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企業における資源循環への取り組み

製品の開発・設計における取り組み

製品の開発・設計の段階から、生産、流通、お客様のご使用、さらにはリサイクル、廃棄にいたるまで、製品ライフサイクルの全ての段階を通じて環境負荷を低減するよう取り組んでいます。

研究・開発の基本姿勢

当社は「世界に類のないものを創る」を開発ポリシーとして、先進のプリントソリューションを提供するさまざまな製品を開発してきました。
高速カラープリンター「オルフィスシリーズ」で採用されている高速のインクジェット技術などの新技術分野でも積極的に研究・開発を行っています。
こうした開発姿勢は、当社の代表的製品である「リソグラフ」における環境負荷低減設計や、「ライスインク」などの環境配慮型製品の開発にも活かされています。

製品への環境配慮の実施プロセス

商品企画から量産にいたる過程を5つのステージに分割し、製品に対する環境配慮を計画的に実施しています。
各ステージでは、環境配慮とともに品質、コスト、日程などを「ステージターゲット」として定め、その達成度および計画の進捗状況を確認のうえ、次のステージに移行できるかどうかを判定しています。
ステージターゲットの環境配慮事項には、省エネルギー、省資源、リユース・リサイクル、廃棄などが含まれています。これらの事項を「e-アセスメント」と言う当社独自の手法でより厳しく確認していきます。

*1:3Rとは、リデュース(Reduce:廃棄物の発生抑制)、リユース(Reuse:廃棄物の再使用)、リサイクル(Recycle:廃棄物の再資源化)の3つの頭文字をとった言葉です。

※次のステージに進む際には移行判定会議を行っています。

資源循環への取り組み

「使用済み製品は廃棄物ではなく、貴重な資源である」との考え方のもと、使用済み製品・部品は可能な限り再利用を行っています。
そのためにも、再利用に配慮した開発・設計を行っています。

生産における取り組み

「気候変動対応」や「資源の有効利用」を考え、省エネルギー活動や廃棄物排出量削減などの活動を推進しています。

廃棄物の削減

3R*の推進を通して、廃棄物の排出量を削減しています。とくに再資源化されずに埋め立て処分する量を減らすことに注力しています。

*3R

Reduce(リデュース) 廃棄物の発生を抑制すること。製造、物流、使用などに関わる資源利用効率を高め、廃棄物を極力少なくすることが考えられます。
Reuse(リユース) 廃棄物を再使用すること。使用済みとなった製品を回収し、洗浄、検品などの適切な処置を行った後、製品や部品として使用することが考えられます。
Recycle(リサイクル) 廃棄物を再資源化したり、再生利用したりすること。廃棄されたものを原材料とするなど、別な形で利用することが考えられます。

販売・物流における取り組み

環境負荷の低い輸送手段への転換(モーダルシフト)の推進や、繰り返し使用ができる梱包資材の採用などを通じて、販売・物流時のCO2排出量や廃棄物の低減に取り組んでいます。

使い捨て梱包材の使用削減

物流時に発生する廃棄物削減の一環として、リターナブルラックを繰り返し使用することにより、使い捨てとなるダンボールや発泡スチロールなどの梱包材の使用量を削減しています。

製品回収・リサイクルへの取り組み

「使用済みの製品は廃棄物ではなく、貴重な資源である」との考えのもと、使用済み製品や消耗品の回収・リサイクルシステムを整備し、循環型社会の構築に積極的に取り組んでいます。

デジタル印刷機のリサイクル

日本国内で市場から回収されたデジタル印刷機を分解し、消耗部品と再使用部品に分別しています。
消耗部品は新品と交換されますが、再使用部品は当社の品質保証基準に基づいて検査され、合格したものが洗浄・清掃後、再び、製品に使用されます。組み上がった製品は、厳密な品質チェックを受けた後、リサイクル製品として出荷されます。再使用できない部品に関しては外部業者に委託し、再資源化しています。

高速インクジェットプリンターのリユース

高速インクジェットプリンターのリユースフロー

高速インクジェットプリンターのリユースフロー

日本国内で市場から回収された高速インクジェットプリンターを分解し、消耗部品と再使用部品に分別しています。
使用済みの高速インクジェットプリンターが再製造部門に届くと、検査・分解・清掃され、一部の部品を除きリユースパーツとして再利用されます。組み立て後は、印字品質を確認するテストを行い、さらなるチェックを経て、問題がなければ再出荷されます。


環境省もリユース機の有効性に注目しており、「環境に配慮したOA機器の調達に関するガイドライン」を策定しています。
同ガイドラインでは、製造段階における温室効果ガス排出量の削減に「リユース機の調達」が有効であると評価されています。また、使用段階においても、効率を維持しつつ消費電力量の低い機器の調達を推奨しています。

使用済み製品・部品のリユースパーツ化

使用済み製品・部品は可能な限り再利用を行っています。部品の一部はリユースパーツとして再利用するため回収され再製造部門で消耗部品を交換し、品質検査を経て再度市場で利用されています。

部品のリユースフロー

インクボトル・インクカートリッジのリサイクル

使用済みとなったインクボトル・インクカートリッジを市場から回収し、マテリアルリサイクル*やサーマルリサイクルにより資源の有効活用を図っています。

*マテリアルリサイクル
リサイクルには、大きく分けてマテリアルリサイクルとサーマルリサイクルの2つの手法があるといわれます。マテリアルリサイクルは、使用済み製品や生産工程から出る廃棄物を利用しやすいように処理して、製品の材料もしくは原料として使うことをいいます。

海外での回収・リサイクル活動

フランスでは、2012年から再資源化専門企業であるCONIBI社に業務を委託し、使用済みインクボトル・カートリッジの回収・リサイクル体制を強化しています。 同社は主要事務機器メーカーの共同出資により設立されており、業界を挙げた資源循環に取り組んでいます。

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