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プログラミングで万華鏡の絵柄を作り MiScreen a4でエコバッグや名刺に:沖縄県那覇市立天妃小学校
令和4年度の後期に、那覇市立天妃小学校でSTEAM教育モデル授業として、小型スクリーン製版機「MiScreen a4」を使い、プログラミングと孔版印刷体験を組み合わせた授業(全9コマ)を実施。プログラミングで作った万華鏡模様デザインをエコバッグや名刺に印刷しました。


学校と理想科学が協力しあって、モデル授業を実施

天妃小学校では、6年生3クラスに対してプログラミングと孔版印刷体験の授業を実施しました。児童たちは初めに孔版印刷方式の仕組みや万華鏡模様の特徴について学び、デザインを考えました。次にデザイン画を見ながら、タブレット端末でプログラミングに挑戦。一人ひとりがデータを仕上げたあと、4人グループに分かれ、製版・印刷授業に臨みました。


MiScreen a4でスクリーン印刷に挑戦
少し緊張した面持ちでMiScreen a4を両手で押さえて製版をスタートさせました。製版が始まると、「お〜!すごーい! 」と声を上げていました。
次にインクの色を選び、スキージの練習をしてから、1人1枚ずつ印刷します。生地をピンと張ってシワをなくすのがきれいに印刷するコツと説明すると、下敷きに生地をのせ丁寧に伸ばしていました。
参加した子どもたちからは、「頭を使って万華鏡のデザインをするのがおもしろかった」、「グループ全員で協力して楽しく印刷できた」、「ほかの友達の作品を見てそれぞれの個性も感じることができ、良い機会でした」、「世界で1枚だけのエコバッグができた!」、「グループの人の模様も良くて”みんな違ってみんないい”ってこの事だなと思いました。」と様々な感想が寄せられました。


参加した先生方の感想
先生方からは、「図工はもちろん、算数、共同学習、キャリア教育など、多要素が含まれた教材となっていてとても良かった」、「プログラミングは正解が1つではなく、いろいろな組み方があるという勉強が出来たので良かった」、「次年度、高学年の担任だったらまたやってみたい」など、今回のモデル授業を振り返りました。


後日名刺交換の授業を実施
3月8日、プログラミング授業で作成した万華鏡デザインを印刷した名刺交換の授業を実施しました。まずビジネスマナーを学びました。お辞儀の仕方などを動画で視聴しました。その後、実際に子どもたち同士で名刺交換を実施しました。プログラミングから発展した今回の名刺交換の授業を通じて、社会人に必要なコミュニケーションを体験することができました。


STEAM教育とは?
STEAM教育=Science/科学、Technology/技術、Engineering/工学、Art/芸術、Mathematics/数学を融合し、創造的に問題解決を図る人材を育成する。
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