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「理想の詩」Close Up(2025年冬号)
小中高の教材を集中印刷! アメリカの教育現場で活躍する「ComColor」
アメリカ・ルイジアナ州のある学区では、学区内で使用されるさまざまな教材の印刷に「ComColor」を活用。迅速に無駄なく教材が製作できているほか、それまではモノクロだった教材のカラー化も実現し、好評を得ているという。その様子をレポートする。
イースト・バトンルージュ学区の印刷部門が置かれた建物の前で笑顔を見せる、責任者のシンプソン氏(写真右)と、職員のお2人。
ルイジアナ州の学区内印刷を「ComColor」が一手に引き受ける
アメリカ南部、ルイジアナ州の中央部にあるのが、州内最多の人口を抱えるイースト・バトンルージュ郡。同学区にはおよそ80にのぼる小学校、中学校、高等学校、専門学校などが存在し、約4万人の児童・生徒たちが学んでいる。「子どもたちに直接会うことはありませんが、彼らの教育に関わることができ嬉しく思います」と話すのは、イースト・バトンルージュ学区における印刷部門責任者のチャド・シンプソン氏。同学区の印刷部門では、全編カラーの教材や就学前教育向け教材から、冊子や配布資料、成績表や報告書、保護者向けの記入用紙、卒業式のイベントチケットまで、実に多岐にわたる印刷を日々行っており、「ComColor(日本名:オルフィス)」3台がフル稼働している。
「最小限のコストで可能な限り高品質な印刷物を製作し、子どもたちの教育に還元したい」と話すシンプソン氏。以前はカラー教材の一部を外注していたが、予算を圧迫していたほか、納品までの期間が長いこと、注文通りの部数が届かないといったトラブルの多発、カリキュラムの変更によって教材に無駄が出てしまうなどの課題があった。低コストで速く大量のカラー印刷を可能にするプリンターを探す中で「ComColor」を知り、導入してからは、それらの課題がすべて解消されたという。「以前は経済的に諦めていたカラーでの教材印刷もできるようになり、納期も大幅に短縮、緊急の追加印刷や修正も即日対応できるようになり、非常に助かっています」と笑顔だ。
現在「ComColor」で月に100〜150万枚の印刷を行っており、年間で製作する教材の数は実に10万冊以上にのぼる。今後はすべての教材の内製化を進め、将来的には複数学区を対象とした統合的な印刷体制の構築を学区に提案したいとも語るシンプソン氏。アメリカの未来を担う子どもたちを、教育面で力強く下支えする「ComColor」。今後も現場に欠かせない存在として活躍してくれるだろう。
プリントコントローラーとの併用で設定をプリセットすることが可能なため、オペレーター以外の誰が操作してもすべての教材を同じ設定で印刷することができる。
現場で活躍する「ComColor」。「高い生産性にも関わらず省スペース性も兼ね備えており、さらに標準的な家庭用コンセントに差し込むだけでよいので、設置場所の選定や準備が楽で助かりました」とシンプソン氏。
イースト・バトンルージュ学区印刷部門
アメリカ合衆国ルイジアナ州イースト・バトンルージュ学区の印刷部門は、「学区内の印刷物を、プロフェッショナルな品質かつ低コストで、迅速に提供すること」を理念に、日々の印刷業務にあたっている。
お話をうかがったチャド・シンプソン氏

RISO, Inc. ナショナルインプラント営業 ボビー・ウィン氏
RISOのインクジェット技術を通して、教材のカラー化や学校教育に貢献できたことを大変光栄に思います。また、学区内印刷の生産性向上やコスト削減をサポートすることができ心から嬉しく思っております。
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理想科学工業株式会社 広報部『理想の詩』編集係



