創業から70年、世界に類のないものづくりを続けてきた理想科学は、多枚数のプリントをより速く、リーズナブルに処理したいというお客様に最適なソリューションを提供してまいりました。
そして今年、オルフィスとリソグラフから新シリーズが一挙登場。際立つ高速性と経済性に加え、耐久性、画像再現性、操作性や環境性能の向上など、さまざまな環境におけるさらなる効率的なプリントワークを実現します。
＊1 オルフィスGD9630/9631の場合。A4普通紙片面横送り、標準設定連続プリント、GDフェイスダウン排紙トレイ使用時。2016年2月現在販売の枚葉（カット紙）オフィス用カラープリンターにおいて世界最速（当社調べ）。5色のインクで階調表現を美しく。高速性・耐久性も向上
世界最速のプリントスピードを誇るオルフィスのフラッグシップモデルとして、本機ではさらなる高速化、耐久性の向上、そして高水準の画質を実現しました。今回初めて採用したのが5色のインク。従来のCMYKの4色にグレイインクを加えることで色の再現性が向上し、写真などの精細な階調表現が可能になりました。また、黒色度の高いインクの採用、新開発のリアル解像度600dpiのプリントヘッドによりくっきりとした文字を出せるように。毎分160枚という高速性能を実現したと同時に、そのスピードを損ねることなく大幅な高画質化にも成功しました。さらに、用紙搬送に用いるローラーにダイヤモンドコーティングを採用するなど、さまざまな部品の強度を見直すことで、耐久性が従来の600万枚から1000万枚まで向上。オルフィスの高速プリントに追随すべく各オプションも一新。製本・封かんなどのさまざまな後処理加工を自動化し、内製の効率も高まりました。高速で、かつ美しいハイボリュームプリントをぜひご体験ください。
＊2 A4普通紙片面横送り、標準設定連続プリント、FWフェイスダウン排紙トレイ使用時。ミリ単位でユニットをスリム化し、コンパクト設計を実現
ハイボリュームのニーズがありながらも設置スペースやさまざまな環境上の都合でオルフィスが導入できなかったというお客様に向けて、オルフィスの高い生産性は維持したまま、コンパクト設計とユーザビリティの大幅向上に臨みました。各設計者はミリ単位でユニットのサイズを削っていったほか、機械本体内の用紙搬送経路なども再検討。配置の隙間を少しずつ小さくしていくことで、従来より30％スリム化に成功。狭い場所にも設置していただけるようになりました。オフィスでの使用を想定し、静音設計も実現。さらにどなたにも見やすく操作しやすいよう、操作パネルには角度を自由に変えられる「チルト式液晶操作パネル」を採用しました。さまざまなオフィス環境で、できるだけ多くの方に使っていただけたらと思っています。
＊3 ハイスピードモード設定時、ドラム内部の温度が15℃以上の場合。米ぬか油にいち早く注目し、孔版印刷初のライスインクを採用
リソグラフSFシリーズは、従来のSDシリーズに比べ基本性能を向上し、毎分150枚の印刷速度、600dpiの高い読み取り解像度を実現しました。さらに、黒インクには孔版印刷初となるライスインクを採用しています。より環境に配慮した製品づくりのため、理想科学はいち早く米ぬか油の活用に注目。これまで廃棄されてきた米ぬかを利用することが環境に良いだけでなく、抗酸化成分を豊富に含む米ぬか油の特性を活かすことで、品質安定性の高いライスインクの開発に成功しました。また、国産米ぬか油は国内インク工場までの輸送距離が短く、輸送時のCO2排出量を低減します。ライスインクがリソグラフのスタンダードモデルに採用されることで、世界中のお客様に届けられることを楽しみにしています。
全国各地で開催。「RISO FUTURE LIVE! 2016」
新たな3シリーズのお披露目となった「RISO FUTURE LIVE! 2016」。
展示会は東京を皮切りに全国7都市で開催され、13,000人を超える来場者が訪れました。いち早く新機種それぞれの性能を体感したお客様からは、圧倒的なプリントスピードはもちろんのこと、発色の美しさやコンパクト設計、経済性などに多くの驚きの声が上がりました。そのほか会場では、プリントワークのさらなる効率化を実現する各種オプションやソリューションも展示。大盛況となりました。
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