電源の入れかたやログインのしかた、用紙のセットのしかたなど、本機を使える状態にするための準備について説明します。

  • 用紙トレイを使用する場合は、給紙台をセットする必要はありません。

  • RISOコンソールを起動すると、パソコンの画面で本機の状態を確認できます。(RISOコンソールの概要」)

電源について

本機には、主電源スイッチと[電源]キーがあります。主電源スイッチでプリンター全体の主電源を入れます。

[電源]キーは、本機を動作させるときに押します。

  • 通常の使用で本機の電源を切るときは、操作パネルの[電源]キーを長押しします。

  • 落雷や長期間使用しない場合など以外は、主電源を切らないでください。

電源を入れる

  1. 電源プラグがコンセントに差し込まれているか確認する

  2. 主電源スイッチを入れる

    操作パネルの[主電源]LEDが点灯します。

  3. 操作パネルの[電源]キーを押す

    電源が入り、[電源]キーが点灯します。

電源を切る

  1. 操作パネルの[電源]キーを長押しする

  2. [電源]キーが消灯していることを確認し、主電源スイッチを切る

    [主電源]LEDが消灯します。

  • 再び主電源を入れるときは、[主電源]LED が消灯していることを確認してください。

  • 電源プラグは、必ず主電源スイッチを切ってから抜いてください。

省電力機能について

本機を一定時間操作しない場合、自動的に省電力モードに移行します。

省電力モードには、バックライト消灯とスリープ状態があり、それぞれのモードへの移行時間やスリープ時の消費電力値は、管理者により設定されています。

省電力モードに移行すると、タッチパネルが消灯し、[ウェイクアップ]キーが点灯します。

[ウェイクアップ]キーを押すことで省電力モードから復帰します。

スリープ状態は、バックライト消灯よりも省電力状態になるため、復帰により長い時間がかかります。

ログインについて

モード選択ボタンの右上に鍵マークが表示されている場合は、そのモードに入る前にログインする必要があります。

  • 初めてログインするときには、管理者から連絡された仮パスワードが必要です。

ログインする

  • オプションのICカードリーダーをお使いの場合は、カードリーダーにICカードをかざすと、ログインできます。

  1. [ログイン/ログアウト]キーを押す

  2. [ログイン]画面でユーザー名を選択する

    画面をスクロールするか、見出しボタンからユーザー名を表示させて検索します。

    ユーザー名を選択すると、[パスワード]画面が表示されます。

  3. パスワードを入力し、[ログイン]をタッチする

    画面の指示に従って操作してください。

    • 初めてログインするときには、ここで仮パスワードをご自分のパスワードに変更します。

    ログインが完了すると、[ログイン/ログアウト]キーを押したときの画面に戻ります。画面の左下にユーザー名が表示されます。

    • 操作が終了したら、必ず[ログイン/ログアウト]キーを押してログアウトしてください。

    • ユーザー名が見当たらないときや、パスワードを忘れてしまったときは、管理者にお問い合わせください。

    • [ホーム1]画面の左下にユーザー名が表示されていない場合は、モード選択ボタンをタッチし、「ログインする」の手順2と3に従って操作してください。ログインが完了すると選択したモードの画面が表示されます。

ログインパスワードを変更する

  1. ログインした状態で、[ホーム1]画面の[システム情報]をタッチする

  2. [ユーザー情報]-[パスワード変更]をタッチする

  3. 新しいパスワードを入力し、[次へ]をタッチする

  4. [パスワード変更(再入力)]画面で、新しく設定したパスワードを再度入力し、[OK]をタッチする

用紙のセット

用紙は、用紙トレイおよび給紙台にセットします。

  • 通常使用する用紙は、用紙トレイにセットすることをおすすめします。

  • 以下のような用紙は、給紙台にセットしてください。

    • 厚紙など、特殊な用紙

    • 片面がプリント済みの用紙

    • 日本郵便株式会社製はがき

    • 封筒

    詳しくは、「用紙について」()を参照してください。

  • オプションの増設トレイまたは大容量給紙ユニットをお使いの場合、用紙をセットする方法については以下を参照してください。

用紙トレイにセットする

  1. トレイを手前に引き出す

  2. フェンスのレバーをつまみながら手前に止まるまで引き、フェンスを広げる

  3. ストッパーを広げる

    ストッパーを両サイドからつまむようにして動かします。

  4. 用紙をセットする

    表と裏の質に差がある用紙は、プリントする面を下にしてセットします。積載高さ上限のシールを超えないようにしてください。

    用紙の端がフェンスなどに当たって折れ曲がらないようにしてください。

  5. フェンスとストッパーを用紙のサイズにぴったりと合わせる

    • 本機は、ストッパーの位置で用紙サイズを検知しています。必ず用紙にぴったりと合わせてください。

    • A3用紙またはB4用紙をセットするときは、A3/B4用紙ガイドをそれぞれの用紙に合わせて取り付けてください。A3/B4用紙ガイドの移動は、両端をつまみながらスライドさせて外し、それぞれの用紙サイズの穴に差し込んでください。

      A3用紙を使用時

  6. トレイを戻す

  7. 操作パネルでトレイの設定を確認する

    用紙のサイズや種類を変更した場合は、用紙トレイ設定の内容を変更します。(用紙選択」)

給紙台にセットする

  1. 給紙台を矢印の方向に、止まるまで開く

  2. フェンスを広げる

    給紙フェンスレバー(両側2箇所)をフリーにして、フェンスをスライドさせます。

  3. 用紙をセットする

    プリントする面を上にしてセットします。

    • 封筒にプリントする場合は、オプションの排紙台や封筒給紙アタッチメントを接続することをおすすめします。

    • 封筒をセットする場合は、必ず封筒のフタを開いた状態で、底側から給紙されるようにセットします。

    • パソコンから封筒にプリントする場合は、[画像回転]を使うと便利です。

  4. フェンスを用紙のサイズにぴったりと合わせる

    用紙の幅にフェンスをスライドさせてぴったりと合わせ、給紙フェンスレバーをロックしてフェンスを固定します。

    • フェンスの位置で用紙サイズを検知しています。必ず用紙にぴったりと合わせてください。

    • A4、B5サイズなどの用紙をセットする際に、用紙サイズ検知センサーの上に予備の用紙などの物を置かないでください。センサーが塞がれると用紙サイズを正しく検知できません。

  5. 給紙圧調節レバーをセットする

    通常は「標準」で使用し、画用紙、日本郵便株式会社製はがきなどの場合は「厚紙」にセットします。

    • 封筒の場合、厚み(坪量)によっては「厚紙」に設定してください。

  6. 操作パネルでトレイの設定を確認する

    用紙のサイズや種類を変更した場合は、用紙トレイ設定の内容を変更します。(用紙選択」)

給紙台に用紙を追加する/載せ替える

セットされている用紙を追加する、または違うサイズの用紙に載せ替えるときは、給紙台上下ボタンを使用します。また、給紙台の用紙をすべて取り除くと自動的に下がります。

  1. 給紙台上下ボタンを押して、給紙台を下げる

    下げたい位置までボタンを押し続けます。

  2. 用紙を追加、または載せ替える

  3. 給紙圧調整レバーをセットする

    厚さの違う用紙に載せ替えた場合は、給紙圧調整レバーをセットします。通常は「標準」で使用し、画用紙、日本郵便株式会社製はがきなどの場合は「厚紙」にセットします。

    • 封筒の場合、厚み(坪量)によっては「厚紙」に設定してください。

  4. 操作パネルでトレイの設定を確認する

    用紙のサイズや種類を変更した場合は、用紙トレイ設定の内容を変更します。(用紙選択」)

給紙台を閉じる

  • 電源が入っている状態で操作してください。

  1. セットされている用紙を取り除く

    給紙台が下がり始めます。

  2. 給紙台を閉じる

    • 給紙台が最下部まで下がっていることを確認してから、閉じてください。