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宝塚市立宝塚第一中学校の体験活動授業に理想科学が協力

2021年12月20日、21日の2日間、理想科学は宝塚市立宝塚第一中学校で体験活動授業を実施しました。本授業は、兵庫県で1998年から行われている「トライやる・ウィーク」と題した取り組みの一環として行われました。職場体験、福祉体験、勤労生産活動など様々な体験活動など、働くことの意義や楽しさを実感し、社会の一員としての自覚を高めるなど、生徒が自分の生き方を見つけられるよう支援することを目的としています。

印刷の仕組みを学んだ後、スクリーン印刷を体験

会社紹介に耳を傾け、孔版印刷の仕組みを学ぶ生徒たち

会社紹介に耳を傾け、孔版印刷の仕組みを学ぶ生徒たち

授業に参加したのは、中学2年生の4クラス、合計145名。理想科学の会社案内から始まり、オルフィスやリソグラフの印刷デモンストレーション、続いてスクリーン印刷の仕組みを学んだ後、生徒が描いたデッサンをエコバッグに小型スクリーン製版機「MiScreen a4」を使って製版し、スクリーン印刷する体験授業を行いました。

参加した生徒からは「1つのものを作るためにどのように工夫したらよいのか、1から考えて作るのはとても難しいと学ぶことができました」、「楽しく制作したエコバッグを地球環境のためにも使いたい」、「印刷の仕組みに興味がわきました。家で調べてみたいです」、「コロナ禍で行事が中止になる中、今日はとても楽しい体験ができ、あっという間の二時間でした」等の声が聞かれました。

真剣な眼差しで「MiScreen a4」で製版する生徒 真剣な眼差しで「MiScreen a4」で製版する生徒
高速カラープリンター「オルフィス」のスピードを体験 高速カラープリンター「オルフィス」のスピードを体験

宝塚市教育委員会や教職員の先生方が授業を視察

授業を実施した理想科学の担当からは、「校長、教頭、クラス担当の教職員の先生方に授業を興味深くご覧いただきました。また、宝塚市教育委員会、宝塚市広報部担当者の方々も授業を視察され、来年度以降の『トライやる・ウィーク』に市内の他校でも開催してみたいとご相談がありました。」と話します。

宝塚市教育委員会 学校教育課 加藤圭亮さんは、「現代の子どもたちにとって、印刷できることは当たり前のこととなっていますが、この体験を通して、印刷技術についてじっくりと学ぶ機会となったと感じております。プリントゴッコの実演やスクリーン印刷をエコバックづくりで体験することができ、最新の技術についてより身近に感じる機会にもなったと感じました。丁寧に接してくださるスタッフさんの姿からも学ぶことが多かったと思います。」と感想を述べられました。


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