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「理想の詩」教えて!理想先生(2024年冬号)

正確な印刷を支えるセンサー

世界最速、優れた生産性を誇る「オルフィス」の高速性と正確性を支えるセンサーに注目。中でもCIS(Contact Image Sensor)と呼ばれる画像センサーや用紙先端検出センサーの、役割や特徴などをご紹介します。

帳票印刷で活躍する「オルフィス」に欠かせないのが、用紙の位置をウォッチ、補正し、正確な印字を実現してくれる3つのセンサー、CIS/用紙先端検出センサー(反射センサー/透過センサー)です。

センサーが支える「オルフィス」の高速性と正確性

毎分165枚という、世界最速のプリント速度を誇る「オルフィス」。その高速性と正確性は、「オルフィス」本体の中で活躍する何種類ものセンサーの活躍によって支えられています。特にCISと呼ばれる画像センサー、用紙先端検出センサーは、高速搬送されてくる用紙の位置(天地左右)を瞬時に検出して素早く補正。高速性能と、正確な位置に印字する確実性の両立を実現させています。

POINT

帳票市場で欠かせないバリアブル印刷では、レイアウト内に可変情報を正しく印字する正確性が何よりも重要。「オルフィス」ならプレプリント紙への印刷も安心して行っていただけます。

覗いてみよう!各種センサーの働きとその効果

高速搬送されてくる用紙に正確に印字するため、「オルフィス」内では各種センサーがさまざまな役割を果たしています。5色のインクが吐出されるライン型インクヘッドから、同じ画素位置(約84ミクロン)に印字させるには高い精度が求められますが、ベルトの厚みやローラーの形状により、用紙の移動速度は必ずしも一定ではありません。各種センサーで細かな位置を計測、インク吐出のタイミングを補正しています。

POINT

秒速700mmの高速で搬送されてくる用紙に、ライン型の5色のヘッドからインクを吐出し、同じドット位置に印字するよう制御。300dpiの場合、1画素のサイズは髪の毛1本の断面とほぼ同じ約1/10ミリ(約84ミクロン)と精密さが必要になります。

より速く、より便利に。部門間連携で開発に挑む

画像の再現性のクオリティ、大量印刷に耐えうる耐久性、安心して使っていただけるメンテナンス性、環境性能と安全性、そして導入しやすいコストと確実にお手元にお届けするデリバリーまで。お客様のより良い印刷環境実現のために、メカ(機械)部門、エレキ(電気)部門、ソフト部門、サプライ(化学)部門が密に連携しながら開発にあたっています。

TOPIC1

世界最速インクジェットプリンター「オルフィスGL」
理想科学のフラッグシップ商品、「オルフィスGL」は、片面毎分165枚、両面毎分82枚という世界最速のプリントスピードを誇ります。スキャンやコピーの処理能力も高速。圧倒的な生産性で大量プリント業務を支えます。詳細はこちら

TOPIC2

理想科学独自のインクジェットテクノロジー
ライン型インクジェット方式の採用と、理想科学が独自に開発した油性顔料インク、高速用紙搬送が、「オルフィス」の世界最速プリントスピードと高い生産性、安心して使用できる信頼性を実現しています。詳細はこちら

今回の理想先生
開発本部ME開発部・クボタさん
趣味はゴルフでベストスコアは84。競技ゴルフにも興味があります。

開発本部EL開発部・フジワラさん
息子が大の電車好き。週末は家族全員で電車旅を楽しんでいます。

※オルフィスGL9730プレミアム/GL9730/GL9731の場合。A4普通紙片面横送り、標準設定連続プリント、GDフェイスダウン排紙トレイ使用時。オフィス用カラープリンターにおいて世界最速(データ・サプライ調べ:2024年3月現在)。

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