ここでは、カラーモード、両面/片面、用紙種類など、プリンタードライバーの基本的な設定について説明しています。

共通ボタン

共通ボタンは、[印刷設定]画面の各タブに表示されます。

お気に入り登録

プリンタードライバー画面での、現在の設定値を登録して、必要なときに呼び出すことができます。

登録できるのは30件までです。

  • [お気に入り登録]機能を使用するには、お使いのパソコンの管理者権限が必要です。

  1. プリンタードライバー画面で必要な設定をする

  2. [お気に入り登録]をクリックする

    [お気に入り登録]ダイアログボックスが表示されます。

  3. 名称を入力する

    全角/半角1~20文字で入力してください。

  4. [登録]をクリックする

    設定が保存されて[お気に入り]タブに表示されます。

標準に戻す

プリンタードライバー画面でのすべての設定を初期値に戻します。

ユーザー設定に戻す

プリンタードライバー画面でのすべての設定をユーザー設定値に戻します。

ユーザー設定値は、以下の手順で設定します。

  1. [スタート]-[設定]-[デバイス]または[Bluetoothとデバイス]-[プリンターとスキャナー]からGLシリーズ プリンターを選択する

  2. [管理]-[プリンターのプロパティ]をクリックする

  3. プリンターのプロパティ画面で[基本設定]を選択する

    [印刷設定]画面が表示されます。

  4. 必要に応じて設定を変更する

    • ここで設定した内容は、プリンタードライバーに保存されます。次回からは、[ユーザー設定に戻す]をクリックするだけで、ユーザーが設定した既定値を呼び出すことができます。

    • パソコンのアプリケーション画面で印刷メニューを選択し、[プロパティ]または[詳細設定]から設定した内容は、一時的な設定です。設定は保存されません。

    • インストール直後の、ユーザー設定値がない状態で[ユーザー設定に戻す]をクリックした場合は、[標準に戻す]をクリックしたときと同様に、プリンタードライバー画面でのすべての設定が初期値に戻ります。

[基本]タブ

カラーモード

カラーモードを設定します。

[自動]

原稿の色を自動的に判断し、カラー(シアン/マゼンタ/イエロー/グレイ/ブラック)または白黒でプリントします。

[カラー]

5色(シアン/マゼンタ/イエロー/グレイ/ブラック)でプリントします。

[白黒]

原稿色に関係なく、ブラック1色でプリントします。

[単色シアン]

原稿色に関係なく、シアン1色でプリントします。

[単色マゼンタ]

原稿色に関係なく、マゼンタ1色でプリントします。

両面 / 片面

プリントする面を設定します。

[片面]

片面にプリントします。

[両面(長辺とじ)]

長辺をとじ位置として、両面にプリントします。

[両面(短辺とじ)]

短辺をとじ位置として、両面にプリントします。

  • 原稿サイズ混在で両面印刷する場合は、[原稿サイズ混在]ダイアログボックスで、とじ方向を設定します。

印刷部数

プリントする部数(1~9999)を入力します。

  • プログラム印刷を設定している場合、印刷部数の入力はできません。

確認プリント

ページ数や枚数の多い原稿をプリントする場合に、指定枚数をプリントする前に1ページまたは1部だけプリントして止まるので、仕上がりを確認してから、スタートさせることができます。確認後、プリンター側の[スタート]キーを押してプリントを続けます。チェックマークをつけると有効になります。

  • [ソート]で選択しているプリントの単位(ページごとまたは部ごと)に従って、確認プリントが行われます。

  • 確認後、プリンターの操作パネルで、設定内容を変更できます。(プリントの途中で設定を変更する」)

ソート

複数部数をプリントするときの排紙方法を設定します。

[部ごと]/[ページごと]

  • [部ごと]を選択する場合は、アプリケーションソフトの印刷ダイアログボックスにある[部単位で印刷]のチェックマークをはずしてください。チェックマークがついていると正しくプリントできない場合があります。

原稿サイズ

原稿データの用紙サイズと向きを設定します。

[印刷の向き]

[縦]/[横]

  • 封筒にプリントする場合は、オプションの排紙台や封筒給紙アタッチメントを接続することをおすすめします。

  • リストには、[環境]タブの[用紙サイズ登録]で登録されているサイズが表示されます。(用紙サイズ登録」)

不定形サイズの原稿の設定

原稿が不定形サイズの場合には、[Custom]を選択します。

  1. [原稿サイズ]で[Custom]を選択する

    [Custom]ダイアログボックスが表示されます。

  2. 原稿サイズを入力する

  3. [OK]をクリックする

    • ここで入力したサイズは、設定時のみ有効です。よく使う原稿サイズは、あらかじめ登録しておくと便利です。(用紙サイズ登録」)

原稿サイズ混在

原稿データに複数の原稿サイズが混在する場合に設定します。

[原稿サイズ混在]を有効にすると、原稿サイズに合った用紙トレイが自動的に選択されます。

  • [原稿サイズ混在]と[出力用紙サイズ]、[ページ集約]、[連写]、[小冊子]、[とじ位置]、[表紙付け]、[ポスター]、[白紙節約]、[フォーム合成]、[複写プリント]は併用できません。(出力用紙サイズ」、ページ集約」、連写」、小冊子」、とじ位置」、表紙付け」、ポスター」、白紙節約」、フォーム合成」、複写プリント」)

  • 両面印刷と併用した場合、1枚の用紙の表裏になる原稿サイズが同じときのみ、両面印刷になります。(サイズが異なるときは、裏面が空白ページになります。)

  • 複数の原稿サイズが混在する原稿データを、[原稿サイズ混在]を無効にしてプリントすると、1ページ目のサイズで全ページプリントされます。

両面印刷と併用する

両面印刷と併用する場合には、用紙サイズごとにとじ位置を設定できます。

[原稿サイズ混在]にチェックマークをつけ、[詳細設定]をクリックすると、[原稿サイズ混在]ダイアログボックスが表示されます。混在ページごとに、とじ位置を選択してください。

  • USB利用の[原稿サイズ混在]を設定する場合は、操作パネルの[USB]- [利用]画面で文書を選択して、サブメニューの[印刷設定]-[その他設定]-[原稿サイズ混在]-[ON]をタッチしてください。(USB利用の手順」)

[大きいページ]

[長辺とじ]/[短辺とじ]

[小さいページ]

[長辺とじ]/[短辺とじ]

[大きいページの180度回転]

大きいページの向きが180度回転します。

  • [大きいページ]とは、A3/B4/Tabloidの用紙サイズ、[小さいページ]とは、上記以外の用紙サイズを意味します。

  • 作成した原稿のアプリケーションによっては、大きいページが思いどおりの方向に回転しない場合があります。その場合にチェックマークをつけると、プリントの向きを180度回転させることができます。

倍率指定

原稿データの拡大/縮小率を設定します。

[倍率指定]にチェックマークをつけて、拡大/縮小率を50%~200%の範囲で入力します。

[倍率指定]を選択しない場合は、[原稿サイズ]と[出力用紙サイズ]や面付けの設定から、自動的に拡大/縮小率が設定されます。

出力用紙サイズ

プリントする用紙のサイズを設定します。

  • [出力用紙サイズ]と[原稿サイズ混在]は併用できません。(原稿サイズ混在」)

  • 封筒にプリントする場合は、オプションの排紙台や封筒給紙アタッチメントを接続することをおすすめします。

  • リストには、[環境]タブの[用紙サイズ登録]で登録されているサイズが表示されます。(用紙サイズ登録」)

不定形サイズの用紙の設定

用紙が不定形サイズの場合には、[Custom]を選択します。

  1. [出力用紙サイズ]で[Custom]を選択する

    [Custom]ダイアログボックスが表示されます。

  2. 用紙サイズを入力する

  3. [OK]をクリックする

  • ここで入力したサイズは、設定時のみ有効です。

    よく使う用紙サイズはあらかじめ登録しておくと、便利です。(用紙サイズ登録」)

給紙トレイ選択

プリントに使用する給紙トレイを設定します。

  • [複写プリント]を設定すると、[給紙トレイ選択]は[自動]に設定されます。(複写プリント」)

[自動]

[用紙種類]と[出力用紙サイズ]での設定内容により、用紙トレイが自動で選択されます。

[給紙台]

給紙台にセットした用紙にプリントされます。

[トレイ1]/[トレイ2]/[トレイ3]/[増設トレイ]

トレイにセットした用紙にプリントされます。

  • [自動]が選択されていて、[出力用紙サイズ]と[用紙種類]の設定と合った用紙がセットされていない場合(またはセットされているが[自動選択]の対象外の場合)は、エラーになり、プリントされません。[用紙種類]の[指定しない]を選択してください。(用紙種類」)

  • プリンターの用紙トレイにセットされている用紙サイズ ・ 種類は、RISOコンソールをパソコンから操作して確認できます。「RISOコンソール」の「[消耗品情報]画面」()を参照してください。

  • オプションの大容量給紙ユニットをお使いの場合は、[給紙台]の代わりに[大容量給紙ユニット]が表示されます。

  • [増設トレイ]は、オプションの増設トレイをお使いの場合に表示されます。

用紙種類

用紙の種類を選択します。

色合いやインク量など、選択した用紙種類に適した調整や画像処理をしてプリントします。

[指定しない]

プリンターの設定内容に応じて、自動的に用紙種類を設定します。

[普通紙]

[IJ用紙]/[IJマット用紙]

理想用紙IJ、理想用紙IJマット(または同等用紙)を使用している場合に選択してください。

[高品位紙]

[IJハガキ]

[給紙トレイ選択]で[給紙台]または[大容量給紙ユニット]を選択した場合に設定できます。

[軽量紙]

[圧着紙]

  • 本機は、用紙種類により最適なカラープロファイルを選択しています。実際にセットされている用紙とプリンターの用紙設定が適合していないと、適正な色バランスでプリントできません。

  • [指定しない]に設定しているときは、プリンターと通信ができない場合や、プリントの指示をしたあとにプリンターの用紙設定が変わると、用紙と画像処理が一致しない場合もあります。

  • [圧着紙]を選択した場合は、グレイとブラックのインクを使わないでプリントします。そのため、以下のように設定されます。

    • [画像品質]が[CMYプリント]に設定されます。

    • [カラーモード]が[カラー]に設定されます。

    • [原稿種類]が[文字・写真]に設定されます。

カラープロファイルとは

モニターなどのディスプレイでは、色は「光の三原色(RGB/赤 ・ 緑 ・ 青)」で表現されますが、インクでプリントする場合は「色の三原色(CMY/シアン ・ マゼンタ ・ イエロー)」で表現されます。

一般に、パソコンのモニター画面で色を表現するRGBよりも、紙に色を表現するCMYのほうが色数が少なくなるため、モニターで見たままの色をプリントすることはできません。そこで、なるべく同じ色や自然な色味を再現できるように、RGBからCMYに変換するときに工夫が必要になります。

この変換の仕組みを「カラーマネージメント」といい、その変換表を「カラープロファイル」といいます。

プリンターのカラーマネージメントでは、原稿モードと使用する用紙の組み合わせに応じて、最適なカラーが表現できるよう、何種類かのカラープロファイルを自動で選択しています。

  • 本機は、Monotype Imaging社からライセンスされているColorSet™ 技術により、生成および編集したカラープロファイルを使用しています。

出力方法と保存先

パソコンから送ったデータをプリントするか、プリンターのフォルダーへ保存するかを設定します。

また、USBメモリーにPRNファイルとして保存したり、バーコード領域指定アプリケーションで使用するファイルを作成します。

[プリント]

プリントします。

[ボックス]

原稿データをPRNファイル形式で本機のフォルダーに保存します。

[プリント&ボックス]

原稿データを本機のフォルダーに保存したあと、プリントします。

[USBメモリ保存]

原稿データをPRNファイル形式でUSBメモリーに保存します。ネットワーク環境がない場合でも、USBメモリーを本機に接続することでプリントできます。

[ファイルとして保存]

バーコード領域指定アプリケーションで使用するPRNファイルを作成します。

  • USBメモリーは、保存が終了するまで抜かないでください。データ保存中は、パソコンのタスクバーにプリンターアイコンが表示されます。保存が終了すると、プリンターアイコンの表示が消えます。アイコン表示が消えたことを確認してから、USBメモリーを抜いてください。

  • 本機のフォルダーに保存したデータは、本機の[ボックス]-[利用]画面()や、「RISOコンソール」の「[ボックス]メニュー」()からプリントできます。

  • USBメモリーに保存したデータは、USBメモリーを本機に接続して[USB]-[利用]画面からプリントできます。データを本機のフォルダーにコピーして本機に保存することもできます。(フォルダーへコピーする」)

  • PRNファイルとは、プリンタードライバーで出力した当社専用のファイル形式です。他社製のプリンターやアプリケーションでは、ファイルを開くことはできません。

  • 本機のフォルダーに保存されるデータには、パソコンのユーザー名がオーナー名として付加されます。

保存先フォルダーの設定

[保存先]には、[環境]タブの[保存先フォルダー登録]で登録したフォルダーが表示されます。([環境]タブ」)

  1. [出力方法]で[ボックス]、[プリント&ボックス]または[USBメモリ保存]を選択する

  2. [詳細設定]をクリックする

    [出力方法]ダイアログボックスが表示されます。

  3. [保存先]のプルダウンメニューから原稿データの保存先を選択する

    [保存先]には、使用可能なフォルダーが表示されます。

  4. [OK]をクリックする

    設定したフォルダー名が[保存先]に表示されます。

[お気に入り]タブ

お気に入りリスト

お気に入りとして登録されたプリンタードライバーの設定値がリストに表示されます。工場出荷時には、おすすめのお気に入りが登録されています。

お気に入りをクリックすると、選択されたお気に入りの設定値が一覧で表示され、印刷設定もその設定値に変更されます。

お気に入り編集

登録したお気に入りを編集します。

[現在の設定]

選択したお気に入りの設定値が表示されます。

[お気に入りリスト]

登録済みのお気に入りが表示されます。

[上へ]/[下へ]

[お気に入りリスト]にあるお気に入りの表示順を変更します。

[名称変更]

お気に入りの登録名を変更します。全角/半角1~20文字以内で入力します。

[削除]

お気に入りを削除します。

ファイルを開く

パソコンに保存されているプリンタードライバーの設定値を呼び出して、利用できます。

  1. [ファイルを開く]をクリックする

    [開く]ダイアログボックスが表示されます。

  2. パソコン内のファイルを選択する

  3. [開く]をクリックする

    [お気に入りリスト]に、読み込んだ設定が表示されます。

ファイルに保存する

お気に入りとして登録した設定値を、パソコンに保存できます。

設定を複数のユーザーで共有するときや、プリンタードライバーを再度インストールするときなどは、いったんパソコンに保存しておくと便利です。

  1. [お気に入りリスト]から保存する設定を選択する

  2. [ファイルに保存する]をクリックする

    [名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されます。

  3. 保存先のフォルダーとファイル名を指定する

  4. [保存]をクリックする

    選択した設定が、保存されます。

[レイアウト]タブ

ページ集約

1枚の用紙に、連続したページを割り付けてプリントします。

[OFF]/
[2面 : 左から右へ]/[2面 : 右から左へ]/
[2面 : 上から下へ]/[2面 : 下から上へ]/
[4面 : 左上から横へ]/[4面 : 左上から下へ]/
[4面 : 右上から横へ]/[4面 : 右上から下へ]/
[8面 : 左上から横へ]/[8面 : 左上から下へ]/
[8面 : 右上から横へ]/[8面 : 右上から下へ]

1枚の用紙に割り付ける面数と順序を選択します。

例 : [4面 : 左上から下へ]を選択した場合

連写

1枚の用紙に、同じページを複数並べてプリントします。

[OFF]/[2面]/[4面]/[8面]

1枚の用紙に割り付ける面数を選択します。

例 : [4面]を選択した場合

小冊子

連続する複数のページを、両面印刷後に中とじ冊子になるように面付けしてプリントします。

  • [小冊子]と[原稿サイズ混在]、[ページ集約]、[連写]、[とじ位置]、[白紙節約]、[ポスター]は併用できません。(原稿サイズ混在」、ページ集約」、連写」、とじ位置」、白紙節約」、ポスター」)

  • オプションのマルチフィニッシャーMをお使いの場合は、[仕上げ]タブで[小冊子製本](折り/中とじステープル)を設定できます。

    詳しくは、「オプション」の「小冊子製本」()を参照してください。

[OFF]/[左開き]/[右開き]/[上下開き]

面付けの順序を設定します。[左開き]/[右開き]は[原稿サイズ]で[縦]を選択した場合に表示されます。

[上下開き]は[原稿サイズ]の[印刷の向き]で[横]を選択した場合に表示されます。

ポスター

1ページの画像データを拡大して、複数枚の用紙に分割してプリントします。

  • ポスターでプリントした用紙の四辺にはプリントされない領域ができます。プリントした用紙を貼り合わせるときは、この領域を重ねると、継ぎ目が目立たなくなります。

  • [ポスター]と[原稿サイズ混在]、[ページ集約]、[連写]、[小冊子]、[ウォーターマーク]、[スタンプ]、[画像位置調整]は併用できません。

    原稿サイズ混在」、ページ集約」、連写」、小冊子」、ウォーターマーク」、スタンプ」)

[2分割(1x2)]/[4分割(2x2)]/
[9分割(3x3)]/[16分割(4x4)]

原稿を分ける数を選択します。

[詳細設定]をクリックすると、[ポスター]ダイアログボックスが表示されます。

プレビューには選択内容が、そのつど反映されます。

[印刷範囲]

[すべて]/[ページ指定]

プリントする範囲を選択します。[ページ指定]でプリントするページを指定することもできます。プリントするページは、プレビューに青色で表示されます。

[中央合わせ]

チェックマークをつけると、プリントした用紙を貼り合わせたときに、画像が中央に配置されます。
チェックマークをはずすと、プリントした用紙を貼り合わせたときに、画像が左上に配置されます。

[切り取り線を印刷]

チェックマークをつけると、各ページの4隅に切り取り線が印字されます。

[のりしろ]

のりしろ(余白)を0~20 mmに設定できます。

  • 縁なし印刷はできません。必ず用紙の周囲にのりしろ(余白)が付きます。

  • のりしろの設定値によっては、空白ページが生じたり、画像の一部が欠けることがあります。

  • 画像データを拡大するため、画質が荒くなる場合があります。[画像品質]を[高精細]、[文字スムージング]を[強く]に設定してください。詳しくは、「画像品質」()および「文字スムージング」()を参照してください。

ウォーターマーク

印刷物にウォーターマーク(透かし文字)を任意の大きさや位置に追加印刷します。

[ウォーターマーク]にチェックマークをつけ、[詳細設定]をクリックすると、[ウォーターマーク]ダイアログボックスが表示されます。文字列リストから文字列を選択し各種設定をしてください。

プレビューには選択内容が、そのつど反映されます。

  • ウォーターマーク文字列を追加、削除するには、お使いのパソコンのAdministrator権限が必要です。

文字列

[文字列選択]

[秘]/[重要]/[回覧]/[参考]/[至急]/
[複写禁止]

[追加]

63文字以内で任意の文字列を追加できます。

文字列リストの下の[追加]をクリックし、[追加]ダイアログボックスに文字列を入力してください。

[削除]

削除する文字列を文字列リストから選択し、[削除]をクリックしてください。

初期設定で用意されている文字列(秘/重要/回覧など)は削除できません。

[文字列任意入力]

[適用]

63文字以内で任意の文字列を印字できます。ただし、文字列リストに登録はできません。そのつど文字列を入力してください。[適用]をクリックすると、入力した文字列がプレビューに反映されます。

プレビュー

設定したイメージが表示されます。マウスを使用して、プレビュー画面中で位置の調整もできます。

適用ページ

[全ページ]/[1ページ目のみ]

文字装飾

[書体]

書体とスタイルを選択します。

[サイズ]

文字列のサイズを設定します。

[色]

文字列の色を設定します。[その他]をクリックするとOSのカラーパレットの色が選択できます。

[透明度]

文字列の透かし度合いを設定します。透明度を高くすると、ウォーターマーク文字列の背面に、プリントデータが透けて見えます。

[囲み枠]

[なし]/[丸]/[四角]/[二重四角]

ウォーターマークを囲む枠を、選択します。

印字位置

[文字角度]

[水平(0度)]/[垂直(90度)]/[垂直(270度)]/[斜め(45度)]/[斜め(315度)]/[Custom](0~360度)

文字の傾きを選択します。任意の角度を入力して、指定することもできます。

[印字位置]

[中央]/[左上]/[上中央]/[右上]/[右中央]/[右下]/[下中央]/[左下]/[左中央]/[Custom]

ウォーターマークをプリントする位置を選択します。タテ、ヨコ方向の位置を数値で入力して、指定することもできます。

スタンプ

ページ数や日付、テキストのスタンプを、ヘッダーやフッターに印字します。

[スタンプ]にチェックマークをつけ、[詳細設定]をクリックすると、[スタンプ]ダイアログボックスが表示されます。タブ画面を切り替えて、それぞれ設定してください。

[ページ]/[日付]/[テキスト]

  • 同じ位置に異なる種類のスタンプを印字することはできません。

  • [ページ集約]または[連写]と併用した場合、原稿のページではなくプリント用紙のページごとに印字します。ただし、[小冊子]だけは、製本後の各ページに印字します。

ページ

ページスタンプを印字するには、[ページ]タブ画面で[ON]を選択します。

[上・左端]/[上・中央]/[上・右端]/[下・左端]/[下・中央]/[下・右端]

ページスタンプの位置を選択します。

[印字領域の透過]

チェックマークをつけると、印字領域と画像が重複した場合に、画像の上に印字します。

チェックマークをはずすと、印字領域部の画像を消して白いスペースを作り、その中に印字します。

[開始番号]

ページスタンプの開始番号を入力します。

[印字開始ページ]

ページスタンプの印字をどのページから開始するかを入力します。表紙にページスタンプを印字しないときは、[印字開始ページ]を「2」(両面印刷時など、場合によっては「3」)にします。

[書体]

書体とスタイルを選択します。

[サイズ]

ページスタンプの文字サイズを設定します。

日付

日付スタンプを印字するには、[日付]タブ画面で[ON]を選択します。

[上・左端]/[上・中央]/[上・右端]/[下・左端]/[下・中央]/[下・右端]

日付スタンプの印字位置を選択します。

[印字領域の透過]

チェックマークをつけると、印字領域と画像が重複した場合に、画像の上に印字します。

チェックマークをはずすと、印字領域部の画像を消して白いスペースを作り、その中に印字します。

[適用ページ]

日付スタンプを印字するページを設定します。

[全ページ] : 全ページに日付を印字します。

[1ページ目のみ] : 最初の1ページだけに印字します。

[印字する日付]

日付スタンプとして使用する日付を設定します。

[今日の日付] : パソコンに設定されている日付を印字します。

[日付指定] : テキストボックスに入力した任意の日付を印字します。

[書体]

書体とスタイルを選択します。

[サイズ]

日付スタンプの文字サイズを設定します。

テキスト

テキストスタンプを印字するには、[テキスト]タブ画面で[ON]を選択します。

[上・左端]/[上・中央]/[上・右端]/[下・左端]/[下・中央]/[下・右端]

テキストスタンプの位置を選択します。

[印字領域の透過]

チェックマークをつけると、印字領域と画像が重複した場合に、画像の上に印字します。

チェックマークをはずすと、印字領域部の画像を消して白いスペースを作り、その中に印字します。

[適用ページ]

テキストスタンプを印字するページを設定します。

[全ページ] : 全ページに印字します。

[1ページ目のみ] : 最初の1ページだけに印字します。

[印字テキスト]

テキストボックスに入力したテキストを印字します。

[書体]

書体とスタイルを選択します。

[サイズ]

テキストスタンプの文字サイズを設定します。

画像位置調整

画像をプリントする位置を調整します。

  • 上下左右方向に±20 mmまで移動できます。

  • 両面プリントの場合は、表面と裏面を別々に調整できます。

[画像位置調整]にチェックマークをつけ、[詳細設定]をクリックすると、[画像位置調整]ダイアログボックスが表示されます。

調整したい方向の入力ボックスに数値を入力してください。

[オモテ面]/[ウラ面]

[左右方向]/[天地方向]の数値を入力します。

[原点に戻す]

すべての数値が0に戻ります。

画像回転

プリントの向きを設定します。

[自動]/[0度]/[90度]/[180度]/[270度]

[自動]を選択したときは、原稿データの向きと給紙トレイにセットされている用紙の向きから、自動的にプリントする向きが設定されます。通常は[自動]を選択します。

  • 封筒など、用紙の通紙方向が決まっているものに、プリントの向きを合わせる場合に回転角度を設定します。

  • 原稿サイズやトレイにセットされている用紙のサイズ、向きなどの設定によっては、[自動]以外が選択できない場合があります。

[仕上げ]タブ

とじ位置

とじしろを設定します。

[左とじ]/[右とじ]/[上とじ]

とじしろの設定

とじ位置を選択し、[詳細設定]をクリックすると、[とじ位置]ダイアログボックスが表示されます。

とじしろ幅を設定します。

[自動縮小]にチェックマークをつけると、とじしろ幅を設けたためにプリント面が用紙に入りきらない場合に、用紙に収まるように自動的に縮小します。

ステープル

オプションのオフセットステープルトレイまたはマルチフィニッシャーをお使いの場合は、指定した位置にステープルを設定できます。

詳しくは、以下を参照してください。

パンチ

パンチユニットの付いたオプションのマルチフィニッシャーをお使いの場合は、パンチ穴を設定できます。

詳しくは、「オプション」の「パンチ」()を参照してください。

紙折り

オプションのマルチフィニッシャーをお使いの場合は、用紙の折り方を設定できます。

詳しくは、「オプション」の「紙折り」()を参照してください。

小冊子製本

オプションのマルチフィニッシャーMをお使いの場合は、製本方法を設定できます。

詳しくは、「オプション」の「小冊子製本」()を参照してください。

オフセット排紙

オプションのオフセットステープルトレイ、大容量排紙ユニットまたはマルチフィニッシャーをお使いの場合は、排紙位置のずらしかたを設定できます。

詳しくは、以下を参照してください。

合紙

複数部数をプリントする場合に、プリントの単位ごとに合紙を入れます。合紙には、数字やアルファベットを印字したりできます。

[OFF]

合紙の設定をしません。

[ソートの区切りごと]

[ソート]で指定した単位ごとに合紙を入れます。

[プリント終了時]

プリント終了時に合紙を入れます。

合紙を入れる単位を選択して[詳細設定]をクリックすると、[合紙]ダイアログボックスが表示されます。

合紙用トレイ選択と、印字設定をしてください。

合紙用トレイの選択

[給紙台]/[トレイ1]/[トレイ2]/[トレイ3]/[増設トレイ]

  • オプションの大容量給紙ユニットをお使いの場合は、[給紙台]の代わりに[大容量給紙ユニット]が表示されます。

  • [増設トレイ]は、オプションの増設トレイをお使いの場合に表示されます。

合紙への番号印字

印字位置は、用紙搬送方向後端(5mm程度内側)または先端(5mm程度内側)です。

[OFF]

印字をしません。

[1 2 3 ...]

合紙を入れる順に、1、2、3、~と印字されます。(9999まで)

[A B C... ]

合紙を入れる順に、A、B、C、~、Z、AA、AB、AC、~と印字されます。(ZZZまで)

表紙付け

表紙、裏表紙をつける設定をします。

プリントするデータの前後に、指定したトレイから用紙を追加します。色紙など、本文とは異なる用紙を表紙に使う場合に設定します。

[表紙付け]にチェックマークをつけ、[詳細設定]をクリックすると、[表紙付け]ダイアログボックスが表示されます。[オモテ表紙をつける]または[ウラ表紙をつける]にチェックマークをつけ、表紙用トレイを選択してください。

[オモテ表紙をつける]

1ページ目の前に表紙用紙を挿入します。

[ウラ表紙をつける]

最終ページのあとに表紙用紙を挿入します。

[オモテ表紙トレイ選択]/[ウラ表紙トレイ選択]

[給紙台]/[トレイ1]/[トレイ2]/[トレイ3]/[増設トレイ]

  • 表紙として使用する紙が実際にセットされているトレイを指定してください。

  • 用紙のセット面が、トレイにより異なります。

    [オモテ表紙トレイ選択]

    給紙台/オプションの増設トレイ :
    1ページ目を上に向けてセットする
    用紙トレイ :
    1ページ目を下に向けてセットする

    [ウラ表紙トレイ選択]

    給紙台/オプションの増設トレイ :
    1ページ目を下に向けてセットする
    用紙トレイ :
    1ページ目を上に向けてセットする

  • 印刷済みの用紙をセットする場合、本文と向きが合うように、1部プリントして確認することをおすすめします。

  • オプションの大容量給紙ユニットをお使いの場合は、[オモテ表紙トレイ選択]と[ウラ表紙トレイ選択]では、[給紙台]の代わりに[大容量給紙ユニット]が表示されます。

  • [増設トレイ]は、オプションの増設トレイをお使いの場合に表示されます。

排紙先

オプションの排紙台、大容量排紙ユニットまたはマルチフィニッシャーをお使いの場合は、印刷物を排出するトレイを選択できます。

詳しくは、以下を参照してください。

  • 排紙台の場合(排紙先」)

  • 大容量排紙ユニットの場合(排紙先」)

  • マルチフィニッシャーの場合(排紙先」)

連続排紙

オプションのオートフェンス排紙台、大容量排紙ユニットまたはマルチフィニッシャーをお使いの場合は、使用中の排紙先の用紙がいっぱいになったときに、自動的に他の排紙先に切り替えられます。

詳しくは、以下を参照してください。

  • オートフェンス排紙台の場合(連続排紙」)

  • 大容量排紙ユニットの場合(連続排紙」)

  • マルチフィニッシャーの場合(連続排紙」)

メール作成

オプションのメーリングフィニッシャーをお使いの場合は、メールフォーム紙と印刷物で封書を作成できます。

詳しくは、メーリングフィニッシャーのユーザーズガイドを参照してください。

くるみ製本

オプションのくるみ製本フィニッシャーをお使いの場合は、くるみ製本で冊子を作成するための設定ができます。

詳しくは、くるみ製本フィニッシャーのユーザーズガイドを参照してください。

[イメージ処理]タブ

原稿種類

原稿に合わせて何の品質を優先してプリントするかを選択します。

[文字・写真]

文字をくっきりと、写真画像などをより自然な色合いに処理します。

[文字・イラスト]

文字をくっきりと、イラストなどを鮮やかに表現するように処理します。

[細字・罫線]

線の細い文字や罫線をくっきりと表現するように処理します。

  • [カラーモード]が[白黒][単色シアン][単色マゼンタ]の場合は[文字・イラスト]は選択できません。

印刷濃度

印刷の濃度を設定します。

[-3](薄い)/[-2]/[-1]/[±0(標準)]/
[+1]/[+2]/[+3](濃い)

画像品質

目的に応じた最適な画像処理を設定します。

[標準]

書類などの文字原稿に適した設定です。

[高発色]

発色性を高めて出力したいときに設定します。

[高精細]

写真や文字をきれいに出力したいときに設定します。

[CMYプリント]

グレイインクとブラックインクを使用しないでプリントします。定着性が向上し、転写汚れが軽減できます。

[処理速度優先]

グレイインクを使用せずに、300x300dpiの解像度でプリントします。画像処理の負荷を低減できます。

[ドラフト]

インク量を節約してプリントします。インクが少ない分、印刷濃度が薄くなり、中間色に若干のざらつきが出ます。

  • [高精細]に設定すると、プリント速度は遅くなります。

  • [ ドラフト] に設定したときは、[封筒画像処理]は設定できません。(封筒画像処理」)

文字スムージング

文字や画像の輪郭部分に描画色と背景色の中間色を補完して、輪郭をなめらかにします。

画像処理の違いにより2段階から選択します。

[OFF]

文字スムージング処理の設定をしません。

[弱く]

輪郭をなめらかにします。

細かい処理が不要な原稿に適した設定です。

[強く]

輪郭をなめらかに処理したり、細字や細線などをきれいに仕上げたりする場合に適した設定です。

(イメージ図)

  • 文字スムージングの画像処理と処理速度(プリント速度)は、反比例の関係にあります。画像の品質を向上させれば、プリント速度はその分遅くなります。

スクリーニング

ハーフトーンの処理方法を設定します。

ハーフトーンとは、用紙に吐出されるインクの点の密度や大きさを変えることによって、限られたインク数で色の連続的な階調を表現する処理方法です。

[誤差拡散処理]

ドットの密度で階調を表現します。密度が高ければ濃くなり、低ければ薄くなります。

[網点処理(140線)]/[網点処理(200線)]

([カラーモード]で[白黒]が選択されている場合)

[網点処理(70線)]/[網点処理(100線)]

([カラーモード]で[白黒]以外が選択されている場合)

ドットの大きさを変えることで階調を表現します。ドットが大きければ濃くなり、小さければ薄くなります。

70線よりも100線の方が、精細な画像になります。

(拡大イメージ図)

ガンマ補正

明度、彩度、コントラストおよびレッド、グリーン、ブルー各色のガンマ値を補正します。

  • [ガンマ補正]と[白紙節約]は併用できません。(白紙節約」)

[ガンマ補正]にチェックマークをつけ、[詳細設定]をクリックすると、[ガンマ補正]ダイアログボックスが表示されます。それぞれ、-25~+25の範囲で入力してください。

[明度]

値を小さくすると暗い色合いに(黒っぽく)、大きくすると明るい色合いに(白っぽく)なります。

[彩度]

値を小さくすると濁った色合いに、大きくすると鮮やかな色合いになります。

[コントラスト]

明るさと暗さの対比をします。

値を小さくするとコントラストが弱く、大きくするとコントラストが強くなります。

[レッド]/[グリーン]/[ブルー]

各色のガンマ値を補正します。

値を小さくすると色合いが弱く、大きくすると色合いが強くなります。

  • 印刷物が黄色っぽく見える場合は、レッドまたはグリーンの値を小さくします。その他の色味の調整については、管理者のアドバイスに従って設定してください。

バーコード領域指定

指定されたバーコード印字領域の印刷濃度を、バーコードの読み取りに適した仕上がりにするための処理方法です。

[バーコード領域指定]

チェックマークをつけ、プルダウンメニューからプリントする領域指定ファイルを選択します。

[詳細設定]

クリックすると、[バーコード領域指定]ダイアログボックスが表示されます。

[濃度補正]

設定したバーコード領域の濃度を調整できます。

[-3 ](薄い)/[-2]/[-1]/[標準]/[+1]/[+2]/[+3](濃い)

  • [-3 ]、[+1]、[+2]、[+3]は、[画像品質]を[処理速度優先]に設定したときに選択できます。(画像品質」)

[バーコード領域確認プリント]

バーコードの位置指定にずれがないか、および罫線の周囲1mmに文字 ・ イラストなどが重なっていないかを出力物(バーコード印字部分に網掛けされたプリント物)で確認できます。

  • [バーコード領域指定]を設定すると、[画像品質]で[ドラフト]と[CMYプリント]は設定できません。(画像品質」)

バーコード領域指定ファイルの作成

[バーコード領域指定]機能を使うには、事前にバーコード領域指定アプリケーションを使用して、バーコードの印字領域を指定したファイル(CSV形式)を作成し、プリンターに登録する必要があります。

バーコード領域指定アプリケーションのインストール方法、バーコード領域の指定方法、ファイルをプリンターに登録する方法については、「バーコードアプリの概要」()を参照してください。

バーコード領域の確認

[バーコード領域確認プリント]にチェックマークをつけ、[OK]をクリックすると、確認用のプリントが出力されます。領域指定にずれがないか確認してください。

ずれがある場合は、バーコード領域指定アプリケーションを使って領域を再度設定してください。

  • [バーコード領域確認プリント]では、設定した領域内のバーコードは、[カラーモード]が[カラー]の場合はマゼンタで、その他の場合は設定した色でプリントされます。

  • 対象とするバーコードの種類は、一次元バーコードです。二次元バーコード(例 : QRコード)に対しては、この設定を行う必要はありません。

  • 原稿を作成したアプリケーションの解像度とプリンターの解像度が異なる設定で出力した場合、この機能を使用しても正しくバーコードの読み込みができないことがあります。

バーコード原稿のプリント

バーコード領域が正しく指定されたら、原稿をプリントします。

  • バーコード領域として指定した領域では、原稿の色に関係なく地色が白、バーコードが黒でプリントされます。

  1. 原稿のアプリケーション画面で、印刷メニューからプリンタードライバーを開く

  2. [イメージ処理]タブ画面で、[バーコード領域指定]にチェックマークをつける

  3. プルダウンメニューからバーコード領域指定ファイルを選択する

  4. [OK]をクリックする

    バーコード領域の印字濃度が適切に設定され、プリントされます。

  • 使用頻度の高い原稿は、以下の手順で初期値に登録してください。必要な設定を省略できるので、簡単にバーコード印刷を行うことができます。

初期値への登録方法

  1. [スタート]-[設定]-[デバイス]または[Bluetoothとデバイス]-[プリンターとスキャナー]からお使いのプリンターを選択する

  2. [管理]-[印刷設定]をクリックしてプリンタードライバー画面を開き、[イメージ処理]タブ画面を表示させる

  3. バーコード印刷に必要な各項目を設定し、[適用]ボタンをクリックする

    参照させた「バーコード領域指定ファイル」が初期値として登録されます。次回からは、プリンタードライバーを選択するだけでバーコード印刷を行うことができます。

封筒画像処理

封筒印刷時の画像のぼやけや細かい汚れを防止します。処理を有効にするには、[封筒画像処理]にチェックマークをつけてください。

  • [画像品質]で[ドラフト]に設定したときは、[封筒画像処理]は設定できません。(画像品質」)

[応用]タブ

オーナー名

任意のオーナー名を入力できます。[オーナー名]にチェックマークをつけると、オーナー名を設定できます。

ジョブ名

任意のジョブ名を入力できます。[ジョブ名]にチェックマークをつけると、ジョブ名を設定できます。

暗証番号

他人に見られたくない文書などをプリントする場合に、ジョブに暗証番号を設定できます。

暗証番号をつけたジョブは、プリンターの操作パネルで暗証番号を入力しないとプリントされません。

[暗証番号]にチェックマークをつけ、暗証番号を入力します。[ジョブ名を隠す]にチェックマークをつけると、プリンターの操作パネルやRISOコンソールではジョブ名が「*****」で表示されます。

  • 暗証番号は忘れないように管理してください。

    管理者権限のないユーザーは、暗証番号の不明なジョブをリストから削除することはできません。削除する場合は管理者に依頼してください。

ジョブコメント

プリンターユーザーへのコメントを入力できます。

ジョブコメントは、操作パネルやRISOコンソールからの操作でも表示できます。

プログラム印刷

グループ(部署やクラス)ごとに異なる部数を配布したい場合に、1回の操作で必要部数を手早くプリントできます。
たとえばオフィスで各部署に書類を配布する場合、部署ごとに部数を分けてプリントできます。

[プログラム印刷]にチェックマークをつけ、[詳細設定]ボタンをクリックすると、[プログラム印刷]ダイアログボックスが表示されます。各グループの部数や組数を設定します。

  • [プロクラム印刷]と[複写プリント]は併用できません。(複写プリント」)

部数と組数の入力

グループ[01G]~[60G]

部数と組数の組み合わせを1つのグループとしてプログラムを設定します。

最大で60グループまで設定できます。

[部数]

プリントする部数を設定します。

最大で9999部まで設定できます。

[組数]

[部数]で入力した数を1セットとし、合計何セットプリントするかを設定します。

最大で99組まで設定できます。

<設定の例>

以下のように、各部署の所属人数ごとに、部数を分けてプリントする場合の設定方法を説明します。

部署

総務部

経理部

業務部

所属人数

10人

6人

10人

必要部数

10部

6部

10部

部署単位でグループを分け、それぞれ[部数]と[組数]を設定します。[部数]には所属人数を入力します。設定した部数を1セットだけプリントするため、[組数]には1を入力します。

部署

プリンタードライバーの設定

グループ

部数

組数

総務部

01G

10

1

経理部

02G

6

1

業務部

03G

10

1

また、必要部数が同じグループが複数ある場合は、組数を増やすことでグループを一つにまとめることもできます。例の場合、総務部と業務部の必要部数は同じですので、以下のように設定しても部署ごとに部数を分けてプリントできます。

部署

プリンタードライバーの設定

グループ

部数

組数

総務部/
業務部

01G

10

2

経理部

02G

6

1

ソート

ページごとにプリントするか、部ごとにプリントするかを設定します。

[ページごと]/[部ごと]

プログラム合紙

プリントの区切りがわかるように、合紙を入れます。

[OFF]

合紙を入れません。

[組ごと]

組単位の区切りごとに、合紙を入れます。

[グループごと]

グループ単位の区切りごとに、合紙を入れます。

合紙用トレイ選択

[給紙台]/[トレイ1]/[トレイ2]/[トレイ3]/[増設トレイ]

  • オプションの大容量給紙ユニットをお使いの場合は、[給紙台]の代わりに[大容量給紙ユニット]が表示されます。

  • [増設トレイ]は、オプションの増設トレイをお使いの場合に表示されます。

合紙への番号印字

チェックマークをつけると、合紙に番号を印字します。

[組ごと]に設定している場合、グループ番号と組番号が印字されます。

[グループごと]に設定している場合、グループ番号が印字されます。

プログラムオフセット排紙

オプションのオフセットステープルトレイ、大容量排紙ユニットまたはマルチフィニッシャーをお使いの場合に設定できます。詳しくは、以下を参照してください。

低速モード

印刷スピードを遅くします。また、印刷中ジョブの動作音を軽減できます。

白紙節約

プリントデータ中の白紙ページを除いてプリントします。

  • ここでの「白紙ページ」とは、通常プリントした場合に、何もプリントされずに排出されるページを指します。本文としてのデータがなくても、ヘッダーやフッターの適用ページであれば、白紙節約の対象にはなりません。

  • [白紙節約]と[原稿サイズ混在]、[ページ集約]、[小冊子]、[ガンマ補正]は併用できません。(原稿サイズ混在」、ページ集約」、小冊子」、ガンマ補正」)

複写プリント

複写式の帳票用紙など、複数種類の用紙にプリントする場合に設定します。

[複写プリント]にチェックマークをつけ、[詳細設定]ボタンをクリックすると、[複写プリント]ダイアログボックスが表示されます。

[給紙トレイリスト]で、使用するトレイを選択し、[給紙トレイ優先順位]のリストに追加します。複写プリントでは、[給紙トレイ優先順位]の上から順に給紙してプリントしますので、[上へ][下へ]ボタンを使って給紙トレイの優先順位を並べ替えます。

  • [複写プリント]と[原稿サイズ混在]、[プログラム印刷]は併用できません。(原稿サイズ混在」、プログラム印刷」)

  • [複写プリント]を設定すると、[給紙トレイ選択]は[自動]に固定されます。(給紙トレイ選択」)

  • オプションのオフセットステープルトレイまたはマルチフィニッシャーをお使いの場合に[ステープル]/[パンチ]を設定しているときは、[給紙トレイ優先順位]で指定したすべてのトレイで、用紙のサイズと向きが同じでないと複写プリントはできません。

バージョン表示

プリンタードライバーのバージョンとカラープロファイル、プリンターのモデル名を確認できます。

[環境]タブ

初めてプリンタードライバーを使うときや、本機にオプションを増設したときは、プリンターのプロパティの[環境]タブで、プリンター構成を設定する必要があります。

[環境]タブは、[スタート]-[設定]-[デバイス]または[Bluetoothとデバイス]-[プリンターとスキャナー]からお使いのプリンターを選択して、[管理]-[プリンターのプロパティ]をクリックすると表示されます。

  • [標準に戻す]をクリックすると、このタブの内容が初期値に戻ります。

共有プリンターを経由する

本機を、サーバーパソコンのプリンタードライバーを共有して使用する場合に設定します。

[共有プリンターを経由する]にチェックマークをつけて、[プリンターのIPアドレス]にプリントサーバーで共有設定されている本機のIPアドレスを39文字以内で入力します。IPアドレスは、操作パネルの[システム情報]-[機種情報]画面で確認できます。

SNMPコミュニティ名

SNMP通信でパソコンから本機の情報を取得するときに必要なコミュニティ名を設定します。

[SNMPコミュニティ名]にチェックマークをつけて、テキストボックスにSNMP通信のコミュニティ名を半角1~32文字で入力します。

  • [SNMPコミュニティ名]にチェックマークがない場合、SNMP通信でのコミュニティ名は「public」となります。

  • SNMPコミュニティ名のテキストボックスには、半角英数字(大文字/小文字)と、以下の半角の記号が入力できます。

    , . / : ; @ [ ¥ ] ^ _

  • 本機とプリンタードライバーとでSNMPコミュニティ名が異なると、本機から情報が取得できません。本機でSNMPコミュニティ名を変更した場合は、プリンタードライバーでも同様に変更してください。

Wake On LAN

LAN経由で本機をウェイクアップするWake On LANの設定をします。
Wake On LANの通信ができないネットワーク環境からプリント指示をした場合、プリンターが自動でウェイクアップしません。

[プリンターから情報を取得]を選択して[適用]をクリックすると、MACアドレスが取得され[プリンターのMACアドレス]に表示されます。
手動で設定する場合は、[Wake On LAN]にチェックマークをつけて、[プリンターのMACアドレス]と[ルーターを越える]を設定してください。

[ルーターを越える]

通常は、チェックマークをはずした状態にしてください。プリンターとパソコンのネットワークセグメントが異なる場合に設定します。

  • [Wake On LAN]の設定をしても、ネットワークの設定によってはプリンターを起動できない場合があります。詳しくは、ネットワークの管理者にお問い合わせください。

プリンター構成

通常はプリンタードライバーのインストール時に、プリンターから自動でオプション構成の情報を取得します。本機から取得した情報が[プリンター構成]に表示されます。取得した情報の変更は、手動で設定することもできます。

  • 接続しているオプションにより、画面に表示される内容は異なります。

    [用紙種類「指定しない」の初期値]と[外部システム連携]、[ユーザー定義文字(外字)]は、自動では設定されません。

プリンターの構成を手動で設定する

プリンターから取得したオプションの構成を変更できます。

以下の項目を手動で設定します。

[給紙オプション]

接続されている給紙オプションの種類を選択します。

[排紙オプション]

接続されている排紙オプションの種類を選択します。

[オフセットステープルトレイ]

オフセットステープルトレイの有無を選択します。

[長さ単位]

表示される長さの単位を、[mm]または[inch]から選択します。

[用紙種類「指定しない」の初期値]

プリンタードライバー画面の[基本]タブの[用紙種類]で、[指定しない]を選択した場合に適用する用紙種類を選択します。

[軽量紙対応]

プリンタードライバー画面の[基本]タブの[用紙種類]に軽量紙を表示します。

[圧着紙対応]

プリンタードライバー画面の[基本]タブの[用紙種類]に圧着紙を表示します。

[外部システム連携]

外部システム連携の[有効]/[無効]を設定します。

[ユーザー定義文字(外字)の印字]

ユーザー定義文字(外字)の印刷処理の[有効]/[無効]を設定します。

  • 本機は、用紙種類によって、カラープロファイルを変更しています。(用紙種類」)用紙が指定されていない場合でも適切なカラープロファイルでプリントするために、[用紙種類「指定しない」の初期値]で用紙の種類を設定しておく必要があります。管理者のアドバイスに従って設定してください。

用紙サイズ登録

不定形の用紙サイズを99件まで登録できます。

ここに登録されているサイズが、[原稿サイズ]や[出力用紙サイズ]に表示されます。

用紙サイズを自動で設定する

すでにプリンターに、用紙サイズが登録されている場合に有効です。

  1. [用紙サイズ登録]をクリックする

    [用紙サイズ登録]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [プリンターから情報を取得]をクリックする

    プリンターに登録されている用紙サイズの情報が表示されます。

  3. [閉じる]をクリックする

    用紙サイズの情報が保存されます。

用紙サイズを手動で設定する

  1. [用紙サイズ登録]をクリックする

    [用紙サイズ登録]ダイアログボックスが表示されます。

  2. 用紙の幅と高さを入力する

    マルチフィニッシャーを接続している場合は、「付録」の「ORマルチフィニッシャー(M/S)(オプション)」()を参照してください。

  3. 用紙サイズの名称を入力する

    1~30文字(全角、半角とも)で入力してください。

  4. [追加]をクリックして登録する

  5. [閉じる]をクリックする

    用紙サイズの情報が保存されます。

用紙サイズをパソコンに保存する

登録した用紙サイズを、パソコンに保存できます。

登録した用紙サイズを複数のユーザーで共有するときや、プリンタードライバーを再度インストールするときなどは、いったんパソコンに保存しておくと便利です。

  1. [用紙サイズ登録]をクリックする

    [用紙サイズ登録]ダイアログボックスが表示されます。

  2. リストボックスから、保存する用紙サイズを選択する

  3. [ファイルに保存する]をクリックする

  4. 保存先のフォルダーとファイル名を指定する

  5. [保存]をクリックする

    選択した用紙サイズが保存されます。

用紙サイズをパソコンから読み込む

パソコンに保存されている用紙サイズを読み込んで利用できます。

  1. [用紙サイズ登録]をクリックする

    [用紙サイズ登録]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [ファイルを開く]をクリックする

  3. パソコン内の用紙サイズのファイルを選択する

    パソコンで拡張子が表示される設定になっている場合、用紙サイズのファイルは、拡張子が.udpとして表示されます。

  4. [開く]をクリックする

    [用紙サイズ登録]ダイアログボックスのリストに、読み込んだ用紙サイズが表示されます。

用紙サイズを削除する

  1. [用紙サイズ登録]をクリックする

    [用紙サイズ登録]ダイアログボックスが表示されます。

  2. リストボックスから、削除する用紙サイズを選択する

  3. [削除]をクリックする

    選択した用紙サイズが、削除されます。

保存先フォルダー登録

プリンタードライバーに、プリントデータの保存先を登録します。ここで登録した共有フォルダー、個人フォルダーは、プリントデータの保存先として、プリンタードライバー画面の[基本]タブにある[出力方法]の保存先に表示されます。(出力方法と保存先」)

  • プリンターからフォルダーの情報を取得できない場合は、共有フォルダー1~30が表示されます。

保存先フォルダーを設定する

  1. [保存先フォルダー登録]をクリックする

    [保存先フォルダー登録]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [プリンターから情報を取得]をクリックする

    プリンターに登録されている共有フォルダーの情報が、[プリンターにある共有フォルダー]に表示されます。

  3. [保存先リスト]に追加するフォルダーを選択して、[追加 ->]をクリックする

  4. 個人フォルダーの設定をする

    個人フォルダーを持っている場合は、[個人フォルダーを使う]にチェックマークをつけると、[基本]タブの[保存先]に個人フォルダーが表示されます。

  5. [OK]をクリックする

  6. [OK]をクリックする

プリンターから情報を取得

プリンターのオプション構成の情報を取得して、自動でプリンタードライバーに設定します。詳しくは、「プリンター構成」()を参照してください。