7月4日に、理想科学の子会社である、タイ・アユタヤ県のRISO INDUSTRY（THAILAND）CO.,LTDでロジャナ工場の開業式が開催されました。
　式は僧侶を招いたタイの伝統的なスタイルで執り行われ、オープニングセレモニーの後は工場見学や民族舞踊の披露など、さまざまなイベントが実施されました。
　中国に続く海外生産拠点としてタイに工場を新設することにより、デジタル印刷機「リソグラフシリーズ」は全機種を海外で生産することになりました。今後とも品質第一をモットーに安心してお使いいただける製品の供給に努めます。

　5月から9月までの間、全国各地で「RISOフェア」を開催しています。高速カラープリンター「オルフィスシリーズ」、デジタル印刷機「リソグラフシリーズ」などを一堂に展示。さまざまなシーンで役立つ活用方法をご提案します。詳しい日程はホームページをご覧ください。

　7月14日に小布施町（長野県）でデジタルスクリーン製版機「GOCCOPRO 100」と「RISOスクリーンインク」を使ってオーガニックコットンのTシャツに絵を描くワークショップが開催されました。
　今回のワークショップは、約2000人を集めた「おぶせTシャツ畑」というTシャツアート展の中で実施。理想科学が開催協力し、「GOCCOPRO 100」で下絵を印刷したり、「RISOスクリーンインク」で筆を使って色をつけるというものです。『理想の詩』の表紙を手がける有田昌史氏も来場。総勢111名、大人から子どもまで楽しくTシャツ制作に取り組みました。参加者からは「自分だけのオリジナルTシャツができてうれしい」など、さまざまなコメントをいただきました。

　理想科学は2006年から全国の中・高等学校の要望に応じ、訪問学習の受け入れを実施しています。今年は6月27日に神奈川県川崎市立有馬中学校の生徒5人が本社を訪れました。
　生徒らははじめに会議室で理想科学の概要や主力製品などについて説明を受けた後、ショールームで「オルフィス」と「リソグラフ」を見学しました。生徒からは「印刷機が被災地で活躍したという話に驚きました」などの感想が寄せられました。