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サプライヤーとのかかわり

理想科学は環境に配慮した製品を開発、生産、販売、リサイクルするため、環境負荷の少ない部品、原材料などの調達を、サプライヤーとのパートナーシップによって、推進しています。

サプライヤー、調達品についての品質基準を設定

「理想科学グループ グリーン調達基準」説明会

製品を構成する部品、原材料、補助材(生産の際に使用する接着剤、はんだ、塗料など)は、「理想科学グループ グリーン調達基準」に則り、基準をクリアしたものを調達しています。調達先のサプライヤーに対しては、環境関連法・条例などの遵守、当社の環境関連物質の規制の遵守とともに、ISO14001などの環境マネジメントシステムの構築と運用を求めています。調達方針、調達基準の徹底を図り理解を深めていただくため、日本国内および中国で「グリーン調達基準説明会」を開催しました。
環境マネジメントシステムの構築・運用が未整備なサプライヤーに対しては、エコステージ※の認証取得を支援して、サプライチェーン全体での環境配慮に努めています。
※環境マネジメントシステムの一種。一般社団法人エコステージ協会が評価・認証を行っている。

海外でのサプライヤー監査とパートナーシップによる品質改善の取り組み

中国でのサプライヤー監査

海外の生産工場では、部品を現地で調達しています。中国での調達を管理している理想工業(香港)では、理想工業(深圳)の品質管理部門と協力して、品質の改善が必要とされるサプライヤーの監査を行い、対策や管理体制について指導しています。今後もパートナーシップのもと、サプライヤーの皆様と協力して品質の継続的向上を図り、不良部品の削減につなげていきます。

製品含有化学物質情報シート記入説明会を開催(日本・中国)

「AIS」記入説明会用資料

世界各国の環境規制により、製品のライフサイクルを通じて含有化学物質を適正に管理し、含有情報を明らかにする要求が高まっています。理想科学では、JAMP(アーティクルマネジメント推進協議会)が推奨する情報伝達シート「AIS」※を活用して、REACH(欧州化学品規制)で定められた 化学物質情報の報告義務にも対応しています。2012年は、日本と中国の調達先に対してAIS作成の説明会を実施し、より正確かつ効率的な情報収集体制の構築を進めました。
※製品含有化学物質情報を伝達するための情報伝達シート。成形品の「質量」「部位」「材質」「管理対象法規に該当する物質の含有有無・物質名・含有量・成形品当たりの濃度」などの情報を記載し、サプライチェーンの川下側へ伝達するために使用される。

責任ある鉱物調達への取り組み

コンゴ民主共和国およびその隣接国から採掘されたすず、タンタル、タングステン、金などの鉱物資源は紛争鉱物と呼ばれ世界各国で規制化が進められています。当社はこれらの紛争鉱物について法令を遵守した取り組みを行ないます。
調達先に対しサプライチェーンにおける紛争鉱物リスクの調査を 2021 年から実施しています。Responsible Minerals Initiative(RMI)が定める仕組みやツールなどを用いて、調査を進めます。

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