HOME > 知る・学ぶ > 理想の詩 > 「理想の詩」教えて!理想先生(2022年夏号)

「理想の詩」教えて!理想先生(2022年夏号)

第4回「技術」 「オルフィス」のインクジェットの印刷方式を学ぼう!

高速カラープリンター「オルフィス」の速くてキレイな印刷を可能にしている、インクジェット印刷の仕組みを解説します。

「オルフィス」はハイボリュームプリントに最適な高速カラープリンター。ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、グレイの5色を採用し、なめらかで鮮やかな色再現が可能です。

「オルフィス」はなぜ速い?

「オルフィス」の最高毎分165枚※1という世界最速プリントスピードを可能にしているのが、A3ワイド相当の用紙短辺幅を一度に印字できる「ライン型インクジェット印字ヘッド」。ヘッドの下を高速で通過する用紙に一気にインクをドロップしています。

POINT

一般的な家庭用のインクジェットプリンターだと、印字ヘッドが行ったり来たりして一定幅ずつインクを吹きつけますが、「オルフィス」は用紙幅分のインクを一気にドロップ。効率よい印字によって高速化を可能にしています。

「オルフィス」はなぜキレイ?

「オルフィス」は直径23ミクロンの微小なインク滴を、時速約30kmのスピードで1.5mm離れた用紙に正確に着弾させます。この“速くて正確な着弾コントロール”により、「オルフィス」は高速できれいなプリントを実現しています。

POINT

吐出が正確でなければ、インク滴が揃ったきれいな印刷にはなりません。「オルフィス」のインクドロップ精度は、言わば走行中の新幹線の指定座席に陸橋から飛び乗るくらい、正確です。

世界最速「オルフィス」の用紙搬送技術

「オルフィス」では印字ヘッドの下に次々と送られてくる用紙の間隔を最大限短くし、さらに用紙の種類やサイズに関わらず、用紙への負荷を抑えながら一定の間隔を保つよう、細かく制御。50を超えるセンサーが、ローラーの回転速度や用紙の状態などを検知し、異常があれば即時補正します。

POINT

「オルフィス」では独自の油性顔料インクを使用。用紙に波打ちやカールが起こりやすい水性インクと異なり、用紙変形が少なく速乾性に優れ、後処理加工もスムーズに行えます。

今回の理想先生
開発本部・ ツジノさん

インクジェット製品のインク送液系の設計を担当。
週末はゴルフの練習に励んでいます。

TOPIC1

世界最速のプリントスピード

「オルフィスGL」は最高165枚/分※1の世界最速プリントスピードと、スキャン、コピーでも高速処理が可能。高い生産性を誇ります。
詳しくはこちら

TOPIC2

カラーなのに低ランニングコスト

「オルフィス」独自のカラープロファイル「ComuColor StandardTM」により、画像に適した画質でプリント。インクを無駄なく使うことで経済的なプリントコストを実現します。
詳しくはこちら

※1:オルフィスGL9730プレミアム/GL9730/GL9731の場合。A4普通紙横送り、標準設定連続プリント、GDフェイスダウン排紙トレイ使用時。オフィス用カラープリンターにおいて世界最速(データ・サプライ調べ:2021年9月現在)。

※2:オルフィスGL9730プレミアム/GL9730/GL9731の場合。A4普通紙横送り、標準設定連続プリント、GDフェイスダウン排紙トレイ使用時。

※3:A4普通紙片面、RISO GLインク F使用時。カラーは解像度300dpi、測定画像にISO/IEC24712に定めるパターンを使用し、ISO/IEC24711にならいRISO独自の測定方法によって算出。モノクロは解像度600dpi、測定画像にISO/IEC19752に定めるパターンを使用し、ISO/IEC24711にならいRISO独自の測定方法によって算出。シアンまたはマゼンタ単色は解像度300dpi、測定画像にISO/IEC19752に定めるパターンを使用し、ISO/IEC24711にならいRISO独自の測定方法によって算出。用紙代別。

『理想の詩』をお届けします。

本誌の定期送付(無料)をご希望の方は、ホームページの講読申し込みフォームまたは、ハガキに郵便番号、住所(希望送付先* 日本国内に限ります)、氏名(フリガナ)、電話番号をご記入の上、下記までお申し込みください。


・お申し込み先(ハガキ)
〒108-8385 東京都港区芝5-34-7 田町センタービル
理想科学工業株式会社 広報部『理想の詩』編集係

このページのトップへ