文書名

スキャンしたデータを保存するときの文書名を表示します。

[文書名]をタッチすると文書名を設定できます。

[文書名]

[入力方法]と[オーナー名追加]で設定した内容のうち、[文書名]と[オーナー名]の部分を表示します。

[入力方法]

[自動]を選択すると文書名は自動で設定されます。

[直接入力]を選択すると、任意の文書名を入力できます。

[自動]を選択したときは、工場出荷時の状態では、「SCAN-」の後ろに連番(0001~9999)が付く形式で設定されます。

[オーナー名追加]

[入力方法]で設定した文書名に対して、オーナー名を付与するかどうかを設定します。

[OFF]を選択するとオーナー名は付与されません。

[前に追加]を選択すると、文書名の前にオーナー名を付与して、以下の形式で文書名を設定します。

オーナー名‐文書名‐ページ番号_付加番号.拡張子

例 : 山田太郎-SCAN-0001-0001_0001.tif

[後ろに追加]を選択すると、文書名の後ろにオーナー名を付与して、以下の形式で文書名を設定します。

文書名‐オーナー名‐ページ番号_付加番号.拡張子

例 : SCAN-0001-山田太郎-0001_0001.tif

  • 付加番号は、ファイル名が重複する場合に付きます。

  1. [文書名]をタッチする

    [文書名設定]画面が表示されます。

  2. 入力方法を選択する

    [直接入力]を選択した場合は、文書名を入力して[OK]をタッチします。

  3. オーナー名を追加するかどうかを設定する

  4. [OK]をタッチする

  • 文字入力については、「文字を入力する」()を参照してください。

  • [直接入力]では、全角/半角、大文字/小文字を入力できます。

カラーモード

スキャンするデータのカラーモードを選択します。

[自動]

原稿がカラーか白黒かを自動的に判断します。カラーと判断すればRGBのデータに変換して保存し、白黒と判断すればブラックのデータに変換して保存します。

[カラー]

RGBのデータに変換して保存します。

[グレースケール]

カラー原稿やカラー写真などを、階調を持った白黒のデータに変換して保存します。

[白黒]

白黒(2値)データとして保存します。

  1. [カラーモード]をタッチする

    [カラーモード]画面が表示されます。

  2. カラーモードを選択する

  3. [OK]をタッチする

読み取りサイズ

スキャンする原稿のサイズを設定します。

詳しくは、「コピー」の「読み取りサイズ」()を参照してください。

ファイル形式

スキャンしたデータの保存形式を設定します。

[PDF]/[TIFF]/[JPEG]/[PDF/A]

ファイル形式

設定可能な項目

[PDF]

  • [画質]

  • [詳細設定]

    • [1 ページずつ保存]

    • [ZIP 圧縮]

  • [パスワード設定]

    • [ユーザーパスワード]

    • [オーナーパスワード]

[TIFF]

  • [詳細設定]

    • [ZIP 圧縮]

[JPEG]

  • [画質]

  • [詳細設定]

    • [ZIP 圧縮]

[PDF/A]

  • [画質]

[画質]

[低]/[中]/[標準]/[高]/[最高]

[パスワードによるセキュリティ]

ユーザーパスワードとオーナーパスワードを設定します。

[1ページずつ保存]

[ON]を設定すると、スキャンデータを1ページずつ保存します。

[ZIP圧縮]

スキャンデータをメールで送信するときやネットワーク上のパソコンに送信するときに表示されます。[ON]を設定すると、スキャンデータが複数ファイルある場合にZIP圧縮します。

  • スキャンデータの保存先に[コンソール]を選択した場合、[ZIP圧縮]は表示されません。スキャンデータが複数ファイルある場合、常にZIP圧縮され本機の内蔵SSDに保存されます。

  1. [ファイル形式]をタッチする

    [ファイル形式]画面が表示されます。

  2. 保存するファイル形式を選択する

  3. 必要に応じて保存設定を変更する

  4. [OK]をタッチする

  • [ファイル形式]を[PDF]に設定した場合、[ZIP圧縮]は、[1ページずつ保存]で[ON]を選択したときに設定できます。

  • ファイル形式を[PDF]に選択したときに設定できる[ユーザーパスワード]は文書を開くためのパスワードで、[オーナーパスワード]は文書の印刷可否、編集可否などの権限を設定するためのパスワードです。

    なお、本機の[暗証番号]()は、上記のパスワードとは別のもので、内蔵のSSDに保存するスキャンジョブや、パソコンから送信するプリントジョブにつけてジョブを保護するためのものです。

両面 / 片面

原稿の読み取り面を設定します。

  • [両面/片面]と[ブック原稿]は併用できません。(ブック原稿」)

[片面原稿]/[両面原稿]

[ページめくり方向]

左右開きまたは上下開きに設定します。

[原稿セット方向](原稿セット方向」)

  1. [両面/片面]をタッチする

    [両面/片面]画面が表示されます。

  2. [原稿セット方向]をタッチする

    [読める向き]または[左向き]を設定します。

  3. 原稿の読み取り面を設定する

    [両面原稿]を選択した場合は、ページめくり方向を指定します。

  4. [OK]をタッチする

読み取り濃度

原稿を読み取るときの濃度を調整します。

詳しくは、「コピー」の「読み取り濃度」()を参照してください。

原稿セット方向

原稿をセットする方向を設定します。

詳しくは、「コピー」の「原稿セット方向」()を参照してください。

解像度

原稿を読み取るときの解像度を設定します。

[200 dpi]/[300 dpi]/[400 dpi]/
[600 dpi]

  1. [解像度]をタッチする

    [解像度]画面が表示されます。

  2. 解像度を設定する

  3. [OK]をタッチする

原稿サイズ混在

原稿に複数の原稿サイズが混在する場合に設定します。混在できるサイズは「A4横とA3」、「B5横とB4」、「Letter-RとLedger」です。

詳しくは、「コピー」の「原稿サイズ混在」()の手順2以降を参照してください。

保存サイズ

スキャンしたデータの保存サイズを設定します。

[自動]

[読み取りサイズ]と[倍率]の設定をもとに自動で保存サイズを設定します。

[定形]

選択した定形サイズで保存します。

[登録用紙]

あらかじめ管理者が登録した不定形用紙サイズで保存します。

[数値入力]

未登録の不定形用紙サイズを設定して保存します。

  1. [保存サイズ]をタッチする

    [保存サイズ]画面が表示されます。

  2. 保存サイズを選択する

  3. [OK]をタッチする

ブック原稿

本などの中央(とじ部分)にできる影を消去します。

詳しくは、「コピー」の「ブック原稿」()を参照してください。

  • [ブック原稿]と[両面 / 片面]は併用できません。(両面 / 片面

ページ分割

本などの見開きページを左右に分割して読み取ります。

詳しくは、「コピー」の「ページ分割」()を参照してください。

暗証番号

スキャンジョブを本機の内蔵SSDに保存するときに、暗証番号をつけます。ここで設定した暗証番号は、RISOコンソールを使用してパソコンにダウンロードするときに必要です。

[OFF]/[ON]

数値入力(8桁以内)

  1. [暗証番号]をタッチする

    [暗証番号]画面が表示されます。

  2. [ON]をタッチする

  3. テンキーで暗証番号を入力する

  4. [OK]をタッチする

原稿種類

適切な画像処理をして保存するために、原稿の種類を選択します。

[文字写真]

文字と写真が混在している場合に選択します。

[文字]

書類やイラストなどの場合に選択します。

[写真]

写真などの場合に選択します。

  1. [原稿種類]をタッチする

    [原稿種類]画面が表示されます。

  2. 原稿の種類を選択する

  3. [OK]をタッチする

ガンマ補正

原稿を読み取るときの色バランスを補正します。

詳しくは、「コピー」の「ガンマ補正」()を参照してください。

  • [カラーモード]で[グレースケール]または[白黒]が選択されている場合、ガンマ値を補正できるのはKのみです。C~R、M~G、Y~Bの補正はできません。(カラーモード」)

画像詳細設定

原稿に適した画像処理を設定します。

詳しくは、「コピー」の「画像詳細設定」()を参照してください。

地色除去

背景に色の付いた文字原稿や色紙など、スキャンすると文字が読みにくい場合に、背景色(地色)だけを薄くします。

詳しくは、「コピー」の「地色除去」()を参照してください。

倍率

スキャンしたデータを拡大または縮小します。

[等倍(100%)]

拡大や縮小はしません。

[自動]

[読み取りサイズ]と[保存サイズ]の設定をもとに自動で倍率を設定します。

[縮小]/[拡大]

選択した倍率で拡大または縮小します。

数値入力

任意の倍率で拡大または縮小します。

  1. [倍率]をタッチする

    [倍率]画面が表示されます。

  2. 倍率を設定する

    任意の倍率を設定したい場合は、[][]をタッチして設定します。テンキーでも入力できます。

  3. [OK]をタッチする

スキャンジョブ結合

異なる設定でスキャンした原稿を1つのジョブにまとめます。
スキャンした原稿は、1つの文書ファイルとして保存されます。

[OFF][ON]

  1. [スキャンジョブ結合]をタッチする

    [スキャンジョブ結合]画面が表示されます。

  2. [ON]をタッチする

  3. [OK]をタッチする

  4. 原稿をセットし、[スタート]キーを押す

    原稿の読み取りが開始され、完了すると[確認]画面が表示されます。

  5. [設定変更]をタッチする

    スキャンの設定画面が表示されます。

  6. 必要に応じてスキャンの設定を変更する

    • 2回目以降のスキャンでは、スキャン機能は以下の設定のみ変更できます。
      [カラーモード]/[両面/片面]/[読み取り濃度]/[原稿セット方向]/[ブック原稿]/[原稿種類]/[ガンマ補正]/[画像詳細設定]/[地色除去]

  7. 次の原稿をセットし、[スタート]キーを押す

    原稿の読み取りが開始され、完了すると[確認]画面が表示されます。

  8. 必要に応じて、手順5~7を繰り返す

    設定を変更しない場合は、メッセージに従って操作してください。

  9. [確認]画面で[読み取り終了]をタッチする

    読み取った原稿が1つの文書ファイルとして保存されます。