学確かな技術力と抜群のチームワークで、つねに「よりよい製品」開発を追求し続ける理想科学。
2013年に発売された世界最速カラープリンター「オルフィスEX」をはじめとする、オンリーワンのものづくりに込められた思い、こだわりとは―。
左:「オルフィスEX」生産ライン(筑波工場)。
右上・右下:消費電力を計測しながら、製品の省エネルギー化を徹底した。
省電力で、多彩な用途に応える一台
「難しい技術でも妥協しない。つねに“よりよいものを”という意識で開発にあたります」。そう話すのはOR事業開発
部の中山幸治部長。「オルフィスEXの開発では、高速性能を保持しながらいかにして省電力化を図るかが課題でした。特にスリープ時の待機電力を徹底して見直すことで、実現しました」と同部の高田淳リーダは話す。また、インクジェットでは通紙困難とされる軽量紙の高速搬送技術の確立、両面印刷に適したインク開発によって、さまざまなニーズにも対応可能に。帳票出力や自動製本、封入封かん機能などの拡張性を持たせることで、より多彩な用途に使える製品となった。
こうした特長が認められ、オルフィスEXシリーズは平成25年度省エネ大賞で「省エネルギーセンター会長賞」を受賞。賞への応募を推進した環境活動推進部の岡田博之は「優れた省エネルギー性能が公に認められ嬉しく思います」と話す。同部の笠井達也部長もこう話す。「経済的・時間的コストが抑えられるだけでなく、安心して使っていただける製品。これからもさらに強化していきます」。本当に魅力ある製品づくりへの挑戦は、今後も続いていく。
*1 オルフィスEX9050/EX9000の場合。2014年1月現在発売の枚葉(カット紙)オフィス用カラープリンターにおいて世界最速(当社調べ)。
*2 前のモデルX9050のTEC値と比較。
*3 EX9050の1週間使用時の消費電力量(TEC値)をプリント1枚あたりに換算。
*4 平日(週5日)のビジネスアワー(8:00 〜 17:00)に動作する設定として算出 。
*5 算出は当社条件による。EX9050を使用し、製品ライフサイクルでの印刷枚数をA4サイズ288万枚として算出。