と[小冊子]、[ページ罫線]、[紙折り]の[二つ折り]、[内三つ折り]、[外三つ折り]は併用できません。(小冊子」、ページ罫線」、紙折り」)

  • [ステープル]と[連続排紙]は併用できません。(連続排紙」)

<ステープルできる用紙>

  • 用紙サイズ : A3/B4/A4/A4横/B5/B5横/A5横/Ledger/Legal/Letter/Letter-R/Foolscap/不定形

  • 用紙の重さ : 52g/m2~210g/m2

<ステープルできる枚数>

  • 定形用紙の場合

    A4、A4横、B5、B5横、A5横、Letter、Letter-R :
    2~100枚

    上記以外の定形用紙(A3、B4、Ledger、Legal、Foolscap) : 2~65枚

  • 不定形用紙の場合

    用紙の高さが297mmを超える場合 : 2~65枚
    用紙の幅と高さが共に216mmを超える場合 :
    2~65枚

    上記以外の不定形用紙 : 2~100枚

  • 理想用紙IJ(85g/m2)の場合
    Z折りが混在した場合、A3用紙Z折りはA4横用紙10枚分、B4用紙Z折りはB5横用紙20枚分に相当

  • 最大ステープル枚数を超えるジョブをプリントすると、ステープルされずに排紙されます。

<パンチできる用紙>

  • 用紙サイズ

    2穴 : A3/B4/A4/A4横/B5横/Ledger/Legal/Letter/Letter-R/Foolscap

    4穴 : A3/A4横/Ledger/Letter-R

  • 用紙の重さ : 52g/m2~210g/m2

原稿セット方向

[読める向き]

ユーザーから見て、原稿を読める向きにセットする場合に選択します。

[左向き]

ユーザーから見て、原稿の上辺を左側にセットする場合に選択します。

とじ位置

用紙をとじる位置を選択します。

左とじ/右とじ/上とじ

ステープル

ステープルの位置を選択します。

  • [とじ位置]を左とじまたは右とじに設定している場合は、以下から選択してください。

    [OFF]/1カ所/2カ所

  • [とじ位置]を上とじに設定している場合は、以下から選択してください。

    [OFF]/左1カ所/右1カ所/2カ所

  • 左1カ所と右1カ所は、[とじ位置]を上とじに設定した場合のみ表示されます。

  1. [ステープル/パンチ]をタッチする

  2. [とじ位置]を設定する

  3. [ステープル]を設定する

  4. [OK]をタッチする

パンチ

パンチ穴の数を設定します。

[OFF]/2穴/4穴

  1. [ステープル/パンチ]をタッチする

  2. [とじ位置]を設定する

  3. [パンチ]を設定する

  4. [OK]をタッチする

とじしろ

ステープルやパンチがプリント面にかからないように、とじしろ(余白)を設定できます。

  1. [ステープル/パンチ]画面で[とじしろ]をタッチする

    [とじしろ]画面が表示されます。

  2. とじしろを設定する

    • [とじ位置]を選択します。

    • とじしろ幅を[][]またはテンキーで入力します。

    • とじしろを設定したためにプリントの一部が欠ける場合は、[自動縮小]を[ON]にしてください。

  3. [OK]をタッチする

紙折り

二つ折りやZ折りなど、紙折りの設定をします。

  • 紙折りできる用紙と折り方向

    二つ折り : A3/B4/A4/B5/Ledger/Legal/Letter/Foolscap/不定形

    内三つ折り、外三つ折り : A4/Letter
    Z折り : A3/B4/Ledger

    • 幅が高さより長い用紙は、二つ折りにできません。

  • 用紙の重さ : 60g/m2~90g/m2

[OFF]

紙折りをしません。

[二つ折り]

用紙を1枚ずつ二つ折りにします。

[内三つ折り]

用紙を1枚ずつ内側に三つ折りにします。

[外三つ折り]

用紙を1枚ずつ外側に三つ折りにします。

[Z折り]

用紙を1枚ずつZ折りにします。

[折り方向]

プリント面を内側にして紙を折るか、外側にして折るかを設定します。

紙折り

折り方向

[二つ折り]

[内三つ折り]

[外三つ折り]

[とじ位置]

用紙のとじ位置を設定します。

紙折り

とじ位置

[Z折り]

[Z折り混在]

[ON]に設定すると、2種類のサイズの原稿のうち、大きい用紙はZ折りをし、小さい用紙はZ折りをせずにプリントします。

Z折り混在可能な原稿サイズの組み合わせは、「A4横とA3」、「B5横とB4」、「Letter-RとLedger」です。

[自動画像回転]

セットした原稿に対しトレイにセットした用紙サイズが合っていても、用紙の向きが一致しない場合に、自動的に画像を90度回転します。通常は[ON]に設定します。

[二つ折り]、[内三つ折り]、[外三つ折り]

  1. [紙折り]をタッチする

  2. 紙折りの種類を選択する

  3. [折り方向]を設定する

  4. [OK]をタッチする

[Z折り]

  1. [紙折り]をタッチする

  2. [Z折り]をタッチする

  3. [とじ位置]を設定する

  4. 原稿サイズが混在している場合は、[Z折り混在]を設定する

  5. [OK]をタッチする

    確認画面が表示されたら、[OK]をタッチして、[自動画像回転]を[OFF]に設定します。

排紙先

印刷物を排出するトレイを選択します。

  • 接続しているオプションにより、[排紙先]画面に表示されるトレイの内容が変わります。

[自動]

自動的に適切なトレイが選択されます。

Aフェイスダウン排紙トレイ]/[Bトップトレイ]/[Cスタックトレイ]

排紙トレイを選択します。

  1. [排紙先]をタッチする

  2. 排紙先を選択する

  3. [OK]をタッチする

排紙面

排紙先トレイに対して、フェイスアップで排紙するかフェイスダウンで排紙するかを設定します。

[フェイスアップ]/[フェイスダウン]

連続排紙

使用中の排紙先の用紙がいっぱいになったときに、自動的に他の排紙先に切り替えます。

  1. [連続排紙]をタッチする

  2. [ON]をタッチする

  3. [OK]をタッチする

  • [連続排紙]と[小冊子]、[オーバーレイ]、[表紙付け]、[ステープル]、[紙折り]の[二つ折り]、[内三つ折り]、[外三つ折り]は併用できません。(小冊子 」、オーバーレイ」、表紙付け」、ステープル/パンチ」、紙折り」)

  • [連続排紙]を設定すると、[ソート]は[ページごと]に設定されます。(ソート」)