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「理想の詩」Close Up(2026年春号)

事業の成長と地域の雇用に「GOCCOPRO」×「VOLT」が貢献!

東京都に本社を構え、Tシャツなどのオリジナルプリント事業を展開する有限会社タカハマライフアート。徳島県三好市のサテライトオフィスでは、「GOCCOPRO」と「VOLT」がTシャツ制作にフル稼働しているという。その現場を訪ねた。

タカハマライフアート社が徳島工場を構える、1874(明治7)年創立の旧三好市立大和小学校。吉野川の中流域西岸、緑豊かな山間部に位置する。

廃校を工場として活用し、安定的に量産できる環境が一気に実現

四国山地を横断する清流、吉野川が中心を流れる、徳島県三好市。その山間部にある廃校となった小学校を、オリジナルプリント専門の印刷工場として活用しているのが有限会社タカハマライフアートだ。「本社は東京ですが、コロナ禍をきっかけに人手の確保や生産性の向上を図る過程で、縁あって企業誘致支援を進めている徳島県三好市の取り組みを知りました」。そう話すのは、同社の代表取締役社長、高濱はるなさん。現地に赴き、自然の豊かさや人の温かさ、何より広々とした旧校舎そのものをオフィスとして活用できると知り、「夢のよう」と思ったとのこと。2020年に正式にサテライトオフィスとして稼働が始まり、現在12名の地元住民が印刷業務にあたっている。
その徳島工場に設置されているのが、デジタルスクリーン製版機「GOCCOPRO」3台と、大型の全電動自動スクリーン印刷機「VOLT」2台だ。「『GOCCOPRO』の導入は10年以上前。製版工程が格段に効率化できるのが決め手でした」と高濱さん。大型機械が設置できるサテライトオフィスの開設に合わせて、「VOLT」も導入。安定的に量産できる体制が一気に整備された。「おかげさまで大口の受注も問題なく受けられて助かっています」と話す。
同社の徳島工場がもたらしているもう一つの大きな効果は、地域社会の活性化だ。「GOCCOPRO」「VOLT」はいずれも操作に特別なスキルは不要で、従業員は誰でも無理なく作業にあたれる。貴重な雇用機会にもなっており、地域全体に活気を生み出している。現場で働く従業員も、「自分たちが関わったTシャツがメディアに取り上げられることもあって、嬉しいですね」と笑顔だ。「今後は色の表現などでより付加価値の高い商品開発を行い、社員にも還元していけたら」と高濱さん。「GOCCOPRO」と「VOLT」が、事業成長と地域活性化を力強く後押しする姿があった。

物販用やスタッフ制服、企業ブランディング用ノベルティ、社内イベント用など、多彩なニーズに応えるプリントサービスを提供している。

徳島工場に設置されている「GOCCOPRO QS1836」。プリンター感覚でA3サイズの製版がスピーディーに行える。乳剤を使用しないため、洗い場などの設備も不要。

「VOLT」は全電動自動スクリーン印刷機。高い生産効率を可能にする。

徳島県三好市の中央を流れる吉野川。国の天然記念物としても知られる大歩危峡(おおぼけきょう)などの名勝を生み出している。

校内には掲示物や備品類があえて残されている。卒業生もたまに訪れるという同工場は、これからも地域のふるさととしてあり続ける。

有限会社タカハマライフアート
1997(平成9)年、看板や衣類などの印刷事業開始。翌年同社設立。2004(平成16)年、プリント媒体を衣類に特化。"業界一早くお客様に"をスローガンに掲げる。2020(令和2)年、徳島工場設立。顧客一人ひとりに向き合った提案、早い納期と早い対応を実現している。写真はお話をうかがった代表取締役社長の高濱はるなさん。

理想科学工業 プリントクリエイト事業部 山本 萌
徳島工場ではものづくりを通じた地域活性化を強く感じました。今後もスクリーン印刷の新たな手法を通じて、お客様のビジネスの可能性を広げるお手伝いをしていきたいと思います。

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