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「理想の詩」Close Up(2017年夏号)

ファッションとモノづくりの楽しさを体験

東京都稲城市の「よみうりランド」内にある、モノづくりが体験できる
話題のエリア「グッジョバ!!」で、ゴッコプロを使った「Tシャツデザインコンテスト」が開催された。
子どもたちはどんな風にモノづくりを楽しんだのだろうか。

3月下旬の3連休に行われたTシャツデザインコンテストは、連日多くの親子で賑わった。当初150名を予定していたが、最終的に定員を上回る163名がワークショップに参加した。

手軽に本格的なシルクスクリーンを体験

「グッジョバ!!」は、自動車、食品、ファッション、文具の4つの「factory」で構成された、モノづくりが体験できる話題のエリア。その一角で、理想科学のデジタルスクリーン製版機ゴッコプロを用いた「Tシャツデザインコンテスト」が3日間にわたり開催された。コラボレーションの相手となったのは、当エリア内で、洋服の製造工程を体験できる「FASHION factory」をプロデュースするアパレルメーカーの株式会社ワールド。「モノづくりとファッションの楽しさを同時に体験できるイベントとして、今回の企画が実現しました。本格的なシルクスクリーンが手軽に体験できるのは理想科学さんのゴッコプロだけ。自分が描いた絵を刷る楽しさを味わってもらえたら」と株式会社ワールド広報部の阿部あゆ子さんは話す。
 ワークショップでは、子どもたちが思い思いに描いた絵をスタッフがスキャンし、ゴッコプロで製版。続いて子どもたちが、赤、青、緑のインクを使ってTシャツに印刷していった。できあがったTシャツを手に笑顔の子どもたちからは「自分だけのTシャツができてよかった。学校に着ていきたい」「デザインを考えるのは大変だったけど楽しかった」などの声が聞かれた。
「子どもたちには、遊びやエンターテインメントを通してモノづくりへの関心を持ってほしい」と話すのは株式会社よみうりランド遊園地事業本部の担当課長であり、FASHION factory館長の斉藤大隆さん。「子どもたちの将来の夢にもつながれば」と続ける。理想科学プリントクリエイト事業部で今回のワークショップを担当した上杉知也は「『グッジョバ!!』のコンセプトや、よみうりランド、ワールド両社の姿勢に共感するところがあります。その場でデザイン、製版、印刷までできる簡易性と臨場感、そしてその日に持ち帰れるスピード感という、ゴッコプロならではの特長が存分に生かせたイベントだと思います」と振り返る。  異なる業種の3社が一体となり、子どもたちにファッションやモノづくりの楽しさを体験してもらう貴重な機会となった。

スタッフが絵をスキャンしデータ化。ゴッコプロに取り込む(写真左)。集中して自分だけのデザインに取り組む(写真中央)。ゴッコプロでは、ワンタッチで画像データがシルクのマスターに製版される(写真右)。
マスターを枠張りした後はいよいよ印刷。恐る恐る枠を持ち上げ、仕上がりを確認。
Tシャツデザインコンテストで使用された理想科学のデジタルスクリーン製版機
「GOCCOPRO 100」。

FASHION factoryではよみうりランドとワールドの企画により月替わりでさまざまなワークショップを開催。「子どもたちに本物のシルクスクリーンを手軽に体験してもらいたい」という思いに見事理想科学のゴッコプロが応える形で今回の企画が実現した。

株式会社よみうりランド
遊園地事業本部課長 兼 FASHION factory館長
斉藤 大隆さん

よみうりランドグッジョバ!!

「グッジョバ!!」は2016年3月によみうりランド内にオープンした、遊びながら、能動的に、さまざまな業種のモノづくりが体験できるエリア。3月18日〜20日の3日間にわたる今回のワークショップイベントで作成された163枚のTシャツはよみうりランド、ワールド、理想科学の3社による厳正な審査の後、優秀作品が選ばれた。

株式会社ワールド
広報部
阿部 あゆ子さん
理想科学工業
プリントクリエイト事業部
上杉 知也

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